何気ない日常

食事の事だけを考えて食事に没頭する最高だよな

「お会計いいですか? 」

「お会計、1430GALAになります。」

くっ! やはり高い。 明日の朝飯どうしよ……

「1500GALAお預かりいたします、70GALAのお返しです

ありがとうございました。」

はぁ、宿に泊まって明日の朝にメロウさんの所行って、報酬を貰おう


「いらっしゃい」

「一部屋借りたいんですけど空いてますか? 」

「あいよ。 203号室だ、ごゆっくり」

203号室昨日使った部屋か

ガチャ

やっぱり綺麗な部屋だな。

ベットも枕もふかふかでいい臭いもする。

部屋は埃1つ見当たらないのになんでこんなに格安なんだ?

まぁ、いいか


あっそうだ、カロリーとお腹のゲージどうなってるんだろ?

ゲージはマックスになってるな、まぁ当然か満腹だもんな

カロリーは、3567カロリーになってる多分だけど

平均男性の一回の食事量越えてるよね?

なんなら1日食事抜いても良いレベルだよな?

気にしても仕方ない今日は寝よう


すぐ近く酒場があるにせいか、笑い声や叫び声が聞こえる

酒と言えば、レイブン元気にしてるかな? あぁ、レイブンの飯もう一度食いたいな。

なんだろう? レイブンの味付けは母親の味みたいな感じがするんだよな……

「うぅ~眠れない」

そこし、外で体を動かそう


結局武器は何にしよう? やっぱりリーチが長い槍か?

それとも、汎用もリーチもそこそこ聞く剣か? いやでも槍も先が折れても

棍棒として使えるしな。う~ん……

以外とダガー? レイブンが使ってるしな。 両手持ちって言うのも手数が増えて強いか?

でも、リーチが問題か……

二刀流!!

長いロングソードを両手に持てば……

現実味が無さすぎるな。そもそも、両手持ちだと重みに負けて逆に手数が減りそう

やっぱり槍かな? だけど剣が格好いいよな……


軽くて、リーチがあって、手数が多くて、隙が少ない武器

魔法剣士!!

遠距離魔法も使えて、盾と片手剣で隙も少ないし、片手剣は軽いから

手数も増えるし、盾もあるから攻撃も防げるし

一番現実味がなかった……

そもそも俺の属性、地属性だし! でも、片手剣はありだな

頑張ってロングソードを片手で持てるようにすれば

試して見よう

「〈創造〉石の剣」


良し出てきた早速やってみよう!

「ふん!! 」

一応持ち上がったけど

「少しあがるけど重みに負けるな……」

重すぎだろ…… 石の塊だからって

絶対普通の石じゃないって

は!!

武器を2つ持てばいいんじゃないか!

ダガーと剣の2つ持ち! もしくはそこにプラスでハンマーとかも

ハンマーって実戦で使えるのはどのくらいの長さだろ?


まぁ、ハンマーはいいや

ロングソードを少し短くして、細くすればいけるかも?

「〈創造〉石の剣」

これはこれで格好いいけど、女の華奢な剣士が持ってそうな剣ができた。

軽い!! めっちゃ軽い! 逆に軽すぎでは?試しに何か斬ってみよう

近くに木があるからそれを斬ってみよう。


まぁまぁデカイ木だな

「せい! 」

コキッ

面白くない音で折れた……

細すぎだよないくらなんでも。

刀!! 日本の代表武器の刀!

「〈創造〉石の刀」

頼むぞ! 取り敢えず軽い

「そいや! 」

おぉ~折れてないし木も斬れてる!

まぁ少しだけど斬れた、これで片手に盾を持って

もう一度

「せい! 」

進の気合いの声が町の雑踏の中に消えていく

「痛ったあ!! 」

持ちやすい様に凸凹にした持ち手の部分が手から離れ、摩擦で手の皮が少し剥けている


二度と使わない

「〈創造〉石のハンマー! 」

いい感じ

「だぁ!!」

進の掛け声と共に石の刀が砕け散った

「はぁ、槍か剣だな……」

欲張らないでリーチで頑張ろう

丁度いい感じに腹も減って疲れたし、気持ちよく眠れそうだな

宿に戻って寝よう


汗臭!! シャワー浴びたいな、宿にあるかな?

「すみませ~ん」

「なにか用かい? 」

「お風呂場ってありますか? 」

「うちに風呂場はないよ。 風呂場はここの向かいに酒場があるから

そこのを使うといい」

「ありがとうございます」


「すみませ~んお風呂貸してもらって良いですか? 」

「どうぞ500GALAになります」

たかっ!! 宿より高いってやばくない!?

「これで」

「500GALA丁度頂きましたごゆっくり~」

あっ! タオル持ってないや はぁ~思わぬ出費だな

服屋に売ってるかな? 次いでに新しい服も欲しいし、服屋が先かな

「あの~服屋に行きたいんですけど~」

「服屋なら、この向の宿屋の隣です」

「ありがとうございます」

「お客様お風呂は如なさいますか? 」

「後で入ります」

「畏まりましたまたお声かけ下さい」


明日報酬貰うし、結構使っても良いかな?

てか、ここら辺店が近いな商店街的な所なのかな?

「いらっしゃいませ~」

「タオルとか置いてますか? 」

「タオルならあそこに置いてますよ」

「ありがとうございます」

この世界にはポリエステルが存在するのか?

存在しないなら、毛皮を加工してタオルにしているのか?

俺の服は制服のままだからな。だけどなんで誰も疑問に思わないんだ?

この世界にも学校があるって事か?


このコーナーだよな

「魔法糸100%?? 」

なんだそれ? 値段は200GALAって安!

「あの~」

「何かご用でしょうか? 」

「魔法糸って何ですか? 」

「魔法糸は魔力を通しやすい、耐久性が高いそして、肌荒れしにくいと言うのが

魔法糸の特性です。」

魔力を通しやすいのか俺には関係ないな

「なんでこんなに安いんですか? 」

「普通の糸より魔蚕から大量に取れるので、普通の糸より安いんです

魔蚕ってどこかで見た事あるな、どこだったかな?

う~ん……思い出せないな何処だっけ?

「じゃあ、このタオルを3枚下さいそれと、服を3着ください。」

「まいどありがとうございまーす」

取り敢えずこれくらい買っておいて損はないだろ


「あと、リュックとかありますか? 」

「ございますよ、こちらで宜しいですか? 」

値段は100GALAめっちゃ安い! えっ? こんなに安いことある?

また、魔法糸だ汎用性が高すぎる! ポリエステルと同じくらいか?

「これってこんなに安くて大丈夫なんですか? 」

「はいうちの店長は安くて安心な物を第一にしていますから

それに、魔法糸はこれでも十分儲かりますしね。」


ふぅ、奮発して服とタオルとリュックを買ってしまった

これで、後は洗濯が出来れば最高なんだけどな……

酒屋に入るや否や外まで漏れていた声が更に大きくなる

いくらなんでも凄いな

「あの、いつもこんななんですか? 」

「今日は王都の騎士が地元に帰ってくる日なのでパーシャ出身の騎士が

地元の友人と飲んでいるからいつもより騒がしいんです」

王都か…… いづれ行ってみるのもありだな


「ふぅ……」

凄いなさっきまでの騒がしさが嘘みたいだ

ここの風呂場には声が届かないのか。

広い風呂を一人で貸し切り

だけど、この世界にはやっぱりシャワーは存在しないんだな

桶で湯船のお湯を被る事しかできない。

シャンプーや、ボディーソープはあるけどシャワーがないから

何度も湯船のお湯を汲まなきゃいけないし、面倒だな

唯一の救いは、人が入る湯船と頭に被る湯船が違うってところだな

流石に人が入った湯船のお湯を被るのは抵抗があるし、変な毛が浮いてたら嫌だしな


ふぅ、さっぱりした

どの世界でも風呂は気持ちいいな

「おい聞いたかよ」

「あぁ、魔王軍の話だろ? 」

ん? 騎士たちの話し声が聞こえる魔王軍の話をしているのか?

「最近魔王軍の動きが活発になってるらしい」

「それもそうだろうなんせ、一年間眠りについていた

魔王がようやく眠りから覚めたんだからな」

魔王が眠りについていた? しかも一年間も?

詳しく聞きたいな……

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