第三十八話 本来の力
私の言葉を聞いたソニックは、
そのときにできた
「
「キュウ!」
ソニックがお
当然ソニックが来てくれて助かったけれども、ググも
「それでビクニ、お前の考えってなんだよ?」
その後も、
私の考えはこうだ。
前にソニックは、「
だけど、その後に私の血を
あのときのソニックは、私から大した量の血は吸っていないみたいだったし。
きっともっと
「……というわけなんだけれども。どう、ソニック?」
私が
なんかあまり
はっ! もしかして私の血って
「……お前はいいのかよ?」
「へっ?」
自分の血が
そんな私にソニックは言葉を続ける。
「リスクとかは考えないのかっ!? 大体俺は
「逃げないよ」
私の返事を聞いたソニックは、何も言わずに
私はソニックの表情が見たかったけど、
でも、私は言葉を続けた。
「なんで今さらそんなことを言うの? ソニックは私を捨てて逃げるわけないよ。さあ、早く私の血を吸って、あいつを……ドリアードをやっつけてっ!」
「っく!? わかったよっ! やればいいんだろ、やればっ!」
自分の気持ちを
全身を
自分の体から
前のときと一緒で全然
「キュウ、キュキュキュキュ~!」
私の
はっきりとしない
スピードを上げる魔法――ファストドライブの
だけど……ソニック……。
信じていいよね……大丈夫だよね……。
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