エピローグ:英雄の弟子となった最弱冒険者

 俺は長らく低すぎるレベル上限に悩まされてきた。

 レベル15。

 それが長年俺が付き合わされてきた上限であり最弱冒険者であった原因だ。


 でも今の俺は違う。

 レベル上限はあって無きに等しい。


 切っ掛けは誰にでも出会える小さなこと。

 でもその切っ掛けを手放さずに大切に持ち続けたからこそ英雄の弟子となれた。


 もちろん俺だけの力じゃない。

 仲間に助けられたのも大きい。

 きっと仲間の一人でも欠けていたら今の俺は居なかったと思う。

 それぐらい仲間たちに助けられてきた。

 感謝のしようがない。


 俺の未来には上限が無い。

 俺のレベル上限が消えうせたように。

 その高みを目指して嫁たちと一緒にこれからも頑張っていきたいと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る