一緒の家に住んでいながら疎遠な存在のヒロイン、自分の妹の胸(←大きい!)を、主人公は予期せぬハプニングで揉んでしまいます。
ただでさえ疎遠なのに、胸を揉んだことによって、さらに疎遠に……もう、地獄ですね!笑
しかし、そんな地獄に垂らされていた『縁結びの紐』。
構成の上手さもさることながら、ここからの展開がなにより面白いんですが、
……とにかくですね、ヒロインサイドの心情描写がたまんないんですよこの作品。
ものすごく絶妙な描写で、ヒロインである妹の内面……兄との距離感や思い、自らの行動原理、妹としての自分、女性としての自分、そして、気持ちの変化というのが、もう、たまんないんですよ(←2回目笑)。
ちなみに、この主人公の家庭、親の愛というものがない。
それが前提にあるせいか、ちょっと依存気味な感じがするのも、すんごいリアルです。
これだけでもう、めっちゃおもろいんですが、そんな中で、もう一人のヒロインが。
少しずつ、だんだんと……あ、あれ?こっちが本来のヒロインだったんですか?っていう、展開に。
「あっ、そうやった……夏凛ちゃん、妹やった……!」(←私)
いやでも夏凛ちゃんは……!
……もう、たまんないんですよ!!(←3回目笑)