第2回:ガイドラインがないからといっても

 今回は前置きなしで行きます。さっくり系で。


・今回のテーマ

 逆の場合はどうなのか。もしも、我侭姫のガイドラインがなかったら好き勝手にファンアート等を書いてもいい物なのか……と言うお話です。自作の場合はブログ等で「ファンアートの範囲であればOK」(ざっくり省略)とはガイドラインを作る前にも言及しています。その為、相当なものでない限りは問題視しないとも言っております。



 では、他の作品もそうなのか? それは違います。作者が違えば二次創作の印章等も異なっており、場合によっては普通のファンアートでもNGと言う様なケースだってあるかもしれませんが……ケースバイケースなので、この辺りは掲載雑誌などでガイドラインが書かれていないか調べましょう。



 ケースバイケースと言ったのは、二次創作にも色々とあるからです。応援的な意味で書かれるようなファンアートやファンフィクション、同人活動としての二次創作もひとつと言えるでしょう。後者は『東方Project』ではよく見る事例と言えますよね。少し前に東方アレンジが様々なリズムゲームで収録されたのもご存じな方はいると思いますが……。近年は『東方キャノンボール』等のように企業が東方二次創作をするような事例が増えております。



 もしもガイドラインがなかったら? 特に同人活動で商業ばりに利益を上げてしまうと明らかにアウトと指摘されるでしょう。自作の場合は商業NGと言う訳ではないですが、大手企業の場合は直接交渉で対応みたいな流れになっております。つまり、ガイドラインを作っておかないと後々に何かあってからでは……という対策とも言えますし、炎上前提なエア二次創作等が拡散した際にも、こうしたガイドラインを作っておけば『ガイドラインに違反した事例』という風に指摘する事も可能でしょう。

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