応援コメント

第26話 乗合馬車は新型に」への応援コメント

  • やはりお味噌はスルー。

    作者からの返信

     味噌の代役でちょうどいいものが少ないですから。マーマイトなんてあればある程度は代用になると思いますけれど、アシュ君にはその辺の知識はなかったようです。
     お読み&コメントいただき、本当にありがとうございました。

  • 主人公視点で特許料でウハウハだ!という描写が無いってことはそういうことが出来る社会体制じゃないってことだわな。

    作者からの返信

     その通りです。
     知的財産権という概念はまだ法律になっていません。ですので事実上は資本を持って商品化及び製品化して販売や政策を行う資本家(大体は大規模な商家)の権利が一番強い状態になっています。
     この辺についても改革の余地はあるのですが、とある理由からあえて現状では手をつけないでいる模様です。
    (理由の詳細については、他の方への返信で書いてしまったので省略します)

     お読み&コメントいただき、本当にありがとうございました。

  • 地味に改革
    次は特許とロイヤリティの教科書を王女様に

    作者からの返信

     知的財産権関係ですか。その辺は主人公側の立場としては必要なのですけれど、現在のこの国の状況においてはちょっと難しいかもしれません。

     具体的に言うとこの国は『そろそろやばい』状態になっています。前国王までの放漫な政治で国力がかなり衰えています。一方で周辺国家では、ある国では新たな魔法の使用方法が発見されて生産力が一気に上昇し、またある国では民衆による反乱がおきて国の体制が変わったりという感じで一気に変革が起きている状態です。今現在はまだ侵略戦争等は発生していませんけれど、そう遠くないうちに……なんて感じで見る人は見ています。
     そんな訳で国の方では半ば開発独裁的な政治をしつつ国力をあげようとしている処です。その際にはある程度資本家を味方につけないと開発がうまく動きません。何をするにもお金は必要ですし、国豊がそう無尽蔵にある訳でもないからです。ですのでしばらくは知的財産権の重要性は理解されていても、実際に法整備等で手をつけられる可能性は低いと思われます。
    (この辺の事情については徐々に色々な方面から語られていく予定です)

     お読み&コメントいただき、本当にありがとうございました。

  • ミランダさんは、自分の商売の失敗を反省してもらいたいね。
    本の翻訳ではなく、技術相談を持ってきたうえに、1回こっきりの安売りしちゃったんだから。
    それでも儲かってるのがミランダさんの親戚だってんだからなおさら失敗でしょ。

    作者からの返信

     現代の知的所有権が確立した時代から見ると失敗なのですけれど、この世界のこの時代では『もっとふっかければよかった』以上の失敗では無かったりします。知的所有権とか知的財産権という発想や法律がまだ無く、こういった物を実際にお金を使って手配する側の権利が強い時代なもので。時計程度の簡単なものならミランダさんだけでも資本的に采配出来るのですが、馬車クラスになると実際は無理だったでしょうから。
     だからこれでも『今まで(この場所の立ち上げや拡販等で)世話になった処に恩を売って、今後の協力体制を固める』という意味では失敗ではなかったりします。

     お読み&コメントいただき、本当にありがとうございました。