大器晩成

 パンドラが正式に仲間に加わり、今後の目標も明確化した俺たちは話し合いの末、午後からの予定はとみみオススメのクエストをまとめて受けて、レベルアップに励む事にした。


 冒険者ギルドで10を超える様々なクエストを受注した俺たちは、ノーブルの町を出て東へ進んだ先にある渓流に来ていた。


 とみみの案内のもと辿り着いた渓流は、浅瀬の川が流れる緑豊かな森に囲まれた、バーベキューでもしたくなる様な絶景のポイントであった。


「綺麗な場所ですね。川の流れる水の音って心癒されますよねー」

 パンドラは川のせせらぎに耳を傾けて、深呼吸をしながら思い切り背伸びをしている。


「うんうん! 今度はお弁当を持ってきてここでピクニックでもしたいよね!」

 大自然の風に当てられて俺の心も安らいでいく。


「今度来る時は各自お弁当を用意っすね」

 とみみも楽しそうに話しに乗ってきた。


「んで、本題に戻るけど、この渓流にいる対象のモンスターは何て名前なの?」

 俺からの問い掛けにとみみが答える。


「ここでの対象は"クレイベア"っす! レベルが高くて、凶悪なモンスターですが、基本1匹ずつでしか行動しないのと、動きも遅いので慣れれば非常においしい相手っすね」

 クレイベアかあ。どんなモンスターなんだろ? 名前からして熊なのかな。


「あとクレイベアがいなくなったら、この奥に見える森にハーピーの巣とゴブリンの集落があるっす。手前付近で戦えば2〜3匹の敵が釣れるっす。あとは渓流で採掘スキルを使えば鉱石の素材が獲得できて、森の中で採取スキルを使えば薬草の素材が獲得できるっす」

 とみみが今説明したモンスターや素材は全て受注したクエストの対象にもなっている。これは素晴らしい狩場と言わざるをえない。


「まぁ、ソロだとゴブリンのリンクがウザかったり、クレイベアと戦闘中にハーピーがリンクしてくる場合もあるのでリスクは高いっす」


 とみみの説明が終わると全員で周辺を見渡す。川の上流に目を向けると浅瀬の川で水と戯れている茶色の熊を発見した。


 うん。やっぱりでかいね。遠目で見ても体長3メートル以上はあるな。


 土熊(クレイベア)はこちら気付いていない。チャンスだ!


「ダブルアロー!」


 とみみがヘッドショットによる先制の弓矢を放つ!


 風を切り裂く音と共に2本の弓矢が土熊の眉間に命中する。弓矢が命中した土熊は大きな体を仰(の)け反(そ)らせ、周囲を見渡す。


 こちらに気付いた土熊は猛突進をしてくる。

(クレイベア。討伐推奨レベルは13です)


 猛突進してくる土熊に向かってとみみが連続して弓矢を放ち続ける。矢は寸分違わずクマの頭部に命中する。

 とみみの硬直が見受けられない!? あの射撃精度で全部コマンド攻撃じゃないのか!? 半端ない火力だ!


 とみみの弓矢を受けながらも土熊は猛突進の勢いを殺すこと無く接近してきた。


 この3人の中では俺が一番頑丈なので、土熊の進行方向を妨げるようにクマの前に飛び出し、タンク役を担う。最悪死んだフリをすれば見逃してくれるだろうか?


 目の前に迎えた土熊は理性を無くした凶暴な目で俺を睨み付けて、低い唸り声をあげて後ろ足で立ち上がる。いざ対峙してみると凄い迫力だ。死んだフリをしようかなとお茶目な事を考えていた少し前の自分を殴りたくなる。


 硬直が怖いのでコマンド攻撃は一切使わずに、土熊の威圧感抜群の攻撃を避け続ける。土熊の攻撃は単調なので、回避に集中すれば被弾することは無さそうだ。


 俺は回避しつつ、フェザーソードでクマを斬りつける動作を繰り返す。初めて武器として手にしたフェザーソードは高い攻撃力に反して非常に軽かった。見た目も羽をモチーフにした鍔がオシャレで、お気に入りの武器になりそうだ。


 パンドラも土熊の側面に位置取りを続け、槍の射程を活かして一方的に刺突している。


 土熊との戦闘を開始して、3分も経過していないだろう。


「フレイムアロー!」


「グォォォォ!?」


 とみみの放った火を纏った弓矢が土熊の眉間を貫く。土熊は断末魔の悲鳴をあげてゆっくりと倒れていった。


 俺たちは端末をかざして、クレイベアの戦利品を獲得する。


 端末に目を向けてみると、ゴブリンやコボルトの10倍近くの経験値が表示されている!?


 これは、確かに美味しい敵だな。


「いやぁ。流石に3人で戦うと早いっすね」

 とみみが満足気に話している。


「だね。経験値見たけどこのクマめっちゃ美味しいね」

 3分間で獲得した多量の経験値に多少興奮気味に答える。


「しっかし、ソラさん流石っすね。以前あっしがあのクマの攻撃を受けた時は、防御力が164あったんすけど、200近いダメージを受けて、それ以来遠距離攻撃オンリーのチキンプレイっすわ」

 え?! 今この猫耳(とみみ)何て言った?? 今の俺の生命力は208だ。防御力は187あるが……一撃食らったら瀕死じゃん!?

(いいえ。マスター。今のマスターがクレイベアの攻撃を受けても、予測される平均被ダメージは160前後です。瀕死ではなく重傷です)


 結局。重傷かよ。


「一撃でも食らったら重傷らしいぞ?」


「まぁ、被弾したらあっしかパンドラさんがすぐに"スイッチ"しますよ。そうっすよね? パンドラさん?」

 とみみに話しを振られたパンドラは「うんうん!」と頷く。"スイッチ"とは、戦闘の途中で役割を交替する事だ。今だと敵の攻撃を引き受ける"タンク"としての役割を交替するという事になる。


「それに、クレイベアは攻撃の間隔が遅いので事故が起こる可能性は少ないっす」

 とみみの言葉にも後押しされて、結局3人の中では一番頑丈な俺がタンク役をする同様のスタイルを貫いた。


 その後も順調に1時間ほど土熊狩りを続けた。




 ◆




 辺りを見渡すが、土熊の姿は見当たらなくなったので少し休憩をすることにした。


「ソラさん流石っすわ。結局今の1時間ノーダメージっすね!」

 とみみが手放しに賞賛してくれる。パンドラも「うんうん!」と大きな相槌を打っている。一撃でも受けたら重傷だもん。そりゃ必死に回避するよ。


「いやいや。あのクマの動きは単調だったしね。それに、回避が危うい時にとみみんが支援してくれたのも大きいよ」

 ノーダメで済んだのは、俺のプレイヤースキルだけが要因ではない。避けきれないと思った攻撃も何度かあったが、その都度とみみが的確にクマの手を弓矢で射抜き、攻撃を逸らしてくれていた。


「お二人とも圧巻でしたよ。私なんて役立ってないのに、経験値と素材だけもらって、なんか申し訳ないですよ」

 パンドラが申し訳なさそうに話すが、俺ととみみはそんなことはないと答えた。パンドラだって土熊を槍で突いてただけじゃなく、土熊がとみみのほうへ行かないように上手に立ち回っていた。


「さてと……お二方がお元気でしたら、次はハーピーの巣を目指しますがいかがいたしますか?」

 俺とパンドラは、当然「行こう!」と答えて、森の奥へと進んでいった。


 森の奥へと進んで5分ほどした所に、5匹の半鳥半人のモンスター"ハーピー"が木の枝に止まって休んでいた。以前橋の麓で戦った変異種のハーピーよりもふた回りほどサイズは小さかった。


 土熊同様にハーピーもこちらに気付いていないので先制攻撃ができそうだ。


「あっしが奥の3匹を倒しますので、手前の2匹はお願いするっす!」


 俺とパンドラが頷くと


 とみみは、先制の弓矢を奥のハーピー目掛けて放つ。


 ハーピー達は突然の弓矢の襲来に驚いている。慌てふためくハーピーを尻目にとみみの弓矢が容赦なく降り注ぐ。


 ハーピーがこちらに気付いた頃には、すでに2匹のハーピーが倒れて動かない。残った3匹のハーピーが襲いかかってくるが、こちらに飛んでくるハーピーにもとみみの矢は容赦なく降り注ぎ更に1匹のハーピーが倒れた。


 残った2匹のハーピーは、俺とパンドラで1匹づつ分断し対応する。

(ハーピーです。討伐推奨レベルは10です)


「コマンドスラッシュ!」


 空中から振り下ろされた鉤爪を盾で防いで、羽ばたく羽にフェザーソードの鋭い斬撃を振り下ろす。振り下ろされた斬撃はハーピーの左羽を切り裂き、ハーピーは態勢を大きく崩す。


 コマンドを使用してスラッシュを放ったので俺の体が僅かながら硬直する。硬直が解けると同時にハーピーも態勢を立て直して追撃を仕掛けようとした。咄嗟に盾を構えてハーピーの攻撃を防ごうとすると。


「ダブルアロー!」


「ギャァァァ!?」


 攻撃モーションに入ったハーピーの頭部をとみみが放った2本の弓矢で射抜く。頭部に弓矢を受けたハーピーが地面に倒れる。追撃を仕掛けようとフェザーソードを構えるが、ハーピーは起き上がって来ない。


 目の前のハーピーが倒れたのでパンドラに加勢しようと目を向けるとそこにも頭部を弓矢で貫かれたハーピーが倒れていた。


 とみみの攻撃……強力過ぎるだろ!?


 弓矢を放って5匹のハーピーにトドメを刺したとみみの方向へ振り返る。俺の言わんとしていることを察したのかとみみが答える。


「弓矢による攻撃は空中の敵に対して特化ダメージが入るっす。更に狩人には獣、鳥系のモンスターに対してダメージアップをするパッシブスキルもあるっす。つまり、ハーピーと相性が良いだけっすよ!」

 ジト目で眺める俺と、驚愕の目を向けるパンドラに対してとみみは謙遜して答えるのであった。


 その後もとみみ無双にて、ハーピーの群れを撃破した。周辺にはハーピーの姿は見えなくなった。


 お次のターゲットはゴブリンだ。とみみを先頭にゴブリンの集落があるという森の奥へと進んで行く。集落に近づくとゴブリンの姿が増えてきた。ゴブリンとの戦闘は流石に俺とパンドラも慣れている。ハーピーほど、とみみ無双することなく、相当数のゴブリンを倒す事ができた。

 ゴブリンと戦っていて気付いたのだが、クラスアップと装備を一新した影響はかなり大きい。ゴブリンを一撃(ワンキル)で倒す事が出来るようになっていた為、時間当たりの討伐数は5倍以上に早まっていた。


 やはり、自分の成長を肌で感じるのはいいものだ。


 その後とみみの案内で採れるだけの薬草や鉱石と言った素材を手に入れてからノーブルの町へと帰路に着いた。


 今回の一連の戦闘で、俺のレベルは12まで上がり。パンドラのレベルは16になっていた。とみみはレベルを1つ上げて17になっていた。




 ◆




 ノーブルの町に辿り着いたら冒険者ギルドに赴いて、受注したクエストの達成報告を行った。


 報酬金額だけで、1800Gとかなり懐が暖かくなった。


 その後3人で宿屋へ戻り、1階の食堂で今日の反省と明日以降の行動予定を話し合う事となり、とみみも今日から同じ宿屋に泊まることになった。


「今日はいい感じに稼げたね!」


「最初はタンク職がいないので多少の不安はあったすけど、ソラさんが見事にタンク役を果たしてくれたので、非常にやりやすかったす!」

 とみみが俺をヨイショしてくる。パンドラも「ソラさんの回避技術は凄いですよ!」と手放しで褒めてくれた。


「いやいや。ヘイトスキルもないし正直タンクの役割は果たしきれてないよ。とみみんの超火力があったから、素早い殲滅で安全に立ち回れたんだと思うよ」

 とみみは相変わらず、いやいやと謙遜しているが尻尾がパタパタ動いているところみると満更でもないようだ。


「パンドラさんもサブアタッカーとしての立ち回りはいい感じだったけど、"従者"って実際どんな特徴があるの?」

 パンドラの立ち回りは、初めてパーティーを組んだとみみとの連携や、敵を分断する為の動きに俺やとみみへのフォローと充分すぎる成果だ。ただし、その動きは"従者"にクラスアップする前のパンドラの動きと変わらない。


「スキルやステータスを見ると味方を強化するのが役割みたいなんですけど……私の習得しているスキルと魔法だと、使えそうな魔法はヒール(対象の生命力を回復)かリジェネ(対象の自然治癒能力を強化)位でしょうか。ヒーラーとして行動すればいいんでしょうが、タンク役のソラさんの回避能力が高いので……その機会も少なくて……」

 パンドラは俯(うつむ)き加減に少し落ち込んだ表情で答えてくれた。


「まぁ、その内有用なスキルも覚えるでしょ」


「あと、ついさっきですが自分の精神力を味方に分け与えるって効果のスキルを覚えたのですが、これもこのパーティー構成じゃ微妙ですよね?」

 パンドラのネガティヴスパイラルが止まらない。表情がどんどん暗くなる。


「いや!? そんなことないっすよ! あっしはスキルを連発することも出来るのですが、"狩人"はすぐにガス欠を起こすので、精神力を分けて頂けたら殲滅速度はかなり上がると思いますよ!」

 とみみのナイスなフォローを受けてパンドラの表情は明るくなった。


「では、明日早速使ってみますね!!」


「お願いします!」


 うん。こうやって試行錯誤して戦略を話し合って効率を高めていく作業はやっぱり楽しいな。


「それで、明日はどうする?」


「まだいくつか狩場を知ってるので、明日のギルドのクエストを見てから決めるっす。あっしの思ってた以上にお二人は強かったので、もう少し狩場のレベルをあげてもいいかもしれないっすね」


 明日のおおまかな予定も決まったので、俺たちはそれぞれの部屋へと戻った。


 自分の部屋へ戻り、今日あったことを頭の中で整理する。自分のユニークスキルで懸念材料が生まれたので、とみみの部屋に相談しに行くことにした。


 トンッ! トンッ! トンッ!


「とみみん、起きてる?? 今大丈夫??」


「起きてるっすよー」と言う返事と共にドアからとみみが顔を出した。


 とりあえず部屋に入って下さいと、入室を促されたのでとみみの部屋に入った。


「どうしたんすか?」


「俺の大器晩成のことなんだけどさ……」


「はい」


「スキルの効果でレベルアップ時の成長値にプラス補正が付与されるのはありがたいんだけど、獲得経験値は減少するじゃん?」


「そうっすね。実際にはどの位減少しているんすか?」

 とみみからの思わぬ質問にフリーズする。端末を見るが具体的な減少値は分からない。


「うーん。どの位なんだろ?」

 質問を質問で返してしまう。


「そうっすね……端末で"戦歴"が確認できるので、履歴からクレイベアの獲得経験値見てもらってもいいっすか?」

 とみみに言われて端末を操作する。"戦歴"というアイコンを押すと最後に倒したゴブリンから獲得した経験値と素材が表示されている。画面の上にある履歴を選択すると、今までに倒した事のあるモンスターの名前がズラッと倒した順で画面に表示された。画面に表示されたモンスターの名前の一覧の中からクレイベアを探して選択する。


 戦歴

 経験値を72獲得

 クレイベアの毛皮を獲得

 クレイベアの肉を獲得


 と画面に表示されている。


「んとね。クレイベアからの獲得経験値は72だね」


「72っすか。あっしが103だから……恐らくですが、ソラさんのユニークスキルによる獲得経験値の減少率は30%っすね」

 とみみが必死に計算をして、減少率を算出してくれた。つまり俺が獲得出来ている経験値はみんなよりも30%も少ない70%という事だ。えーと……つまり俺は他のプレイヤーよりも約1.5倍多く戦わないといけないのか!?

(いいえ。マスター正確には1.4286倍です。四捨五入をしたとしても1.43倍です)

 キュロの性格は細かった。


「うへ。結構マイナス補正大きいんやね」


「そうっすね……。でも! 成長値のプラス補正も大きいんじゃないっすか?」

 とみみが咄嗟にフォローを入れてくれる。


「うーん。どうだろ? それこそ比べるにも対象となる比較がいないしね」


「ソラさんは自分のレベルアップ時のステータスの成長値って覚えてるっすか?」


「うん。それは一応覚えてるよ。端末に表示されるステータスの数値が上昇するのを見るのは好きだしね」

 昔からオフラインでもオンラインでもステータスが存在するゲームであれば、1でも多く増やしたいという願望に常に取り憑かれている。


「そういえば、ソラさんは昔から数値マニアだったすね」

 とみみが苦笑して答える。そういうとみみも、昔から数値を含めた情報マニアで、攻略サイトは勿論、某掲示板を中心に凡ゆる情報を拾い集めて膨大な情報量を常に頭の中に入れていた。


「ちょっと待ってて下さいね」

 とみみはそう言うと、端末を操作して誰かと会話を始めた。「遅い時間に申し訳無いっす……実はですね……そうっす……ふむふむ……4すか……ありがとうございました! また今度稼ぎに行くっすよ!」

 何やら時々数値が聞こえてくる。最後は笑顔でお礼を述べて端末での会話を終了した。


「お待たせしたっす。ソラさんのレベルアップ時のステータスの各上昇値を教えて貰ってもいいっすか?」


「えっと、盗賊の時でいいんだよね? 生命力が12で精神力が6で腕力が7で耐久が4で敏捷が13で魔力が5で神力が4で運が11かな」


「ふむふむ。あっしが今フレンドの盗賊から聞いた上昇値は、生命力が10で精神力が5で腕力が6で耐久が3で敏捷が11で魔力が4で神力が3で運が9っすね」

 という事は……。宿屋の部屋に備え付けてあったペンと用紙を使って必死に計算する。


(1.2倍ですね)

 俺の計算をあざ笑うかの様にキュロが答えを教えてくれた。知ってたの??

(いいえ。ユニークスキルの詳細な情報はありません。マスターから聞いた数値を演算して算出しました)

 キュロって便利過ぎるだろ……。


「1.2倍っぽいね」

 キュロから聞いた答えをとみみに伝える。


「全能力1.2倍は相当大きいっすよ!」

 答えが出るととみみは興奮して尻尾をパタパタとさせた。でも、全能力が1.2倍でも、1.43倍多く経験値を獲得していたらレベルもそれなりに上がってるんじゃね? ダメだ! これ以上複雑な計算をすると整理がつかない。今は大器晩成の詳細がわかっただけでも良しとしよう。


 こうやって、とみみとシステム解析の話しをしていると、GS時代を思い出す。あの頃も夜行性の俺ととみみはよくGSのシステムについて、朝と言っても過言じゃない時間まで語り明かしたものだ。


 GS時代の懐かしい日々を思い出すと、俺ととみみによるGS時代の思い出話しに花が咲いたのであった。

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