第八十一話 暗黒騎士より獣使い
さっき
どこからどう見ても
やはり海の上に道があるため
道と道をを
さて、とりあえず
この国は
そのため、世界中の
「……って、何やってんだビクニ……」
「何やってんだって……なんか来ちゃったんだもん」
俺がふとビクニのほうを見ると、いつの
近くには餌をやっていた人間も多いというのに。
そういえば森の中でも
鳥たちはビクニの
餌一つ
それから、俺の頭の上に乗っていたググが
ググの
そんなググを
「まずはこの手紙に書いてある人――ルバート·フォルテッシさんって人を
「しかし、これだけ広い国だからな。
「うぅ……たしかにそうだよね……」
港からここへ来るときに思ったが、この国はかなり大きい上にどの家も石やレンガでできているため、旅人である俺たちには全部同じに見えてしまう。
それにちょっと小さな道に入ると、まるで
これでは、たとえ人に
俺がそんなことを考えていると、ビクニが屋台の店主に
やれやれ、
ビクニはルバート·フォルテッシという
「おい、ビクニ。お前って奴はまず考えてから
「そんな言い方ってないじゃん! 私がせっかく聞いて来てあげたのに」
あぁ……出た。
またむくれてしまった。
俺が
本当に
「はいはい、俺が悪かったよ」
「言い方……」
「あぁぁぁッもうッ! 本当に
「わかればよろしい」
面倒なのだが、機嫌は
そういう
「じゃあ、行きましょうか」
「だから、俺たちだけじゃ道に迷うって言ってんだよ」
「大丈夫だよ。ほらソニック、あれを見て」
そのビクニが
あれはこの国の
「ルバート·フォルテッシさんって人は、あそこに
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