第九十話 宿に戻ってからの酒盛り
その後――。
「もうぅ~食べられないよぉ~」
だが、ビクニは道で
ググも同じように、
「あらら、レモネードにちょっと酒を
どうやらビクニはグラス
そんなゴニョゴニョと何か言っているビクニを、ラルーナが
「なるほど。
「それは
俺がポロっとそう言うと、ルバートが
そして、ルバートは倒れているビクニを
キザなところは気に入らないが、なかなか
本当は
「まぁ、明日でいいか。……って、なんでお前らもここにいるんだよ……?」
ルバートはビクニをベットへ寝かすと部屋を出て行った。
だが、イルソーレとラルーナはまだ
店でもかなり飲んでいそうだったが、まだ飲み足りないのか。
――というか帰れよ。
「そんな
ガハハと
その上、
おいおい、俺たちはほんの数時間前に知り合ったばかりだろう。
それでいてこの
それに
「ごめんねソニック。でも、ビクニにルバートの
俺が二人を
俺はやれやれとため息をついてから、その話を聞くことにした。
ビクニには俺から
「じゃあ、まずはルバートの兄貴のことから話すね」
それを見て思うが、やはり俺の知っている
だが、
イルソーレも酒に
ラルーナは酒をまるで水のように飲んでいる。
店での
お
何故俺は話を聞いているという立場なのに、こんなくだらないことを考えているのかと言うと。
ラルーナの話はずっとルバートのことを
そして、イルソーレはラルーナがルバートを褒める
こいつらはきっと、こうやって
店でも思ったが、まるで
俺がいい
眠りが
ベットから体を
おいおい、
ラルーナは
まさかビクニが起きるまでわざと話を始めなかったのではないか?
そんなことを
「じゃあビクニも起きたし、また最初から話すね」
俺は、もう一度
ふざけるなよ。
またルバート
俺が止めると、ラルーナとイルソーレは
「そう言うならしょうがない……ホント
そしてラルーナは、ようやく俺たちが聞きたかった話を始めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます