第6話 長男の一人暮らし
2020年5月23日
長男が一人暮らしを始めたことを、本人からのLINEで知った。
一人暮らしの相談は以前から聞いていて、否定せずに、責任が伴うので、精神的にも経済的にも自立ができるのならいいと思うよ。と長男には伝えていた。
しかし、その後何も聞かないまま実行しているのはどうかと思い、知っていても教えてくれなかったことを妻に注意すると、「言いたくない気持ちはわかるよね」と開き直った驚きの返答で正当化されたので、「えっどうして?」と聞くと、「自分で考えてください」と言われてしまった。
「長男から聞いて知っているかと思って言わなかった」ととぼけるのがいつもの妻だが、その時の返事は違った。
3月の犬の1件が後を引いているのだろう。いまだに長男とはギクシャクした状態のまま。それでもだ。なんでもありになってしまっている。妻とは3月に始まったことではないが、長男との関係は正直辛い。
翌日の5月24日
妻に長男がどこに住んでいるのか聞くと、それも言いたくないと言う。どうして言いたくないのか?と聞くと「言いたくない」の一点張りだ。「長男に聞けばいいじゃん」と教えてくれずに意地悪な返答。
自分の息子がどこに引っ越したのかも知らないまま、こんなんでよいのだろうか。もうめちゃくちゃ。そこまでしてはいけないゾーンまで、入っているような気がする。
親として知っておきたいだけなのに、子どもの居場所すら教えてもらえない。
こんな状態にどこまで我慢ができるだろうか・・・
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