『小さなお話し』 その78

やましん(テンパー)

『雑談』

 やましんのあたまのなかでは、だれかが、さかんに、ごちゃごちゃ、文句を言っている。


 いつもじゃない。


 寝ようとすると、ぐちゃぐちゃいい始める。


 なにいってるんだか、わからない。


 くそ。


 文句あるなら、分かるように言いなさい。


 ごしょごしょでは、わからなあいだろ。


 またく、困ったもんだ。


 睡眠導入剤のせいでは、ありませう。


 それは、タイムスリップした、むかしの、セリフらしいと、気がついた。


 しかし、はっきりしない。


 ことばが、ぼんわゎ〰️〰️〰️、と、のびてくると、熱が出てくる前兆か、すでに、でてるかで、危ないのは、経験上わかる。


 あはあ、きた、恐竜だ。


 やましんを、食べに来た。


 トイレににげ、さらに、はやく、ふとんに、逃げるのだ。


 ふとんには、さまざまな、バリアーがはってあるのです。


 くまさんや、パンださんも、警護に付いている。


 あ、歌を歌い出したな。


 そりゃあ、良い。


 大戦争にならない間に、寝ようね。


 明日が、あるのか、だれにも、証明はできない。




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