碧落の果て





吹く風を 我と知らなむ 遼遠りょうえんの 光差すその 碧落へきらくの果て


ひさかたの あまつ風吹く 碧落は いづこなりやと 差す陽にぞきく





<意訳>


はるか遠く、光の差す青空の果てに吹く風を、私だと知って欲しい。


天の風が吹く空はどこなのですかと陽の光に聞くことです。








関連作品 「桜の宮」奇譚 碧落の果て

https://kakuyomu.jp/works/1177354054893689806






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