【シャインカイザー設定資料】メインキャラクター編

※本日はこの投稿の前に1話、159話が投稿されています。


◇◆カイザーチーム◆◇


 名前:カイザー

 身長:8m

 

 本作の主人公が転生した姿であり、生前愛してやまなかったロボットアニメ「真・勇者シャインカイザー」の主人公、炎来 竜也が乗る機体である。


 メインカラーは白で、額にユニコーンを模した一本角が生えている。

 どこぞのユニコーンなんとかを彷彿とさせるが、特に開いたりはしない。

 

 カイザーチームのリーダーであり、合体時にはメインパーツとなる重要な機体。

 幻獣モードであるユニコーン形態に変形出来る他、バックパックを荷台に変化させた馬車モードも用意されているため、移動用の乗り物としてもなかなかに便利な機体である。


 メイン機体と言う事で、他の僚機には搭載されていない戦術サポートシステム「スミレ」が実装されている。

 

 カイザーとして転生した主人公は口調や性格をカイザーと似せるように努力をしているが、完全になり切ることはできないようで、ちょいちょい素の自分―― 前世の自分の口調や性格が顔を出してしまう。


 一人称がたまにブレているのはそのせいである。


 装備:バックパック、ガントレット、カイザーブレード※、カイザーシールド、カイザーリボルバーR


 ※カイザーブレードはシャインカイザー時のみ使用可能。



 名前:オルトロス(オル・ロス)

 身長:8mくらい


 マシューが搭乗する機体で、メインカラーは紫。大きな手を持つパワータイプ。

 原作では竜也の喧嘩友達「獅童 謙一」が搭乗していた。

 少女型と少年型のデュアルAIを搭載しているが、それが何かの役に立つという事はなく、只々賑やかで煩いだけである。場を和ませるという意味ではそれなりに役立っているのだが。

 

 幻獣モードとして双頭のイヌ形態に変形可能で、その口からはブレスを吐くことも可能である。

 

 こちらの世界のオルトロスからは緊急射出の影響でブレス攻撃に関するデータが失われていたため、カイザーも、オルトロスもその存在を忘れ使用することができなかったが、ヤタガラスとの再会により不足していた最後のデータがダウンロードされ、ブレス攻撃が可能となった。


 カイザーと合体時には「両腕」を担当し、4体合体をした際には両肩に幻獣モードの顔がそれぞれ肩パットのように装着され、そこからブレスを吐きだすことが可能である。


 装備:バックパック、トンファーナイフ、汎用型ナイフ、ブレード



 名前:ウロボロス(うーちゃん・ろーちゃん)

 身長:8m


 ミシェルが搭乗する機体で、メインカラーは紅。スラリと伸びる脚を持つ女性型のスピードタイプ。

 原作では竜也が通う高校の生徒会長「桜川 雫」が搭乗していた。

 オルトロス同様にデュアルAIを搭載しているが、こちらは知性溢れる頼れるお兄さん、お姉さんといった性格で、異世界知識も豊富なことからルストニア家に多大な利益をもたらした。

 

 変形すると分離をして2体の竜型ロボとなるが、頭に王冠を乗せた側(うーちゃん側)が本体として扱われているようで、そちらにコクピットが搭載されている。

 カイザーと合体時には「両脚」を担当する。


 装備:バックパック、機兵用装備「槍」、雪月華



 名前:ヤタガラス(ガア助)

 身長:8m


 シグレが搭乗する機体で、メインカラーは黒。口調から誤解をされがちだが、れっきとした女性型の隠密タイプの機体。

 原作ではクールなサボり魔「皇城 迅」が搭乗していた。

 リーンバイルの方言が感染ったのか、原作の僕っ子から打って変わって時代劇調のござる口調に変化してしまっている。元々影響されやすい性格故に起きた悲劇である。

 

 幻獣モードで長い間過ごしていたためか、普段はロボ形態よりもそちらで居るほうが多い。本人曰く『ガア助として過ごした日々が染みついてしまったのか、こちらの方が落ち着くのでござる』との事。

 

 カイザーと合体時には飛行ユニット「翼」を担当する。


 装備:バックパック以外現状不明(無し)

 


 名前:スミレ

 身長:15cm


他の僚機とは違い、アニメ作中での記憶を一切持っておらず、ある意味ではアニメのスミレとは別の存在である。


 その原因は、原作でのスミレが独立した存在ではなく、あくまでもカイザーに備わっている機能の一つと言う設定故に、アニメ第一話以前、初回起動をする前にカイザー諸共こちらの世界にしてしまった様な状態になっている所にある。


 故に、カイザーや自分を作成した組織『黒森重工』やそれらが存在していた作中の日本の知識は備えているが、それ以上の記憶は一切持たず、故に時折ウロボロスやオルトロスが話す過去の話や、カイザーがポロリと漏らす地球のネタを聞くたび、少々訝しむことがある。

 

 原作ではあくまでもAIで、ホログラムのモデルデータすら存在しない音声だけの存在だったが、この世界にて自ら妖精型の義体を作り出し、自由気ままに行動をし始めている。

 

 その義体は飲食が可能であり、元人間であるカイザーの心を大きく揺さぶっている。

 レニーからは「お姉ちゃん」と親しまれており、他メンバーからも大きな信用を置かれている。


 皆の頼れるお姉ちゃんであり、ブレイブシャインの真の司令官とも言えよう。



 ◇◆ブレイブシャイン◆◇


 名前:レニー・ヴァイオレット

 年齢:15歳 身長:148cm 体型:まるで少年のみたいですね。

 

 癖がある銀髪のショートカットで、紫色の瞳をした可愛らしい少女。

 脳筋熱血機兵ロボ好きという性格で、バトルスタイルは近接寄り。

 

 妹と大喧嘩をし、どこか遠くにあるらしい実家から飛び出し、そのまま流れでハンターになった……らしい。

 

 人懐こい性格が幸いしてか、特に仲が良いリックやアルバートおつちやんの他、街の人達からも好かれていて、そのおかげか、カイザー達と出会うまでそれ程危なげなく生き抜くことが出来た。


 リックの家に半分寄生をする事により雨露を凌いでいたが、その他にも森のなかで見つけたカイザーのバックパックをクエスト時の別荘として大いに活用していた。

 

 また、それ以外にもやたらと運がよいようで、気づかないままに様々な窮地をくぐり抜けていたようだ。


 補足:「私(わたし)と言うよう努めているが、興奮すると地が出て「あたし」と言ってしまう。


 名前:マシュー

 年齢:14歳 身長:132cm 体型:将来に期待しましょう。


 特徴:赤毛のボブで、瞳の色は橙。頭からはモフモフの耳が生え、おしりには尻尾が揺れる小柄な犬系獣人族。

 

 ジンの指名により、トレジャーハンターギルド「紅き尻尾」の頭領にされているが、本人には大してその気がない『まだまだ元気なんだからじっちゃんがやればいいだろ』とはマシューの談。

 

 食いしん坊で沸点が低く、少々喧嘩っぱやい所はあるが、根は優しく多少の女の子らしさも稀に見せる。

 また、ジンの影響かメカに強く、多少の修理や魔導具の製作がこなせるようだ。


 この大陸では珍しい犬族であり、ジンに拾われた場所から推測するとそのルーツは「禁忌地」にありそうなのだが、現時点では詳しい情報は一切不明。



 名前:ミシェル・ルン・ルストニア

 年齢:16歳 身長152cm 体型:カイザーがロボで本当に良かったと思います。


 軽く巻かれた綺麗な金髪で、瞳の色は青。いわゆる金髪碧眼キャラである。

 ルストニア王家の末裔であり、ウロボロスを継承する次期ルストニア当主。

 自分のことを「わたくし」と呼ぶ辺りに品が見られるが、中身はきちんと年相応の少女である。


 ルストニア商会の一人娘であることから商才に優れ、旅先で出会う商人たちとの交渉に役立っている。

 乙女軍団では一番女の子らしいところがあり、可愛いものを好み、蛇がとても苦手だ。

 補足:カイザーを交えた食事会を心待ちにしている。

 

 名前:シグレ・リーンバイル

 年齢:15歳 身長156cm 体型:無難of無難 悪くはありません。

 

 黒髪ポニテポンコツニンジャ! 一人称がなぜ「拙者」ではないのか気になる所だが、ヤタガラスの「拙者」呼びが愉快なので追求しないことにする。瞳の色はグレー。


 永きに渡って鎖国中であり、内部の様子がわからないリーンバイル王家の末裔で、父親のことを頭領と呼ぶ。

 

 シュヴァルツヴァルト帝国の諜報部に雇われ、輝力の調査と実験を手伝っていたが、その依頼を受けることは本意ではなく、任期が終わった事を心より喜んでいた。


補足:「はじめて友達が出来た」とガア助に報告した所、ガア助に軽く拗ねられたらしい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る