トワレ殺人事件簿1《声劇用》
西島じお
第1話 事件発覚と被害者編1
声劇用1話「事件発覚と被害者編1」
*当作品は、声劇用に編集しております!ツイキャスなどの配信等で、声劇に使用していただけるのであれば、「作者名:西島じお」又は「タイトル:トワレ殺人事件簿」を添えていただければ、作者の私以外の方が、セリフや声劇枠で投げて使用していただいても構いません。
*トワレ殺人事件簿1話では、一部の方が不快に感じるかも知れない描写が含まれます。
一応、声劇用に描写を少なくしてますが、万一読みたくない場合は1話をスルーされることをおすすめします。
*本編の小説版:トワレ
よろしければそちらも見てください。
登場人物
本編
「はぁはぁ、急がなきゃ。遅刻、遅刻。今何時だ?」
「はっ! 15時11分。後4分で
「やべっ、雨に濡れたせいで寒いわ!さみーな、おい」
高岳駅から電車に乗り、
「やべっ、漏れそう! はぁ……間に合った……って、ええええ!!」
用を足し終えて──安心感が守永成一の全身を包んだはずだった。しかし一転して、便意を感じた守永成一。
「出る出る! ああああー!」
守永成一の
事を済ませた守永成一の鼻が二つの臭いを嗅ぎ取った。
「な、匂う! 臭うぞ! これは、血の匂い?!」
トイレいっぱいに広がるかすかな血の匂い。遺体の存在を指し示していた。これから明かされるトワレ殺人事件簿の幕開けなのである。
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