『30』

『決戦魔王城』マルデラ=ストシロ山


・状況


暗雲立ち込める空の下、まるで悪魔が笑っているかのような山の頂上にいかにも、な城が見えます。

その中には悪魔の軍勢が大量に待ち構えています。

悪魔たちの本拠地は地下にあって、そこから地上への唯一の出口がここというだけで、ここが本拠地というわけではありません。ただ地上侵略の前線基地ということで重要拠点であることには違いありません。

なお暗雲はこの城から立ち上ってます。

※悪魔兵

捻じれた角にかぎ爪、背中には蝙蝠の羽根とまんま悪魔が鎧甲冑で武装しています。

その外見に反して勇敢で優秀な兵士であり、命令に忠実で不要な殺生は好みません。

高い魔法と身体能力を持ち、感覚器官も鋭敏ですが、太陽の光は苦手です。


・イベント


キャラクターを見つけ出した兵士たちは全軍を上げて出迎えてきます。

その上で『魔王』が直々に表れ、キャラクターに交渉してきます。世界の半分を貰う代わりに仲間になるか、仲間になるならばサクセス、断ればペナルティです。

※魔王

姿は様々ですが、他の悪魔とはけた違いに強力で、見るからにラスボスな風貌をしています。特に説明するわけではないのですが、第一印象から、こいつが今回の旅の目的であると感じさせられるだけの威圧感があります。

別段、キャラクターとの因縁があるわけではないので、命にかかわる事態になると退きます。


・サクセス


魔王と協力関係となります。

魔王は正確にはまだ王ではなく、この後の侵略により手に入れた領土を国土として、新たに建国される属国の王、という報酬のために払いている前線部隊の隊長です。なので倒しても別に旅が終わるわけではないとわかります。

次の移動で『ボスエリア』に入る際、対戦相手を選ぶことができます。

また、悪魔提供の強力な武具や食料などの援助を受けることもできます。援軍は契約がめんどくさいので無理です。


・ペナルティ


魔王と軍勢との戦闘となります。

全体としてかなり強力なのですが、上記の通り、命を捨てるつもりはないので、少しでも勝てないとわかるや降参します。

その上で話の流れで元の世界に戻りたいことを伝えると『送還の箱』を貰えます。この箱を開くと、振り出しである『0』へと戻されます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る