第33回:ホビアニでバッドエンドは禁止?

 今回から、ちょっとした小ネタで行こうと思います。これでひと段落しそうなシリーズになりそうですが。



・今回のテーマ

 エンディングには二通りがあります。グッドエンドとバッドエンドの2通りがあるのですが……詳細は割愛します。そこがテーマではないので。良いエンディングと悪いエンディングと言えばいいでしょうか……ざっくり過ぎますが。



 ソシャゲのような作品では、まれにバッドエンドと取れそうな結末のシナリオがいくつか存在したりします。題材は何であれ……作品によっては評価も様々。それこそ非難の的になることもあるのですよ。



 そのバッドエンドを、禁じ手としているジャンルがあります。それは、ホビーアニメに分類される作品です。『ベイブレード』や『遊戯王』などに代表される玩具を売る為のアニメですね。玩具の売り上げが左右しますので、ある意味でも宣伝回のようなものがあったり、それこそ販促目的の新キャラが目立つ回だってあります。玩具が売れないようなバッドエンドを提案したとしても、メーカーからは反対されるのは確実でしょう。仮に提案が受け入れられたとしても、販促無視した作品という評価を受ける可能性だってあるのです。



 悪いエンディングといっても、それは解釈次第なので……色々と言いたい人はいると思いますが、ホビーものを題材にする場合は、その想定した商品が売れるようなシナリオにしないと、仮に小説サイトで読者の反応が良くても、玩具メーカー受けが悪くてはお話にならないという事だけは忘れないでください。

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