第百七十九話 武術を極める大魔導士
――その
リムは
ワルキューレは女神から
剣から
そして
「はぁぁぁッ!」
リムのまるで
ガキンッと
ワルキューレはギリギリで蹴りを剣で受け止め、リムの小さな体を
「戦乙女ワルキューレ……。聞いていたほどではないのです!」
二人の
彼女はビクニが
あれほど好きではなかった
そこへ
おそらく一対一での
「くッ!? あの
ワルキューレはここへ来る前に――。
体内にため
「幻獣? もしかしてそれはビクニの傍にいた幻獣バクのことですか?」
「ああそうだ。あんな化け物とやりあっていなければ、
しかし、ググとの戦いがなかったとしても――。
ワルキューレがリムに勝つことは
彼女は集団を相手にする戦いが
リムのようなサシの
「ググをどうしたのですか?」
反対にワルキューレのほうは
「あの化け物はまだ生きている。きっと今頃は
「ならば、すぐにでもあなたを
リムがそう
ワルキューレの前から彼女の
「人間
「
気が付いたワルキューレは、振り返って剣を
だが、リムの
開けられた穴から真っ赤な血が
「バカな……女神様の使いであるこの私が……たかが人間の
リムは、腹に開けられた穴を押さえながら
全身で
吹き飛んで洞窟の
すでに動かなくなった彼女を
「リムは武道家ではありません。ワタシ、リム·チャイグリッシュは……武道家の里ストロンゲスト·ロードをいずれ
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