【シャインカイザー設定資料】サブキャラクター(改)
※この投稿の前に三百二十一話と設定資料メインキャラクター編が投稿されています。
◇◆トリバの人々◆◇
【フォレム】
名前:リック
職業:機兵工房店主、同盟軍 機兵開発長
特徴:短髪白髪の元気な職人の爺さん。
フォレムで機兵工房を営むメカニック。腕はよく、機体の修理の他にパーツの持ち込みによる新造も承っている。
貧乏家出娘のレニーを昔からちょいちょい工房で世話をしていた命の恩人とも言える人。
カイザーと協力し、ブレイブシャインの装備品を作っていたが、それが縁となり現在は同盟軍基地においてジンと共に機兵や装備品の開発に精を出している。
---------------------
名前:アルバート
職業:機兵部品屋店主、同盟軍 資材調達部長
特徴:50代くらいのボサボサとした茶髪のおじさん。
通称「ジャンク屋」と呼ばれるパーツ屋を営んでいる。もっさりとした独身のオジサン。
レニーからは「おっちゃん」と慕われており、貧乏で買いもしないくせにちょいちょい冷やかしに来るレニーのことを娘のようにかわいがっている。
酒飲み友達であり、レニー保護者同盟でもあるリックからの誘いで共に同盟軍に参加している。アズベルト等、商人と協力をして資材の入荷を担う他、特殊素材の加工や新型機兵の開発において素材アドバイザーとして活躍している。
---------------------
名前:シェリー
職業:フォレムハンターズギルド係員 ブレイブシャイン担当
特徴:20代前半くらいの赤髪の女性
フォレムのハンターズギルドで係員をしている。
ガラの悪いハンター達から『全裸のレニー』等と馬鹿にされてもへこたれず頑張るレニーを昔からこっそり応援していた。
レニーから信頼されている事がフォレム支部ギルドマスターから買われ、現在はフォレムにおけるブレイブシャインの専属係員として任命されているが、その恩恵であちらこちらからレニー達ブレイブシャインの活躍を耳にする機会が増え密かに喜んでいる。
---------------------
【トレジャーハンターギルド 紅き尻尾】
名前:ジン
職業:紅き尻尾元頭領・同盟軍 機兵整備長
特徴:短髪の白髪で頭にはモフモフの耳が生えるネコ系獣人族。
紅き尻尾の前頭領で、マシューの保護者である。
20人前後の団員と共にグレートフィールドに5年ほど滞在していたが、黒騎士の襲撃を受け一時的な避難を決断。
避難先であった『紅の洞窟』はかつてのルストニア王家が長年に渡って生活をしていたいわば遺跡であり、彼らにとって非常に魅力的な場所であったことから活動拠点を本格的に移すことになった。
後日、洞窟は同盟軍の基地となってしまったが、それについて文句を言う者は一人もおらず、寧ろ『遺跡の中で遺物に囲まれて失われし技術の研究が出来る』と喜びに震えていたという。
メカニックとしても技術力が高い紅き尻尾のメンバーは同盟軍でも重宝されているが、中でもジンはリックと共にメカニックを仕切る親方として大活躍をしている。
---------------------
【パインウィード】
名前:スー
職業:パインウィードハンターズギルド ギルドマスター
特徴:20代前半程度に見える茶髪の女性。
人々の往来こそ多いが、人口がそれほど多くはないパインウィードには、正式なギルドはなく、リバウッドから派遣された『支部長』が単身詰める『出張所』があるのみだった。
しかし、パインウィードからリム族の集落が有る旧ボルツ領へ繋がる街道が作られることと、ブレイブシャインの活躍にあやかろうと集まった冒険者や商人たちにより人口が増えていたのも有り、正式なギルドに昇格した。
そしてその際、それまでの功績が認めれたスーは支部長からパインウィードのギルドマスターへと昇格した。
補足:カイザーの事がだあいすきであり、複雑ながらルゥであるカイザーの事も受け入れている。
---------------------
【リバウッド】
名前:ナナイ
職業:リバウッドハンターズギルド 係長
特徴:20代中頃~…に見える茶髪の女性。
リバウッドのハンターズギルド受付係員をまとめる係長で、スーの先輩である。一見冴えないスーの実力を見抜きパインウィードに推薦した慧眼の持ち主。
スーを一人前の係員になる様、教育し、育て上げた事もあって、カイザー達に大して十分な報酬を渡さなかったスーのことで責任を感じ、それはそれは丁重に追加分の報酬に関する処理をしてくれたのだが、その縁が後にリバウッドを訪れた『ルゥ』にとって良い情報を与える切っ掛けとなった。
---------------------
名前:サジ
職業:リバウッドハンターズギルド魔獣解体場責任者
特徴:30代くらいのぱっとしない眼鏡の男
職業柄、カイザー達がもっているらしい様々な素材に非常に強い興味をもっている。そのため、ギルドに届いた『同盟軍人員募集』の告知を見て真っ先に立候補をしたが、「責任者が安々と転職できると思うな!」と一蹴されてしまった。
長期休暇の際には旧ボルツ領の視察に行こうと、密かに企んでいる。
---------------------
【フロッガイ】
名前:ザック
職業:造形師・同盟軍新型機設計者
特徴:明るい茶髪の髪を後ろで縛る16~18歳くらいの男
スミレが「妖精体の製造」というブレイクスルーを起こすきっかけとなった男。
レニーに負けぬレベルの機兵マニアで、好き過ぎるあまりにこの世界初であろう機兵や魔獣の可動フィギュアを自作するまでになった。
それを露店で売り生活の糧にするという退屈な生活をしていたが、カイザー達と出会いが彼の人生を変えることとなる。
突然のスカウトから現在は同盟軍基地内において、新型機の設計士として活躍している。従来機の良い所を継承しつつも、ブレイブシャインの機体や『聖典』からヒントを得て新たに設計された機体達は非常に評判が良い。
また、元黒騎士であるリリィの協力によって複座型の機兵「シュトラール」を新たに開発し、今もなおメキメキとその腕を上げている。
---------------------
【イーヘイ】
名前:レインズ・ヴィルハート
職業:ハンターズギルドグランドマスター・トリバ共和国大統領
特徴:筋肉of筋肉 機兵に乗らなくても魔獣に勝てそう 30代中盤くらい
大統領として、トリバ国内のハンターズギルドを統べるグランドマスターとして国を護る正義の筋肉。
英雄級とも呼ばれる
同盟軍基地から報告される新型機の話や、開拓地での戦闘報告を耳にする度、腕が疼いて基地に行こうとするのだが……周りから必死に止められている。
---------------------
名前:エミリー・ヴィルハート
特徴:緩やかに巻かれた金髪が麗しいレインズには勿体無いお姿 20代後半くらい……?
レインズの妻であり、その手綱を握る麗しい見た目に反して中々にタフな女性である。しかし、家族の一員として結婚前から共に暮らしていた愛犬の死後、娘のマリーから笑顔が消え、エミリー自身もすっかり参ってしまったことがあった。それを我が身を犠牲にしてまで救ってくれたカイザーには大きな恩を感じている。
名前:マリー・ヴィルハート
特徴:母親譲りのふわふわとした金髪麗しい幼女先輩。年齢は6歳らしい。
レインズに似なくて本当に良かったと誰しもが思う程に可愛らしい女の子。兄妹のように暮らしていた愛犬の死後、閉じこもりがちになっていたが、ある日父であるレインズが家に招待をした『妖精さん』と会い、様々なお話をすることですっかり元気を取り戻した。
「いつか白い妖精さんと紫の妖精さんと一緒に妖精の国に行くんだ!」と張り切っているらしい。
---------------------
名前:リオ・ライマー
職業:トリバ防衛軍第7部隊隊長
特徴:ボサボサとした金髪ストレート。身長は182cm、およそ20代後半のすらりとしたモデル体型の女性
同盟軍が開発した『エードラム』の運用のため設けられた新設部隊、第7部隊をまとめる女性。
その細身から想像できないほど出鱈目に強く、魔獣の討伐作戦で数々の功績を上げたことから部隊長に抜擢された。
身丈だけではなく、強く勇ましい性格に男女を問わず憧れの目を向けるが、若干のドジっ娘属性を持っていて、それに気付いたものはそのギャップに身悶えするという。
搭乗機体はエードラム弐式改 RIONという専用の隊長機で、後にシュトラールと名付けられる機体のプロトタイプである。シュトラールと違い、パワー特化型であり、移動速度を犠牲にした分出鱈目な火力を持っている。
運用には大量の魔力が必要で、決して少ないとは言えないリオの魔力量を持ってしても最大出力で『パイルバンカー』を放つことは難しいため、シュヴァルツ弐式の思想そのままに電池役のサブパイロットが乗り込むようになっている。
【ザイーク】
名前:カーン・ラトラ
職業:トレジャーハンターギルド『アースガ』頭領
特徴:灰色の髪を生やす大柄な猫族のおっさん。
ジン率いる紅き尻尾と昔から懇意にしているギルドの頭領で、長きに渡ってザイークを拠点として活動している。マシューからは「カーンのおっさん略してカッサン」と呼ばれるほど懐かれている。
多くのトレジャーハンターが集まるザイークという土地を利用し、情報屋のようなこともやっていて、レニー捜索の助けとなる情報を提供してくれた。結果としてはその情報の正体がフィオラだったというオチがつくのだが、それもまたレニーに繋がる大きな手がかりだったため、マシューからの信頼度ポイントが10くらい上昇している。
◇◆ルナーサの人々◆◇
【ルナーサ】
名前:アズベルト・ルン・ルストニア
職業:ルストニア商会会頭・ルナーサ商人連邦総支配人・同盟軍 総司令官代理(カイザー不在時)
特徴:金髪碧眼のショートカット。年齢は34歳
ルストニア家現当主であり、ルナーサ商人連邦の支配人を統べる総支配人で事実上の最高権力者。
娘の神託により娘のミシェルこそがウロボロスのパイロットになると知り、幼き頃から教育を施した。
商人的な思考をするが、人は良く、カイザー達の相談に親身になって乗ってくれている。
ルナーサ襲撃後は地下空洞にて活動していた技術者達と共に同盟軍基地に退避。
妻と二人、所在不明のカイザーに変わって基地の総司令官を務めていた。
カイザー復帰後も副司令官として基地の運営を任され、ルナーサ奪還と『黒龍』妥当に燃えている。
名前:マリエーラ・ルン・ルストニア
職業:ルストニア商会 副会頭
特徴:金髪緑目のロングヘア。年齢は32歳
ミシェルの母で在り、ミシェルによく似ている。
かつて王家と共に紅の洞窟に身を移した一団の末裔で在り、幼き頃からアズベルトの良き理解者として関係を深めていた。
見た目はほわほわとしているが、あちらこちらに出張しては商談を纏める凄腕で、カイザーにミシェルとの結婚を迫る強烈な性格をしている。また、主な取引内容が『機兵』『武器』ということで、その見た目からは想像できないが高度な戦闘知識を備えていて、同盟軍の戦術サポート役としての腕前も上々である。
---------------------
【サウザン】
名前:マグナルド・ロッパー
特徴:濃い茶色の髪のおっさん 30代くらい
サウザンで酒屋を営む男。
ロップリングにビアーナを入荷しに行くためカイザー達を雇った。
何か裏があるように思えたが、そんな事は無くただただ普通の酒屋であった。
……裏はなかったが、フィオラと共に旅をして、現在ブレイブシャインに加入しているラムレットの兄であるという、伏線のようでそうでもない存在であった。
ただし、もしも彼が実家をついで居なかったらば、ラムレットは今でも実家で酒樽を担いでいたかも知れない事を考えると、彼の『実家を継ぐ』という選択はブレイブシャインにとって重要な選択だったと言えよう。
◆◇シュヴァルツ・ヴァルトの人々◇◆
名前:アランドラ・ヴェルン
職業:元黒騎士・同盟軍
特徴:濃い金髪にグレーの瞳。19歳
一般兵だった14歳の頃に大型魔獣トゥーヴァルガンを撃破したことにより名を上げ、騎士団長ジルコニスタの推薦で17歳で黒騎士に抜擢された。
自分勝手で戦闘狂な性格が災いして出世とは無縁の存在だったため、周囲からは大きく驚きの声が上がったという。
戦闘センスが有り、将来有望であるとされていたが、
そのため、魔力量が少ない彼は長時間の行動が不可能であり、短期決戦任務に出される事が多かった。
しかし、それでは勿体ないと、その欠点を補うためパートナーのリリイと共に復座型で魔力の共用が可能である新型機、シュヴァルツ弐型が開発された。
お目付け役であり、
入し、ブレイブシャインと邂逅、そして戦闘に。今までに見ない好敵手の登場にアランの感情は歓喜に溢れ振り切ってしまい……結果としてリリィは気絶。
『遺物の回収』という指令は達成できていたためその保護のために泣く泣く撤退することとなる。
その後、補助魔力役であるリリィを必要としない新型機体『ドゥルヘン』に乗り込みルナーサに攻め込むが、その動力源として使用されていた黒龍の複製コアにより暴走。
意識不明となった後はリリィと共に同盟軍の捕虜となったが、皇帝の現状を知り黒騎士脱退を決意。以後、捕虜でありながらも同盟軍の協力者として開発や戦闘に参加している。
---------------------
名前:リリイ・モイア
職業:元黒騎士・同盟軍
特徴:深い青色のミディアムロング。茶色の瞳の24歳
通信士として騎士団の補助をして居たが、アランドラの魔力不足を補う形でサブパイロットとして共にシュヴァルツ弐型に乗り込むこととなった。
生意気なアランドラを嫌っていたが、共に行動するに従ってその性格を理解する毎に態度が軟化。今ではすっかりデレている。
ドゥルヘン開発後は『補助魔力係』は御免となったが、アランドラの手綱を握れる重要な人物としてジルコニスタからアランドラのお目付け役に任命され、作戦時には共に行動するようになった。
アランドラ同様、捕虜となった後、同盟軍に参加。持てる知識を活かし、同盟軍と協力をしてシュトラール等、有益な機体の開発に成功している。
---------------------
名前:ジルコニスタ・ヴェンドラン
職業:元黒騎士・レニーの同行者
特徴:目付きが鋭いイケメン
黒騎士団 団長であり、気高く強き騎士であると帝国内ではかなりの人気があるらしい。
また、アランドラの補助役にリリイを抜擢した慧眼の持ち主である。
『ヴェンドラン』の名は黒騎士団就任の際に皇帝から賜ったもので、帝国の古い言葉で『黒曜石』を意味する。
皇帝に絶対の忠誠を誓い、その人柄に惚れて慕っていたが、皇帝を筆頭として近年おかしな変化を見せる帝国内の動きに気づき、信頼出来る仲間たちと共に秘密裏に調査。結果として皇帝を含む上層部に明らかに異常な変化が表れていることを知るのだが、かつての穏やかな姿を思い浮かべると、どうにも大きな行動を起こせないでいた。
が、ルナーサ戦において皇帝が自らその正体を表したことにより事態は急変する。国を取り戻すための人員を集めるべく、トリバに囚われている『こちら側』の仲間、リリィとアランを探す旅に出ることを決める。
その際、育ての親である女性の元を訪ね、レニーと遭遇。利害が一致し、共にトリバを目指すこととなった。
---------------------
名前:ナルスレイン・シュヴァルツヴァルト
職業:シュヴァルツヴァルト帝国 皇太子
特徴:さらりとした金髪が揺れるにくいイケメン
シュヴァルツヴァルト帝国皇太子という地位ではあるが、ナルスレインはジルコニスタと友で在り、今でも気さくな言葉遣いで楽しく会話をしている姿が見られるという。
父である皇帝の異常に早くから気づき、ジルコニスタと共に裏を探っていた。皇太子という身であるため、あまり自由に行動は出来なかったが、時折抜け道を使い街に出ては仲間たちとの集会に参加をするなど、積極的に活動をしていた。
ダークネスがキャリバン平原でカイザーを下した頃、城内で執務に励んでいたナルスレインは心が警鐘を上げるほどの妙な胸騒ぎを覚える。ここに居てはならぬ、一刻も早く離れねばと、本能に従い抜け道を潜り街へと逃れた彼が振り返ると、そこには怪しげな霧に覆われる城の姿があった。
その様子を見て胸をなでおろすと共に激しい怒りと深い悲しみに包まれたという。
以後、城下町に潜みジルコニスタへの協力を続けていたが、彼がレニーを連れてきた時は何よりも喜び、はしゃいだというのは誰にも言えない秘密である。彼もまたミーハーであり、強い力と見慣れぬ機兵に乗るというブレイブシャインには一種のあこがれがあったのだ。
そんなブレイブシャインのレニーに機兵を貸せるとあって興奮したのはとてもとても内緒である。
---------------------
名前:リナバール・ラムトレイン
職業:森の魔女
特徴:人が良さそうに見えるおばあちゃん
通称「リンばあちゃん」 帝国領の辺境にある森に住み、「森の魔女」と呼ばれることも有る。
もともと変わり者だったため、独り身での生活に不自由を感じることはなかったが、ある日、森でバスケットに入ったまま木陰に置かれている赤子を発見する。捨て子と判断し、我が子として育てたのだが、教育を誤ったのか――
『母さん、俺は街に行って機兵に乗るぞ』
――と、帝国に旅立っていってしまった。今生の別れになるのだろうなと、寂しさを感じながら送り出したのだが、良き息子であるジルコニアスはその後も律儀に顔を見に来てくれ、嬉しさ反面ガックリしたのは秘密である。
そしてある時『黒騎士になった』と報告された際には心中複雑な思いだったという。
---------------------
名前:アルスト・レビン
特徴:帝国軍諜報部
シグレの雇い主で在る彼は、上層部からの命によってトリバやルナーサで行われている実験の護衛と現地調査を命じていたが、彼自身もまたその実験に疑問を持っていた。
そのため、シグレとの契約が切れてからは自分の手の内の物を使い、表向けは命令に従う形で、実のところは上層部の真の目的を探る目的で任務にあたらせていた。
その事を掴んだナルスレインに声を掛けられ、彼らレジスタンスの仲間となり、何者かに乗っ取られている帝国を奪還すべく現在も影で動いている。
◇◆リーンバイルの人々◆◇
名前:ゲンリュウ・リーンバイル
職業:リーンバイル家当主 アサシンギルド ギルドマスター
特徴:やや日焼けをしたガッシリとした黒髪のオジサン。42歳くらい
シグレの父であり、かつてこの地を治めていたリーンバイル王国の末裔である。現在は国として管理をしているわけではないのだが、住民達からは『王様』とこっそり呼ばれているとか。
神のいたずらにより、和風に変貌させられてしまったこの土地で代々『忍者』として活動している。突如現れるとされている『巫女』から告げられた神託により、長きに渡って帝国を監視していた。
いろいろと物騒な面もあるが、基本的にいいお父さんである。
---------------------
名前:タマキ・リーンバイル
職業:アサシンギルド 教育係
特徴:黒髪黒目で、ぽやんとした雰囲気の女性。27歳前後
シグレの母であり、自称「たまちゃん」かわいらしい女性であるが、かなりの腕を持っている。それにはゲンリュウも敵わず、幼き頃はかなりやりこめられたとか。
屋敷内でカイザーが披露した『シャインカイザー』に密かにハマってしまい、続きを見たいがためにどうにかしてカイザー達の元に行こうと企んでいる……らしい。
---------------------
名前:シズル・リーンバイル
職業:リーンバイル家 次期当主・アサシンギルド
特徴:黒髪黒目、黙っていればイケメンなポニテ忍者
妹が好きで好きでたまらない残念なイケメン、シグレの兄である。多少頭が残念なところがあり、いらぬことを言ってはしばしばシグレに意識を狩られている。もしかすれば、その度貴重な脳細胞が消滅し、より悪化してしまっているのかも知れない。
基本的にポンコツだが、諜報能力は高く、アサシンギルド次期マスターとしての力量も備えているようだ。
---------------------
◇◆旧ボルツ領の人々◆◇
【リム族】
名前:マシュー・リム
特徴:紅き髪を短く切りそろえた犬族の男性 当時27歳くらい
マシューの父親であり、その名前の元となった男性。妻亡き後、男手ひとつでマシューを育てていた。
遺物であり村の守り神である機兵を操縦できる魔力量を備えていた彼は『勇者』として村を護る仕事を担っていて、そのコクピットには幼きマシューの姿も見られたという。
年々食料が手に入らなくなっていく土地に見切りをつけ決断された『大移動』にてマシューや同族の命を護るべく魔獣の囮となって命を差し出し、一族の命を守って真の勇者として後世に語り継がれる存在になった。。
---------------------
名前:ナナエッタ・リム
特徴:さらりとした紅い髪を後ろで束ねた儚げな女性 当時25歳くらい
マシューの母親であり、マシューの妻である(ややこしい)
元々身体が弱いことに加え、食糧難の影響で産後の肥立ちが悪く、病によってあえなく亡くなってしまった。
身体は弱かったが、儚げな見た目からは想像できないほど勝ち気な性格で、からかうものに石を投げる猛烈な行動を取ることもあって、周りからは「詐欺である」と言われることも多かったという。
父であるマシューはそんなナナエッタに惚れ込み結婚。ナナエッタ(マシュー)を産んだ後は短い間ではあったが、幸せな日々を過ごしたという。
---------------------
名前:マリネッタ・リム
特徴:紅い髪を持つイヌ族の少女 6歳くらい
カイザー達が海岸キャンプを楽しんでいた際に倒れているのを発見した少女。後にリム族との出会いにつながる大切な邂逅であった。どうも非常に愛くるしい幼女先輩のようで、ミシェルがメロメロになった他、あのスミレでさえも「妖精さんですよ」と乙女軍団に混じりマリネッタをかわいがっていた。
---------------------
名前:ラムニッタ・リム
特徴:イヌ族の少女 14歳くらい 出会った当初はガリガリだったが、今はなかなか
マリネッタの姉であり、他の少年少女達と共に食料調達班として働いている。その際妹であるマリネッタが流されてしまい半ば絶望しながら探していたが、マシュー達と共に現れた妹の無事にほっと胸をなでおろした。
現在は集落内に有る食堂の看板娘として働いていて、遠征してくるハンター達からアイドルとして崇められている。
---------------------
名前:リシュー・リム
特徴:イヌ族の少年 16歳くらい
食料調達班として働いていたが、リム族防衛隊結成の話を聞き、試験に参加。マシューとの実戦形式の試験に見事合格し、ライダー隊として所属が決まった。
現在は集落防衛を中心に活動する「リム族防衛隊第壱班」の班長に就任し、集落内部や園周辺を中心とした警備をしている。
---------------------
名前:マルリッタ・リム
特徴:イヌ族のお姉さん 20代 三つ編みにした赤髪でそばかすがかわいらしい
食料に乏しいくせに酒の原料には困らないダメダメなこの土地でウェイトレスをしていた女性。
得意武器は肉体言語。その理由とは酒場でグダグダ愚痴る男どもを殴り続けてきたからだという。男どもの愚痴の理由は『食糧不足』だったらそれを解消し、愚痴る男どもを減らしてやろうじゃないかと立ち上がり、防衛隊に加入した。
結果としてそれは天職であり、その後合同訓練後も付き合いが続いていた同盟軍に出向し、魔獣討伐の任務先でマシュー達と再会して彼女達を驚かせることとなった。
なお、防衛隊加入時にラムニッタを新たな看板娘として任命。男どものあしらい方を伝授したが、その酒場も現在は食堂として再生しているため、以前よりは拳の出番が無いという。
---------------------
名前:ガシュー・リム
特徴:犬の爺さん
リム族の長であり、長きに渡って集落をまとめていた。父の名を告ぐというマシューの気持ちを汲んで、『マシュー・リエッタ・リム』という新たな名前を与えた。
リム族の古き歴史を知る貴重な人材である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます