やらかした事について

 悪戦苦闘しつつ、どうにかこうにか軌道修正出来たのでようやく笑い話にできました。

 前回、プロットを組まない弊害の例として挙げた「まじぼらっ!」のしくじりを書いてみたいと思います。


 簡単に言うと新規キャラクターの登場順をABCDEとする所をABCEDにしてしまった、というだけの事なのです。

 でもDを最後にしてしまった事で、長いストーリーであるEの後に誰も覚えていないDの話をしなければならなくなった訳です。


 もちろんDは野々村ののむら千代美ちよみ、Eは増田ますだらんです。しかもこの2人、イベント順は逆ですが登場順は間違っていませんでした。


 当初の案では沖田親衛隊のメンバーが蘭で、交通事故に遭うのが野々村でした。蘭と野々村のキャラクターの固まった今となっては、もはや違和感しかありませんw


 そしてこの2人のストーリーも本来はもっと簡潔に流すはずでした。親衛隊の増田はマジボラに誘われても「芹沢つばめなんかと組めるかボケ!」と返す予定でしたし、事故に遭った千代美もその背景から敵対、あるいは純粋に任務としてスパイをする予定でした。


 仲間集め編はサクサク進めて、2人くらい仲間になればええやろ。そんで新章に進めようw と思っていたのですが、先に交通事故の話題を出して蘭を動かし始めたら、そのキャラクター性と背景周りが楽しくて長々と書いてしまいました。


 つばめに始まり、綿子や御影を出して、蘭でそこまで書いておいて野々村で「組めるかボケ!」で終わらせたら竜頭蛇尾も良いところです。

 野々村編はそれに負けじとこれまたフライングで出してしまった(これは僕の堪え性の無さが原因ですw)警察勢力との絡みも含めてメチャクチャ複雑な展開になりました。この辺正直頭がパンクしそうでしたw


 最終的に仲間になる予定の無かった2人がなんやかんやで仲間になりました。これは僕自身とても予想外の展開で、自分で書いておきながら自分で驚いています。この辺も前回の話に通じる所ですね。


「まじぼらっ!」の今後の予定ですが、あともう少し野々村周りや警察の話をして、その後に新章に進む予定です。

 新章では今まで謎に包まれていた魔王軍の真実に迫る展開を考えています。そして「まじぼらっ!」連載開始前から出そうと思っていたキャラがようやく出番を得られそうです。


 開始前は「アイツは20話くらいで出せるかな?」とか思っていたのですが、まさか100話に届くほどにズレ込むとは…w

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