『6』
『どこよりもお値打ち宣言』ハローワーク奴隷市場
・状況
城下町の外れ、出口付近、見るからにボロボロな一帯なのになぜか人の密度の多い場所に出ます。
覗いて見ると鉄檻に鉄の鎖、鉄の首輪に焼き印、そしていわゆる獣人が、奴隷として売られています。
ここは安いのを大量入荷する場所らしく、猫耳や犬耳といったメジャーどころは見られませんし、いたとしても不細工や病気持ちばかりです。一番多いのがネズミや、豚、猿、ヤギといったもので、限りなく獣成分が強く、汚く、醜い奴隷ばかりが並んでいます。
・イベント
そんな中、歩いていると不意にキャラクターの服の一部が掴まれ引き止められます。
何かと見て見れば鉄の檻の中から伸びてきた奴隷の子供の汚い手が、しっかりとつかんでいました。
振り払おうとしてもなかなか放しません。
そうしてる間に奴隷商の主人に見つかってしまいました。
美味く交渉できればサクセス、奴隷を傷ものにしてしまった場合はペナルティとなります。
・サクセス
奴隷が粗相をしましたと懇切丁寧に謝罪されます。
主人は気さくな感じの人で、こちらの文化に不慣れなキャラクターに奴隷の入手経路やしつけ方を教えてくれます。
また気のすむまで、掴んできた奴隷を殴ることもできます。
・ペナルティ
奴隷を弁償することになります。
治療ではなく買い取り限定で『銅のメダル』があればそれと交換か、それ以外の物資などと交換になります。
面倒なことに、こちらの世界では奴隷の主と登録されてしまうと最低限の健康維持など、面倒な義務が発生してしまいます。
そのくせ奴隷が身に着けているのはぼろい布切れだけで靴も履いてません。
殺処分するためには一日ほど、ダイスロール二回分の時間をかけてお役所仕事しなくてはなりません。
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