『とある赤ちゃん編集者が叫びたい校正のこと』は、タイトル通り、作者さんが新人編集者さんで、業務の一つとして行っている校正について、あることを叫んでいます。
この作品のなかでの「校正」とは、「誤字・脱字・衍字《えんじ》・表記ゆれ・文法上の問題点を指摘する」こと。
「校正」は、出版物が世に出る際に、必ずと言っていいほど行われている作業です。やはりできるだけ文章に問題がないほうが、読みやすいですし、中身に集中できます。
しかし、あるとき作者さんは、SNSで次のような言葉を目にするのです。
「こんな文が世の中に出るなんておかしい」(『とある赤ちゃん編集者が叫びたい校正のこと』より引用)というもの。さらに「編集者が無能であるから」とも書かれていたのです。
編集者である作者さんは、ご自身で校正をやっていることもあり、痛い所を衝かれたような気分になるのですが、一方で「それは編集者だけの問題ではない!」と作中で叫びます。
それはどういう意味なのでしょうか。
気になった方は、編集者さんの心の叫びを是非読んでみてください。