『24』

『生存競争の沼』ベイカースワンプ


・状況


じめじめと蒸し暑い気候で、そこそこ冷たい透き通った水の底に泥が溜まった沼地です。ハスの葉や藻、流木が浮いています。また魚の影も見えますが、大体が肉食のピラニア系です。

まばらに陸地があって徒歩での移動が可能です。

うっそうと茂った木々に蔦が垂れ、カラフルな鳥が飛び交い、這いずる虫は軒並み毒を持っています。


・イベント


静かに陸地を歩くキャラクターですが、その振動でさえ沼地に響き、可愛らしい巨大なワニに襲われます。

このワニと戦い、勝利したらペナルティです。

敗北した場合は高確率で沼地に引きずり込まれ、そのままパクリとやられます。それでも脱出して、足場の悪い陸地を渡り、まだいっぱいいるワニとそれ以外の脅威から脱出し、沼地を抜けたらサクセスです。その間に沼の水を飲むと高確率で下します。

※クライクロコダイル

深緑色の外皮に通常のワニを一飲みにできる大きな口、だけどお目めはつぶらで全体として丸っこく、可愛らしいフォルムをしています。

主に水底の泥に潜んで得物が現れると急浮上、一噛みの奇襲をしかけます。その時、口を開く反動で潰れた涙腺から涙を流すため、二つ名に『泣きワニ』と呼ばれてます。


・サクセス


沼を超えることができます。

そして去り際に、ここが私有地であるという内容の看板が並んでます。

ダイスロールして『1~3』が出たなら小川と小舟を見つけ、乗ることで次の移動のサイコロが二つになります。


・ペナルティ


ワニを退治したところでザバリと、新たなる敵、スワンプマンが現れます。

こちらの言語ではあるのですが、酷い鈍りで何を言っているかわかりにくいですが、要約するとここは私有地で、ワニの狩猟権がないだのどうだの言われ、襲われます。襲われ続けます。

※スワンプマン

沼の泥に蔦や虫などが混ざった体のアンデッドです。

身長はさほど高くはないですが、全体として厚みがあってずんぐりとしています。

人の言葉を発し、理性があるように見えますが、ただ機械的に反射性テイルだけで、生物的には死んでいます。

大地の魔力で動いているため、沼地を破壊するか、離れるかしない限り破壊はできません。

戦い方はプロレススタイルで、水中でホールドさせて溺れさせてきます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る