27 正体
しばらくして、二人が帰ったあと。
医師に簡単な診察をしてもらって、点滴や身体に繋がっていた管が取れた。もう心配はないらしい。
三日ぶりに歩くのは、足が痺れたまま歩くみたいで気色が悪い。だいぶ慣れてきたが、真波は手すりにつかまりながらゆっくり歩いていた。ここは、片側の壁が全面ガラス張りになっている廊下。ガラスの外は中庭になっていて、牡丹雪がしんしんと降り注いでいる。雪に埋もれた木やベンチ。そこに人の姿はない。
真波はスマホを握り締めていた。電話の履歴の一番上を押して、耳に押し当てる。何度かコール音が鳴ったあと、「ただ今、電話に出ることができません。発信音のあとに、メッセージをどうぞ」のアナウンスが鳴る。
真波は電話を切った。電話をかけている相手は母である。これで二度目だが、なかなか繋がらない。急な仕事だろうか。看護師によると、真波は吹雪の中で意識を失ったその日に病院に運ばれて、その次の日には母が病院に来たそうだが、一日泊まっただけで、翌日、つまり昨日には血相を変えて帰ったらしい。母には迷惑をかけてしまった。
もう一つ気になって仕方ないのは、柚果と詩織のことである。もちろん生きていてくれて良かったに越したことはない。でも、それではあの世界での出来事がでたらめだったことになってしまう。やはり単なる夢だったのだろうか。命をかけて戦った経験や仲間さえも幻想だったとすれば、なんだか虚しい。
楽しそうな子供の声が聞こえてきた。それも複数。なんだろうと思って廊下を進むと、その先の開けた場所がちょっとした遊び場になっていた。目についたのは大きなクリスマスツリーだ。そうか、もう来週はクリスマスか。ツリーのそばのカラフルなマットの上では、子供が積み木をしていたり、絵本を読んでいたり、ゲームをしていたりする。半分くらいが入院着を来ている子供で、頭皮を隠すようにニット帽をかぶっている子もいれば、鼻にチューブがついている子もいる。
マットのそばのL字型に並べられた椅子に座っている大人は、その子供たちの親だろう。大人同士で談笑したり、暴れる子供に向かって注意したり。
椅子の対面には大きなテレビがあり、字幕付きだが、小さく音も鳴っている。病院で唯一の賑やかな場所らしい。
真波はその中で、ある老人に目を惹かれた。L字に並べられた椅子の後ろ。壁に添えられた長椅子に一人、腰を下ろしている老爺。古い布切れのような服を身にまとい、つばの垂れ下がった茶色いハットを被った、朽ちた樹木のような身なりに、白い口髭。老爺は何やら絵を描いているようだった。
真波は、導かれるように老爺に近づいていった。
「あの」
声をかけても、老爺は手を止めなかった。そもそも、なぜ真波は声をかけようと思ったのだろう。後に引くこともできず、次の言葉も出ないまま、真波は目を泳がせていた。
「目覚めたばかりじゃ。立っているのは、疲れるじゃろう」
老爺は手を止めたが、真波には一瞥もくれなかった。まるで、真波が話しかけることが分かっていたようだ。
「座りなさい」
やはり、老爺のしわがれた声には聞き覚えがある。
真波は老爺の隣に腰を下ろした。老爺はまたスケッチブックを筆で撫ではじめる。真波と反対側の椅子の上には、絵の具を溶かしたパレットが置かれている。
真波はじっと老爺の横顔を見つめた。この老人は間違いなく、修学旅行の前日に駅で出会った老爺であり、修学旅行で訪れた美術館で出会った老爺であり、あの世界で最初に出会った老爺である。
「あなたは……何者なんですか」
不躾な質問だが、気づいたら口走っていたので仕方ない。
「平野現夢――ペンネームじゃがな。それほど有名ではない絵描きじゃよ」
すぐにピンときたのは、心のどこかでそうかもしれないと思っていたからだろうか。小樽市立美術館で絵が飾られていた、画家の一人である。
「夢で見た景色を描く画家……その夢って」
老爺は手を止め、顔を上げた。それでも真波には目をくれずに、たそがれるように子供たちが遊ぶ姿を眺めながら語りはじめた。
「私は昔から不思議な夢を見る体質でのう。性能の悪いAIが組み立てたようなでたらめな映像ではない。私がみる夢はSF映画のようなちゃんとしたストーリーになっており、どこかで現実とリンクしておる。現実でなくしたものの在り処を夢が教えてくれることもあった。大きな災害が起きる前には、夢の中で同じ状況を体験するのが決まりだった」
真波はしわに紛れた老爺の瞳を、真横から一心に見つめていた。
「人生の半分が過ぎたころじゃったかな。大きな事故にあってのう。一年以上眠り続けたすえ、奇跡的に目覚めたんじゃ。眠っている間は、森の中をさまよっていた。森の淵には三途の川、山の頂上には真っ白な城。四つの鍵を集めて、その世界の頂上に位置する城を目指し、そこで待ち構える三つの試練に挑む。私は見ず知らずの仲間とともに試練に挑み、そして生き返った。ただ、私は寿命が近いからか、今でもあの世界の夢の見ることがある」
「やっぱり。この世とあの世の間には、あのもう一つの世界があるんですね。意識不明となった者の魂が、集まる世界」
老爺はゆっくり頷いた。真波は唾を飲み込む。
「でも、分からないことがあるんです」
真波は疑問に思っていたことをそのまま口にしていた。「あの世界で消えたはずの柚果と詩織は、どうして今も生きているんですか。最後の試練でも、私の分身が、二人は私のせいで死んだって。でも、二人は現実で意識を失ってすらいなかった」
「それは、君が見ていたものは、所詮は君の夢に過ぎないからじゃろう。強い罪悪感や思い込みが悪夢を見せるように、その時の精神状態によって、夢の中のものが操作されていたとしてもおかしくない」
「じゃあ、私があの世界で出会った仲間は、現実で本当に生死をさまよっている人たちじゃなかったってこと?」
それはそれで、やっぱり寂しい。
不意に、聞き覚えがある名前が耳にとび込んできて、真波は顔を上げた。テレビの小さな音だった。夕方のニュース番組の特集である。子供たちの騒ぐ声に遮られ、アナウンサーがなんと言っているかはもう聞き取れない。しかし、映像や字幕を見ると、話題は『寺口琉大と飼い犬、羽田健人が死亡、事件は迷宮入りか』という内容だった。
「そうとは言っておらん」
真波は、老爺の横顔に視線を戻した。老爺は相変わらず遊んでいる子供たちを遠目で見ている。
「あの世界で君と私が出会ったことは共通の認識であろう。ただ、君が見る夢と現在の私が見る夢は視点が違うというだけの話じゃ。君が見ていたものは、すべて君の視点を介した君が主人公の夢。対して私が見る夢は、基本的には私が存在しない、不特定多数の様子を俯瞰的に見たものだ。私ではない誰かが鍵を探しながら戦い、城を目指し、試練に挑んでおる。その誰かは、過去に事故に遭った者の場合もあれば、夢を見たあとに事件に巻き込まれて意識不明となる者の場合もある。確かに君は、彼らとともに戦っていた」
彼らとは、テレビの特集でやっている寺口琉大や羽田健人のことを言っているのだ。
話を聞きながら、真波は小樽の美術館で見た平野現夢の絵を思い出していた。森と川と城が描かれた大きな絵の隣にあった人物画。絵の彼らはそれぞれ色とりどりの西洋風の騎士服やローブを身にまとい、さまざまな武器を持っていた。
真波はぞっとした。あの絵のモデルは、ミランダやジェラードたちだったのではないか。
「美術館に飾られていたあなたの絵の中には、私や、私の仲間にとても似ていた人物画があった。あなたは随分前に、あのもう一つの世界にいる私を夢で見たということですか。私が意識を失ってあの世界に行くことは、前から決まっていた運命ということですか」
真波は老爺の横顔に詰め寄った。そこへ、入院着を着た小さい男児がやってくる。
「おじいさん、これ、ありがとう」
男児は、老爺に白い独楽を渡した。真波が駅で老爺と出会ったとき、老爺が落としたものである。なんとなく、あの城の一部にも似ている。
「大事に使ってくれたお礼に、この絵をあげよう」
老爺の皺だらけの手は、男児から白い独楽を受け取ると、先ほどまで描いていた絵を男児に渡した。その絵は黄色い騎士服を着た、剣を持った少年の絵だった。少年は男児に似ていた。
「かっこいいね! ありがとう、おじいさん!」
男児は去っていった。真波は憐憫の目で男児の後ろ姿を見ていた。
「まさか、あの男の子もいつかあの世界に」
「運命とは気まぐれなものじゃ。確かに私が見る夢には、実際に過去か未来に生死をさまよう者が現れる。でも、私が予知夢を見たとしても、それは今この時点で決まっている未来に過ぎない。今を変えれば、未来はいくらでも変えられる。だから、あの世界で散った者たちも、最初からそういう運命だったわけではないんじゃよ。ただ、そのときの体力や一瞬の気の迷いのせいで、試練を乗り越えることができなかった。単に、運が悪かったとも言える。同様に、君が意識を取り戻すことができたのは、生きたいという強い意志を持っていたからとも、運が良かったからとも言えるじゃろう」
男児は母親と思しき女性に駆け寄って絵を渡す。椅子に座っている女性は後ろを振り返り、老爺に向かって軽く会釈する。老爺に倣って真波も頭を下げるが、胸を締め付けられるような思いだった。
「そもそも、あの世界の夢を見ること自体運の良いことじゃ。無の状態と違って、生き返るための目標ができるからのう」
「じゃあどうして、私はあの世界の夢を見たんでしょう」
「見たことのない世界を夢見るには、記憶の断片からイメージを作り出す必要がある。一般的に夢で見るものは、その人の記憶の断片を繋ぎ合わせてストーリー化されたものらしい。本人が忘れたと思っていたことも記憶の一部じゃ。無数の記憶の断片からどれが掘り起こされるかは、そのときの精神状態やストレスの影響を受ける。君の中にあの世界のイメージが形成されてしまったのは、偶然の積み重ねによる必然とでも言おうか」
「どういうことですか?」
「意識を失う前に、あの世界を連想させるものを見る必要がある。しかし、それはすべて偶然の巡り合わせじゃろう。第一に、美術館に飾られていた私の絵。あれは、私が夢で見たあの世界にまつわるものの絵じゃ。私という存在も、あの世界に関連するものとして認めよう。君と私は、以前にも何度か会っておる。これが第二じゃな。第三に、四つの鍵を集めて城を目指すというストーリーをどこかで読んだか聞いたことがあれば」
「あ……ゲーム……?」
真波はファンタスティック・ワールドのスマホ版ゲームを思い浮かべていた。四つの鍵を集めて城を目指すというのは、まるっきりそのゲームのストーリーと同じだ。
「なるほど、ゲームか。ファンタジーではありふれた設定なんじゃろう。偶然の積み重ねによる必然とは、偶然揃った情報とそのときの精神状態が、君の意識をあの世界に導いたという意味じゃ。もしかすると、君の場合は誰かの強い願いが相まったのかもしれない」
「誰かの、強い願い?」
「家族とは、この世を去っても、大切な身内の幸福を願ってくれているものじゃ」
涙腺が緩んで、真波は俯く。
しばらく時間は経ったが、老爺は黙ったままその場を動かないでくれた。
「泣かないのかい?」
真波は涙を堪えて、顔を上げる。
「私は悪い人間なんです。幼い頃の過ちとはいえ、私のせいで父が死に、兄は植物状態になってしまった。大きくなった今でも、一瞬の気の迷いで友達を死の危険に晒してしまう。生き返って良かったのか、本当は悩んでるんです。でも、今こうして生き返ったのが家族の願いだったなら、せめて、強く生きないと」
柚果と詩織が無事だったからと言って、自分がしたことは最低だ。前を向いて生きるなんて、何を甘いことを言っていたのだろう。第三の試練で対峙した自分に笑われても仕方ない。
「良い人間こそ、自分の過ちを顧みるものじゃよ。それに、泣くことは決して醜いものではない。涙は負の感情を洗い流してくれる。君は十分苦しんだ。そろそろ気持ちを切り替えてもいいんじゃないかい」
「大丈夫です。私は、後悔を背負って生きるって決めたから」
もう、悪い記憶を消してくれる頭痛だって起きないのだ。
落ちていた視線を上げると、老爺と目が合った。老爺の円な瞳は息を呑むほど澄んだ茶色で、目の奥まで見通されているように真っ直ぐだった。真波は老爺の瞳から、目を逸らすことができない。
老爺の視線が下へ逸れる。
「そうか……彼の思いは、届かなかったか」
「え、彼って?」
そのとき、スマホのバイブレーションが鳴った。母からの電話だ。真波は出ようか出まいかあたふたする。
「お母さんに早く声、聞かせてあげなさい」
老爺は椅子から立ち上がった。「さぞ心配をかけたことじゃろう」
老爺が遠ざかっていく。もう二度と、老爺には会えない気がした。
「ちょっと待ってください、まだ訊きたいことが。彼の思いってなんなんです? 彼っていったい……」
「夢の中で出会った者が、現実の世界の誰だったのか、もう一度よく考えるのじゃ」
「待って、あなたはその答えを知ってるの?」
「君が見た夢の主人公は君じゃ。私が紐解くものではない」
老爺はちらと振り返る。「答えは早く見つけたほうがいいかもしれんのう。夢は、気づかないうちに忘れているものじゃ」
老爺が曲がり角を曲がる。同時に、バイブレーションが止まった。母が心配しているのは分かっているが、真波は急いで老爺のあとを追いかける。しかし、曲がり角を曲がった廊下の先に、もう老爺の姿はなかった。
夢の中で出会った者が、現実の世界の誰だったのか、もう一度よく考えるのじゃ。
真波は、中庭が見えるガラス張りの廊下をゆっくり歩きながら、老爺に言われたとおり考える。
ジェラードは、今年の甲子園で優勝を手にしたキャッチャーとしてテレビやネットで話題だった、一つ年上の高校生、寺口琉大。
ゴドウィンはその弟、洸大であり、ロンは二人が飼っていたペットのネロ。
ケネスは寺口琉大とバッテリーを組んでいたピッチャーの羽田健人。不運にも事故で選手生命を奪われ、その恨みからか、寺口琉大と洸大、ネロを火事に巻き込んだ事件の真犯人である。
ここまではジェラードも言ったことだから間違いはないだろう。
途中から仲間になったフランキー、オリアーナ、イーニアスは美術館やスキー場で出会った関西の高校生三人組だと思っていたが、これが間違いなのだろうか。
フランキーはあの短髪の男子に、オリアーナはあのポニーテールの女子によく似ていた。イーニアスの仮面も、一緒にいたもう一人の男子の黒縁メガネが変換されたものだと思っていた。『吹雪吹き荒れるスキー場で複数の高校生が意識不明の重体。大阪と神奈川から訪れた修学旅行生』という記事をスマホで見つけたから、三人もなんらかの理由であの吹雪に巻き込まれたものと疑っていなかったのだが。
老爺のいう通りだ。あれだけ印象的な夢だったはずなのに、あの世界の出来事や仲間の顔を、もう忘れかけている気がする。
一先ず、母に電話をかけなければ。スマホを耳に押し当てながら、少しドキドキする。コール音が止まった。
『真波!?』
「あ、ごめんね。心配かけて。もう、大丈夫だから」
母から言葉は帰ってこなかった。電話先で泣きじゃくっているようだ。
「本当にごめんね。でもね、私、良い夢を見てたんだよ。生と死の狭間にあるもう一つの世界で、生き返るために、戦う夢。何度も負けそうになったけど、仲間が助けてくれた。最後にはね、お父さんが助けてくれたんだよ。顔は見てないけど、あれは絶対、お父さんだった」
『そう……』
鼻をすする音と嗚咽の合間に、母の言葉がかすかに聞こえてくる。『良かった、本当に……真波までいなくなったら、母さん、ひとりぼっちになっちゃうと思って、ずっと、不安で……』
「え……?」
外に繋がる隙間はどこにもないはずなのに、冷たい冷気に襲われた。手が震える。息が荒くなる。
「お母さん、今どこ? お兄ちゃんは!?」
母の返事が待ち遠しいほど、長い時間が経った気がする。
「昨日、息を引き取ったわ……きっと、お父さんだけじゃなくて、真吾も真波のこと、守ってくれたのね……」
手からスマホが落ちた。脚に力が入らなくなって、地面に跪き、両手をつく。
そうだ。生死をさまよっていた人間が、もっと身近にいたじゃないか。
ハッと、真波は勢いよく息を吸い込む。髪を根本から掴んで、ある思い込みに気づく。
夢と現実の世界で一つ、考えてみれば時系列がおかしいことがある。寺口洸大の死だ。寺口洸大が死んだのは、スキー前夜のニュースだった。
真波が意識を失ったとき、洸大はすでに死んでいたのだ。すなわち、生と死の狭間にあるあのもう一つの世界で、洸大の魂と出会うはずがない。
ジェラードやケネスも、ゴドウィンを洸大だ思い込んでいたのだ。
それに、ゴドウィンは言っていた。ジェラードとケネスと仲間になる前、自分は何度裏切られ、儚く消えていく仲間を見たかと。それはゴドウィンが、ジェラードとケネスよりも随分前から、あのもう一つの世界にいたということじゃないか。
ミランダの脳裏に、ゴドウィンの記憶がフラッシュバックする。ケネスの炎から命がけで守ってくれたとき。二つ目の試練で、ゴドウィンがわざと負けてくれたとき。
そして、ゴドウィンに言われたあの言葉。
不安だったり、悲しくてどうしようもないときは、泣いたっていいんだよ。僕がずっと、そばにいるから。
床に、とめどなく水が落ちた。真波は、溢れる涙を堪えきれなかった。
兄の真吾は、昨日の時点では二十歳だった。スキー場で遭難したのが今から七年前だから、そのとき兄は十三歳。ちょうど寺口洸大と同い年であれば、ゴドウィンの見た目とも一致する。
もちろん真波も兄の病室には定期的に顔を出し、兄の身体だけ成長した姿は見てきた。でも、真波の記憶の中の兄といえば、まだ表情に生が宿っていた、七年前の兄なのだ。
ゴドウィンは、兄だった。
真波は、大声を上げて泣いた。
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