第1話 死相への応援コメント
もしかして、主人公が優し目のダメダメな男の時の方が魅力的なストーリーになるのかもしれないですね。不思議だ。
ちょっと強いというか、影のあるアイロニカルな主人公の場合、打算とか、ひねた感じとか、今回の場合は老人虐待になり、引っかかるものがある。
特に西洋では、年をとってる人というだけで敬う空気があるから、これはない。
こういう空気って「これはないわー」という不快感がかなりくる。
第一話で「不快」を出す意味がちょっとわからない。もったいない。テーマが呪われた王冠だからかもしれない。
もしかして、もうちょっと人生明るく前向きをテーマにした方が、当たるのかもしれない。物語全体にどこかユーモラスな感じとかが出せるから。
悪魔とか呪いをテーマにすると、どうしても暗くなる。取引と打算。もしかしてテーマを変えて書いてみれば、何か新しいものが見つかるのでは?
第2話 神様は何もしてくれないへの応援コメント
インプよりはわかりやすい。
何が引っかかるのかな。。。ハルトのキャラかな。
ダークサイドにいても、「どこか愛したくなるような面影」を残してないと、主人公を応援して読もうという気持ちになれない。
実際に悪魔に嵌る時は、そういう「愛らしい弱さ」が人質になっていて、この人間をみすみす死なせたくないのに、どうすることもできない切なさと、「居ても立っても居られない感」がある。
逆に主人公のハルトのように、どこか冷めててクールでもカッコいいはずなのに、もうひと超え何かが足りない。
打算的で計算高いとか、冷たい無慈悲な人間に見えて、実はそうでない性質というのは、ちょっとしたところに出るけど、なぜかそういう良さがあまり出ない表現というので小説が進み、結果、読者がついてこないということになる。
何が違うか、今考えようにも眠くて無理。
強いて言えば……手放しで誰かを愛したような、そんな無邪気さが、どこかいたく傷つけられて、屈折してしまったような、そういう可哀想な感じ、愛らしい、いじらしい感じが、実は主人公の内面に潜んで隠れてる気がする、そういう気配が主人公に全くないのが原因じゃないか。
乾いてどうしようもなくなる過程で、そういうことがあるのに、「空洞の入れ物」みたいに気配ゼロだと、人間的魅力に欠けてしまう。
とかまあ、よくわからんことを書いているのは、ただただ眠いせいだ。おやすみなさい。