【シャインカイザー設定資料】メインキャラクター(改)

※この話の前に三二一話が投稿されています。


 ◇◆カイザーチーム◆◇


 名前:カイザー


 身長:8mくらい(多少の変動はお察しください)

 特徴:本作の主人公が生前、愛してやまなかった『真・勇者シャインカイザー』の主人公、炎来 竜也が乗る機体でいわゆる主人公機である。


 メインカラーは白で、額にユニコーンを模した角を持つ。

 ブレイブシャインの総司令官であり、各機との合体時に基本パーツとなる重要な機体。

 ユニコーン形態に変形出来る他、バックパックを用いた馬車形態としてブレイブシャイン達の旅の足としても活躍した。

  

 また、補助AIとして戦術サポートシステム「スミレ」を搭載している。


 スミレの協力により、原作には存在しない体高約30cm、全長45cmの「おうまさん形態」に変形可能となった。材質はふわふわとした布のようなもので作られている。

 縫いぐるみのような癒やし効果があるようで、それを求めるブレイブシャインのパイロット達からしばしば抱っこされていた。


 また、同じくスミレの協力で『妖精体』と称するスミレの義体同様に妖精のような姿を持つ身長17cm程度の可動フィギュアの様な義体を手に入れた。女性型の義体なためか、長期に渡って使用していると口調が大きく変化してしまうため、カイザーを悩ませることとなった。


 ダークネスとの戦闘で敗北後、スミレによって緊急処置として妖精体にて強制脱出をさせられた際、一時的に記憶を失い何もわからない状態になった。

 しかし、森に落ちていた倒れていたカイザーを保護したフィオラから『ルゥ』と名付けられ、以後行動をともにすることになった。しかし、その際に男らしい口調を咎められ矯正したことにより前述の『女性化』がさらに進行。


 ルゥとして妖精体に入っている場合は違和感が無いのだが……以前からカイザーを知る者たちにとってはやはり非常に面白く感じるようで、しばしばからかわれることとなり、カイザーの苦難はさらに増してしまったのであった。



 装備:バックパック、ガントレット、カイザーブレード、カイザーシールド、カイザーリボルバーR


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 名前:オルトロス(オル・ロス)


 身長:8mくらい(多少の変動はry)


 特徴:マシューが搭乗する機体で、メインカラーは紫。大きな手を持つパワータイプ。


 原作では竜也の喧嘩友達「獅童 謙一」が搭乗していた。

 少女型と少年型のデュアルAIを搭載しているが、役に立つというわけではなく只々煩い。

 双頭のイヌ形態である幻獣モードは原作アニメにおいて大いに活躍したのだが、マシューはそれを今ひとつ使いこなせないようで、こちらの世界においては人型で戦闘することが多い。


 カイザー同様に、ぬいぐるみ形態が存在し(各パイロットがスミレにねだった)その際にはオルとロスはそれそれ1体の犬のぬいぐるみとして分離した様な状態になる。

 

 カイザーと合体時には「両腕」を担当する。


 装備:バックパック、トンファーナイフ、汎用型ナイフ


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 名前:ウロボロス(うーちゃん・ろーちゃん)


 身長:8m(ry

 特徴:ミシェルが搭乗する機体で、メインカラーは紅。スラリと伸びる脚を持つ女性型のスピードタイプ。


 原作では竜也が通う高校の生徒会長「桜川 雫」が搭乗していた。

オルトロス同様にデュアルAIを搭載しているが、頼れるお兄さん、お姉さんであり、異世界知識も豊富なことからルストニア家に多大な利益をもたらした。


 現在もその知識は大いに活躍しており、スミレと共にルナーサ・トリバ・リーンバイル3国からなる『同盟軍』に置いて新規機体の開発や、通信機、レーダー等様々な装置を開発し基地の戦力強化に貢献している。


 幻獣モードは蛇……ではなく、クチバシがついた細身のドラゴンのような姿であり、メインとサブの2体に分離するが、頭に王冠を乗せた側がメイン機体(どちらがメインとなるかはAI同士で都度相談)であり、コクピットが存在している事から見分けがつく。

 

カイザーと合体時には「両脚」を担当する。


 装備:バックパック、機兵用装備「槍」、雪月華



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 名前:ヤタガラス(ガア助)


 身長:8m(ry


 特徴:シグレが搭乗する機体で、メインカラーは黒。女性型の隠密タイプである。

 原作ではクールなサボり魔「皇城 迅」が搭乗していた。


 リーンバイルの方言が感染ったのか、アニメ作中のポンコツお姉さん口調から打って変わり、時代劇調のござる口調に変化しており、至極まともな行動をしていても何処かポンコツくのいちの香りが漂っている。


 ヤタガラス形態で長い間過ごしていたためか、普段はロボ形態よりもそちらで居るほうが多い。

 カイザーと合体時には「羽」を担当する。




 装備:クナイ、リーンソード、スリケン



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 名前:スミレ


 身長:17cmくらい


 特徴:原作ではあくまでもAIであり、カイザーとのやり取りも音声のみであったが、この世界にて自ら妖精型の義体を作り出し、自由気ままに行動をし始めている。


 その義体は飲食が可能であり、元人間であるカイザーの心を大きく揺さぶることとなった。結果として同型の機体をカイザーのために制作し、贈る事となるのだが……そこはスミレ、男性型機体であるカイザーに対し、女性型の義体を贈るという地味な嫌がらせをし、今現在もカイザーを悩ませる原因となっている……のだが、主人公がカイザーとして立ち振る舞うストレスを和らげる事につながっている事にはスミレを含め誰も気づいては居ない。


 レニーからは「お姉ちゃん」と親しまれており、他メンバーからも大きな信用を置かれている。


 ダークネス戦の際にはカイザーを護るため自らシステム領域に残り、ルクルァシアの眷属から長きに渡りカイザーシステムを防衛していた。その際、自らの身体を巨大化させ、抑え込むことにより自身の輝力を送り込み相手を弱体化させながらその行動を制限させていた。


 仮想空間内でカイザーと合流後、カイザーと合体したが、その姿はカイザーのパーツを外装に使った巨大なスミレそのものであり、まるでメカ少女の様な風貌であった。


 その際、パイロットとして乗り込んだコクピット内で前世の姿に戻っているカイザーを目にして大いに驚き、大いに喜んだ。

 詳細については決して語ろうとはしないが、それ以降、スミレのカイザーいじり(妖精体の強制、ルゥちゃん呼び)が加速した。一体どんな姿を目撃し、何を思ったのかは今の所不明である。


 ……彼女はある意味ブレイブシャインの真の司令官とも言えよう。



 ◇◆ブレイブシャイン◆◇


 名前:レニー・ヴァイオレット


 年齢:15歳 身長:148cm 体型:スラリとした……良く言えばエルフのような……。


 特徴:癖がある銀髪のショートカットで、紫色の瞳である。


 脳筋熱血機兵好きという性格で、近接格闘を好む傾向にある。

 実家は大陸北部の辺境にある村であると語っていたが、正確な場所と名前は不明。

 2年ほど前に「冒険者になる!」「おつとめを果たせ!」「いいや! こんな村出て冒険者になるんだ!」……と、妹と大喧嘩をし、その勢いのまま家を飛び出し大陸を南下。冒険者になるという目的のためにフォレムに向かった。

 残念ながら、今の世には冒険者と言う物は存在していなかったのだが、名前は違えど、行動理念は同じハンターとして登録し、念願をかなえたのである。

 ……大戦前の情報から更新されていないとは、どれだけ田舎から来たのだろう?

 

 しかし、ハンター稼業は順調とは言えず、あわやストリートチルドレンにという所でリックと出会う。

 機兵談議で意気投合したレニーはリックに気に入られ『やべえ時にはウチに泊れ』と提案をされる……やべえ時がかなり多かったため、かなりの時間を彼の工房で過ごす事になったのだが、それについてはリックは寧ろ喜んでいた。


 また、クエスト中に森のなかで見つけたカイザーのバックパックを発見。謎の掘立小屋であると判断したレニーは数日間それを観察し、所有者無しと判断した後は森の拠点私のおうちとして大いに活用していた。


 また、やたらと強運で、本人も知らない内に様々な窮地をくぐり抜けている。少女一人で今日まで無事に生きながらえて来たのはその神がかった運命力のおかげなのだが……きっと本当に神が何かをしているに違いない。

 

 その加護? はカイザーから緊急射出された際にも発動し、帝国領という敵国に着陸するはめになったものの、国を捨てひとり静かに生活をする老婆「リンばあちゃん」に保護をされることとなった。


 また、その老婆の息子である黒騎士団、団長「ジルコニスタ」との出会いも果たし、利害の一致により共闘することとなった。まったくもってラッキーガールである……いや、これもすべて神の思し召しなのか。


 補足:「私(わたし)と言うよう努めているが、興奮すると地が出て「あたし」と言ってしまう。


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 名前:マシュー・リエッタ・リム


 年齢:14歳 身長:132cm 体型:ちんちくりん……だが、将来有望


 特徴:赤毛のボブで、瞳の色は橙。頭からはモフモフの耳が生え、おしりには尻尾が揺れる大陸では珍しいイヌ系の獣人族。

 ジンの独断と、ギルド団員の悪乗りにより無理やりトレジャーハンターギルド「紅き尻尾」の頭領にされている。


 記憶に残らぬ幼き頃、貧しい土地を出て森の向こう側にあるであろう新天地を目指すべく一族総出で集落を発ったが、魔獣の襲撃を受け移住は失敗。移民団は致命的な打撃を被る事となった。

 その際、マシューの父親は『この子を頼む』と同族にマシューを託し、自らが乗る機兵で最後まで護ろうと頑張ったが、それは叶わず父親は帰らぬ人となってしまった。


 託された同族の人間も魔獣の牙に落ち、1人残されたマシューは魔獣に攫われてしまうのだが……運良くそれを見つけたジンによって救われる事となり、以後はジンによって我が娘のように育て上げられた。


 それから時が経ち、ブレイブシャインとともに訪れた旧ボルツ領にて生存するイヌ系獣人族の集落を発見することとなった。その集落こそがかつてマシューが家族とともに暮らしていた土地で、マシューはそこで『マシュー』と言う名前が父親の名であり、また、自分の本当の名前『リエッタ』を知ることとなった。


 その集落で暮らす種族の名「リム族」と本当の名前『リエッタ』そして父の名であり、それを元にジンがつけてくれた『マシュー』その全てを大切にしようと考え、以降「マシュー・リエッタ・リム』と、名乗っている。


 食いしん坊で沸点が低く喧嘩っぱやい所はあるが、根は優しく多少の女の子らしさも稀に見せる。


 また、メカに強く、多少の修理や製作はこなせるようだ。


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 名前:ミシェル・ルン・ルストニア


 年齢:16歳 身長152cm 体型:世が世なら貴族共がほっとかない!


 特徴:軽く巻かれた綺麗な金髪で、瞳の色は青。所謂レアな金髪碧眼である。


 ルストニア王家の末裔であり、ウロボロスを継承する次期ルストニア当主である。


 自分のことを「わたくし」と呼ぶ辺りに品が見られる。また、ルストニア商会の一人娘であることから商才に優れ、旅先で出会う商人たちとの交渉に役立っている。


 乙女軍団では一番女の子らしいところがあり、可愛いものを好み蛇がとても苦手であるが、ウロボロス達を悲しませぬよう、人知れず蛇に慣れる訓練をしていた。

 ……後日、とうとうウロボロスが幻獣モードに変形する機会が訪れ、それはそれは気を張ってそれに挑んだのだが……現れたのはどちらかと言えば可愛らしい細身の龍の様な姿で、安心すると共に何故かガックリとうなだれる事となった。


 中々に猛烈な母親からカイザーと結婚するよう迫られ、必死に断っているのだが、内心としてはそれも悪くはないと考えていたりもする。


 ……なので、ルゥとして女性らしい行動をとるカイザーを可愛らしく好ましいと思いつつも、何とも微妙な気持ちになってしまうのは仕方がない事なのである。


 補足:カイザーが妖精体を手に入れ、飲食可能となった際に実は誰よりも喜んでいた。

(良かったですわねカイザーさん。これで貴方とも食事をご一緒することが出来ますわ)



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 名前:シグレ・リーンバイル


 年齢:15歳 身長156cm 体型:無難of無難 


 特徴:黒髪ポニテポンコツニンジャ! 瞳の色はグレー。


 永きに渡って鎖国中であり、内部の様子がわからないリーンバイル王家の末裔で、父親のことを頭領と呼ぶ。


 シュヴァルツヴァルト帝国の諜報部に雇われ、輝力の調査と実験を手伝っていたが、それは『邪竜復活』の神託を受け、その要因となる帝国の調査をするためという所謂ダブルスパイを実行するためであった。


 レニー達と出会い、ブレイブシャイン加入後はその業務からは完全に足を洗い、ブレイブシャインの一員として各地で活躍をしている。


 また、同盟軍基地内において、リーンバイル出向組から絶大な人気を誇りまるでアイドルかの様に崇拝されているのだが、本人は知る由もない。


補足:アニメ シャインカイザーにハマり過ぎるあまり、ノートに『私が考えた最強のカイザー殿』を書いているが、墓まで持っていく勢いで秘密にしている。


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 名前:フィオラ・ヴァイオレット


 年齢:13歳 身長:142cm 体型:レニーよりもしかしたら……いやよそう。


 特徴:さらりとした銀髪のストレートヘアで、紫色の瞳である。


 北にあるという小さな村に住む少女。姉であるレニーとともに家業の手伝いをしていたが、あまりにもだらしが無く、ポンコツで……日々「冒険者にあたしはなる!」と、夢ばかり語るレニーにとうとう堪忍袋の緒が切れる。

「村を出るんだ!」「お姉ちゃんには無理!」「出来る!」「秒で死ぬから!」と、家が揺れるほどの大喧嘩をした結果、最終的にフィオラに言い負かされてしまったレニーは「ぐう!」と言い残してそのまま家を飛び出していった。


 家族は呑気なもので「レニーなら大丈夫よ。満足したら帰ってくるわ」「あいつは崖から落ちても死ななかったからなあ……」と、心配すらしていなかったが、フィオラだけは日々レニーの無事を祈り続けていた。健気な妹さんだ……。


 しかし、レニーが家出をしてから数年後、フィオラは不吉な夢を見る。その手の夢に何か特別な感情を抱く彼女は両親に告げること無く姉の捜索に出立。


 冒険者ハンターとして登録し、得意の狩猟で稼ぎつつ、ルナーサ領でレニーの行方を追っていた。その際に出会った不思議な妖精に『ルゥ』と名付け、姉を探す旅の共とすることとなったが、そのルゥこそが姉の搭乗機『カイザー』であり、結果として姉との再会に繋がるのだった。


 補足:レニーとにていると言われると非常に嫌そうな顔をする。


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名前:ラムレット・ロッパー


 年齢:21歳 身長:172cm 体型:女戦士のビキニアーマーが似合いそう


 特徴:赤毛を後ろで束ねている。


 ハンターに憧れ、小さな頃から木剣を振り回すような娘だったが、兄であるマグナルドが実家の酒屋を継いだのを見て安心し、『まあ、アタイはスキにさせてもらうよ!じゃあな! 兄貴!』と家を飛び出し、大陸各地を巡って魔獣を狩る生活をしていた。


 それなりに腕は立つのだが、お金を稼ぐ才能が皆無であった。それでも苦心をしてようやく手に入れた機兵と共にライダーとして活動を始め、順風満帆な生活を送っていたのだが……それをある時、魔獣との戦いで失ってしまった。


 しかし、それほど落ち込むことはなく、持ち前の明るさで『一度帰って再始動すっか!』と、実家に戻り、兄であるマグナルドに『何とか頑張ってるみたいだな! もっと頑張って店をデカくしろよな』と、言い放って彼を苦笑いさせ、再度旅に出るべく家を後にした。


 その際、中央通りで見かけた少女『フィオラ』が手にする人形に雷を受けたかのような衝撃を受ける。


 今やハンターの憧れである『ブレイブシャイン』に同行していると言われている妖精の特徴と一致したからだ。フィオラと名乗る少女に詳細を聞けば、これは妖精ではなく人形なのだという。ならば自分も同じ物を買ってやろうとフィオラに同行する事に決め、その製作者を探したのだが結局見つからず、買うことは出来なかった。


 が、実はその人形は噂の“妖精”そのものであり、それこそが憧れの『カイザー』であり……それを知ったラムレットは気を失わんばかりに衝撃を受ける事となったのだが、その縁が結果として彼女を憧れのブレイブシャインのサブメンバーとして加入させる切っ掛けとなったのであった。


 補足:再起動したカイザーの生音声を聞いた際、感激のあまり我を失いかけた

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