『5』

『城下町の最果て』ゴミ置き場


・状況


そろそろ城下町から出ようかという場所にたどり着くと、そこはゴミが、それも生ごみやが木の樽に入れられ、排泄物は樽詰めされ、山と積まれています。当然、各種害虫が大量に発生しています。地面はカビやキノコで滑っていて滑りやすくなってます。

どうやら町中のごみがここに集められて、そこから豚に荷車を引かせて近くの谷間に捨てに行くようです。

また、そのゴミの中から使えそうなものを探す人々も散見します。

当然臭いです。


・イベント


そんなゴミの中、さっさと行ってしまおうとするキャラクターですが、ふと足元で煌く宝石を見つけます。

魔法に長けていればそれが強力な魔力を宿しているとわかります。

それを拾おうとしなくとも、同業者は横取りされると思われ、有無もいわさず襲われます。

逃げたり撃退すればサクセス、敗北すればペナルティです。

※同業者

歯が抜けてたり眼帯してたりいかにもな見た目をしています。ボロボロの服に小さなナイフや木の棒を持ち歩いています。また毛布に名前をつけたりして、かなりやばい感じになってます。

戦闘に対しては素人ですが、変な薬をやっているらしく、やたらと凶暴でタフです。また攻撃には毒属性が付きます。

意外と呆気なく死にますが、死体は黒い液体になって消えるため、殺人罪に問われることはありません。


・サクセス


勝利すると悪臭と疲労を手に入れます。

また宝石に触れているならばその後、石の中から精霊が出てきて勝手に恩義を感じて付いてきます。断ろうとすると呪われます。


・ペナルティ


ボコボコにされた挙句身ぐるみを剥がされ、樽に詰められ、谷に捨てられます。

全てを失う代わりに自動で次は『10』への移動となります(移動時間としてダイスロールは一回分消費します)。

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