サクッと読めて、中身もしっかり。それが、葛葉幸堂さんの「百鬼徒然」の特徴です。1000文字と短いお話ですが、必ず終わりには期待通りの”ゾクリ”を届けてくれます。特に怖いと思った私のオススメのお話は、「怪哉」「轆轤首」「うわん」「一反木綿」「釣瓶オトシ」ですが、「雨女」「呪いの人形」のようにクスリと笑えるお話や、「火車」のようにちょっと切ないお話もあります。毎晩更新を楽しみにしている短編集です。皆さんも、今すぐ”ゾクリ”が欲しいなら、葛葉さんの百鬼徒然に集合ですよ!