遅くなりすみません。じっくり読ませていただきました。
先日はご丁寧な感想・批評をありがとうございます。
大変参考になりました。拙いですが、下記参考になれば幸いです。
まず感想についてですが、とても読み応えのある良作でした。設定もよく練られており、独自の世界観がしっかり確立されていました。
私は卯月目さんの文章表現がとても好きでした!
続いて批評です(批評ご希望だったため、細かく書かせていただきます)。
私は卯月目さんの作風が好きなのですが、もう少しだけライト層向けの文章&キャラ設定にすると、より「読まれる作品」になると思います!
あくまで所感ですが、ライトノベルは文章の上手さよりキャラクター性が重視される気がします。
そのため、読みやすく且つキャラに感情移入できる方がファンが多くつくと考えています!
特に、田淵の過去をもっと掘り下げて欲しかったと感じました。最近の流行作品を見ると、悪役側の過去も詳しく掘り下げることで、非道な行為への一種の納得感を読者に与えているように思います。そのため、田淵の過去がより具体的になると、インパクトも大きくなるのではと思いました。
ただ、先に述べたように美しく文学的要素のある文章が、卯月目さんの魅力だと感じます!素晴らしい作品だと思うので、少し改良したり、話を膨らませると、名作になると思います!
拙い批評のため、お役に立てなかったら申し訳ございません。今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m
作者からの返信
ありがとうございます。文章は課題点かなと感じておりましたが、そのようなコメントを頂けたのは貴重な意見になりました。
とても良作とは思えないような作品な気がしますが、そう言っていただけると嬉しいです。
キャラ設定などをもう少し練る必要がある、というのは、公開以前からの懸念点でした。というのも、シーンだけ思い浮かべて突発的に書き始め、キャラのことも、設定のことも、目当てのシーン以外の出来事のことも、書きながら半ば即興のように考えてしまっていたので。
次回以降からは、序盤と中盤、そして終盤の差(恐らくここも感じられたのではないでしょうか)だったり、キャラ設定だったりの欠点を綿密に直していき、ストーリーとしても数段アップした作品を同企画に提示していきたい所存です。
大学受験も控えているので、少し先の話にはなりますが、また三度目の同企画を開催する予定なので、時間がありましたら、ぜひとも足を運んでいただければなと思います。
この度はありがとうございました。こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。
編集済
自主企画から伺いました。
まだ処女作すら執筆中の、駆け出し投稿者の私の意見ですが、どうか宜しくお願い致します。
最後まで拝見しまして、まず頭に浮かぶ感想が、「ラストシーンが大好きで、感動しました!」です。
プロローグの最後で、「その終幕はなかなかに悲惨なものだった。」と書かれてた上に、その後の周囲からの理不尽な扱われようから、かなりのバッドエンドを想像して読み進めていた私には、ラストのドアを開ける前から「もしかして、もしかして……。キターーッ!」という感じでした。良い意味で最後の最後に裏切って頂く、本当に素敵なラストでした。感動をありがとうございます。
批評をご希望との事ですので、気付いた点を敢えて多めに書かせて頂くとしますと、他の方々が既に書かれていて重複し申し訳ありませんが、序盤・中盤と終盤の差でしょうか?キャラが多い部分は、なかなか感情移入しにくく、後半に一気に盛り上がる感じでした。その為、まだ感情移入が出来ていない状況で、それぞれのキャラクターが数行の間に何度も笑うという仕草をした際に、少し違和感を感じた気が致します。微笑む・笑みをこぼす・笑みが浮かぶ・笑う・苦笑い・顔を綻ばせる・等々、シーンとキャラ別に笑いの表現を絶妙に変えてみえて、今作が「笑顔」をすごく重要視されてると十分伝わってはいるのですが、私の読解力が不足している為にか、序盤のまだキャラクターに感情移入しきってない状況も相まって、一歩間違えると、折角の笑顔を安売りしてしまいかねないと感じました。
若輩者が感じた事にもかかわらず、先輩に意見を申し上げるようで、大変申し訳ありません。どうか、まだまだラノベの何たるかもわからない素人の感想と、一笑に付して頂ければ幸いです。
受験の最中の執筆活動、私の立場からは想像を絶する辛さかと思います。執筆活動同様に、どうか受験も頑張られて下さい。応援致しております。
作者からの返信
ありがとうございます。若輩者だろうと何だろうと、一読者の意見には変わりありません。大変感謝致します。
そうですね、序盤、中盤、そして終盤の差は、前作でも指摘をいただいており、僕自身明確な欠点として見え始めました。
要するに僕は、書きたいシーン(だいたい終盤)だけを思い浮かべて、ほぼ突発に執筆を開始してしまっているあまり、他を特に何も考えずに、繋ぎのような感じで書いてしまっているんですよね。それだけに終盤だけ毎回高評価をいただいて、残りはあまり良い評価を貰えない、といった感じで、申し訳ない限りです。
笑顔の安売りは作者自身も感じましたね。
ありがとうございます。
編集済
追記
序、中盤がやはり面白さが分からない……という感じです。
把握するのに手いっぱいで、そういう話か、とだけでした。
カミラ退場以降が個人的には好みなので、後半を広くとれば面白かったのに……な答えです。
中盤までがつまらなく、後半をしっかり尺とって欲しい!が素直な感想です。
通して読んでみての雑感です。
魔力で何ができるのか、というのは早めに見たかった。
地の文ではなく、敵でもヒロインでも、何でもいいので、実際使ってる所を序盤に欲しいな、と。
もしくは劣等感が具体的に襲い掛かってくるイベントでもあれば、最初の展開を読みやすかったですね。
陰謀、巨獣の説明より、能力まだ使わないのか、と気になって困りました。
ヒロインたちを全員一気に登場させて語らせるより、
いきなり実践に放り込むなどして巨獣の脅威や味方の力、主人公の力を見たかったです。
それと大群と戦うよりは、個体と軽く戦ってみて、どういう風に戦うのかは知っておきたかったですね。
大群相手の話、というのは分かりますが、敵の脅威がイマイチ分かりづらかったです。
人物が一気に登場するのも、ちょっとキツかったです。
登場人物が多くて、この名前の子はどんなキャラだっけ? と少し考えてしまいがちになりました。
それぞれ一対一でしっかりと会話するシーンが早めにあれば、ありがたかったですね。
第十話のフェリシアと単独で会話するような部分が早めに欲しかった。
中盤の頃までは、キャラが退場するときにようやく少し思い入れできたかな、という感じになってしまいました。
第十六話のカミラからは徐々に話が整理されていき、上手く感じます。
キャラが少ない後半ほど読みやすく、設定が一気に来る中盤までが読みづらいな、という印象でした。
作者からの返信
ありがとうございます!
序盤、中盤の設定の説明の多さはずっと危惧しておりましたが、案の定の反応だなと思います。
そのほか、貴重な意見をありがとうございました。
よければで構いませんので、面白かったか面白くなかったか答えて頂ければ幸いです。
企画参加者です。
素人ですが、よろしくおねがいします。
ひとまず作品にかんしては、「ありがたし」の一言です。
世界観が一貫していて感情移入もしやすく、読みやすい。
ただ、二点だけ。
一、伏線を敷いている(感じ)の部分が使われていないように思えて、少し疑問に思えた。
二、万人受けするかと聞かれれば素直に縦に振れない。
ジャンル的にはライトノベルの立ち位置だと思うので、もう少し文章自体を柔らかくしてみてもいいはず。
細かいところでは、
単語の表現力の高さに圧巻しました。表現力というのはぼくにとっても永遠の課題であるので、尊敬でした。
ただ、同様に細かいところで至らないと個人的に思う部分が見受けられましたが、それも筆者の味として捉えられる程度であるわけですからそれほどに文章力が高いということです。ゆえにぼくが指摘するのも野暮かなと思いますのでここらへんで止めておきます。
これが文章全体の批評。というよりも賛美です。
作者からの返信
ありがとうございます。
表現力や文章力に関しては今後の課題として現在も努力しているのですが、賛美なんて言われると言葉も出ませんね。
失礼ですがめっちゃ半信半疑です。嘘をつく利点なんてないと分かっていますが、素直に喜んでいいものか困りました。
伏線は全て回収したつもりでしたが、分かりにくいところがあったのかもしれません。それか、僕が気付いていない場所があったか。ありがとうございます。
万人受けはしないだろうと自覚していましたので、まあそうだろうといった感想です。
あと、あなた様の作品で、個人的に取り立てて文章力や表現力について低く思うところはなかったはずですが……。
僕も自身の文章力はゴミだと思っていますし、もしかしたらお互い、自分の能力をいくらか低く見ているのかもしれません。やはり他人からの意見は重要ですね。