S・E
空島学園申請して三日後に封筒が届き封を開けると一枚のチケットと道が描かれていた地図、手紙が入っていた。手紙には「今度の日曜日に指定してある場所に来てください」と書かれていた。
日曜日していされた場所に向かった。
「ここだよな……」
周りを見渡すが海しかなく学校は見当たらない。
携帯で確認するも貰った地図の位置は一緒だった。
すると優しそうなお爺さんがこっちに歩いて話かけてきた。
「ちょっと良いか。大空 夕夜って言うのは君かい?」
「え、そうですけど……」
自分の名前を知っているんだろう?
「そうかそうか。俺は空島に届ける運搬担当をしている五郎だ。よろしく、なっはははは!」
大声で背中をバシバシと叩いてくる。
「一応チケットは持ってるかい? それが許可証だから無くすなよ。学園に入れなくなるぜ」
「え、はい」
鞄にしっかりとチケットは入っている。
「お前さんと後一人だな」
「あと一人?」
俺の他にもいたんだ。
向こうの方からハキハキとした声が聞こえてきた。
「すいませーん!」
振り向くとショートカットの黒髪に半袖、半ズボン姿のボーイッシュな子が現れた。
「ハァハァ、すいません」
「大丈夫、大丈夫。チケットは持ってるな」
その子は元気よく返事をした。
「はい!」
「それじゃあ行くか」
五郎はその子の名前を聞かないまま歩いていった。
「えっと……」
「アタシの名前は
「俺は大空 夕夜だ。よろしく」
握手し手を握った瞬間鼻息が荒くなった。
「貴方! S・Eに興味あるんですね!!」
「S・E?」
「スカイ・エアーのことです! 体温上空で体温が低下しないように加工されたウェアー。ホバーが出来なおかつ旋回も出来る。羽根スカイ・ウィング。飛行時、低温をスカイ・ウィングが瞬時に取り込み冷却して持続時間飛行可能! さらに海や川に落ちても防水性されているなんて最高です!」
物凄く喋る子だな……。
すると五郎が声を荒げた。
「お前さんら! 船に乗らないんだったら置いていくぞ!」
「げ、ヤバイです。行きましょう夕夜さん」
「おう」
船に乗り出発した。空を見上げると快晴で、気持ちが晴れやかでそのままだ。
これから行く。 空島学園楽しみだ!
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