第2話 被害者編1
登場人物
本編
尼野「
祐川「分かりました。
この祐川という男は伏見工業に勤める、至って普通の中肉中背のサラリーマン。
彼は決して仕事がとりわけできる訳ではないが、上司の尼野部長から気に入られていた。
祐川「出来ました! 尼野部長」
尼野「でかしたぞ! じゃあ、この書類を持ってお得意先の矢沢工業まで届けておくれ」
祐川「分かりました」
地理に
「遅れます、必ず書類はお届けしますので」
とりあえず電話を入れた佑川は、タバコをぷかぷか、とふかしていた。
祐川「ああー、仕事嫌だわ! 迷うしよー、転職したのが間違いだったかもな! あーあ! 前の仕事のがまだよかったよ」
佑川は、ちぇっ、と言葉を吐き捨てると、タバコの吸い殻を地面に落として、足でタバコを踏みつけたのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます