1023. (比較的)平和なLI〇Eトーク ~チョコ塗ってザッハトルテ編~



【フットサル部一年!!!!(4)】



〇慧ちゃんって呼んでください!

「行くぞーーーー!!」


『慧ちゃんって呼んでください!が

聖堕天使ミクエルを招待しました』


『聖堕天使ミクエルが参加しました』


〇ゆき

「わーー!!」


〇ゆき

「未来ちゃんようこそ!!」


             〇長瀬マコト

           既読4「やっとか」


〇小谷松

「お」


〇小谷松

「よろ」


〇聖堕天使ミクエル

「ふん」


〇聖堕天使ミクエル

「呼ばれたから来てやったまでだ」


〇聖堕天使ミクエル

「精々感謝するが良い!!」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「ずっとスマホ

持ってなかったんスよね~」


             〇長瀬マコト

      既読4「よく生きてこれたな」


〇ゆき

「これでみんな揃ったね!」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「あとはカツマ??」


             〇長瀬マコト

        既読4「いーよアイツは」


             〇長瀬マコト

       既読4「自分で断るでしょ」


〇小谷松

「居心地悪いんじゃね」


〇聖堕天使ミクエル

「ちょっと待て」


〇聖堕天使ミクエル

「誰だ此奴は」


○ゆき

「???」


○ゆき

「誰のこと?」


〇聖堕天使ミクエル

「上の此奴だ分からんのか」


             〇長瀬マコト

         既読4「あー、聖来か」


             〇長瀬マコト

          既読4「いま訓練中」


〇聖堕天使ミクエル

「なんだそれは」


             〇長瀬マコト

           既読4「標準語の」


             〇長瀬マコト

      既読4「こーいうところから

          ちょっとずつ直せば

         良いんじゃないかって」


             〇長瀬マコト

       既読4「ミクルもやれば?」


             〇長瀬マコト

   既読4「卒業できる良い機会だよ」


              〇長瀬マコト

         既読4「m9(^Д^)プギャー」


〇聖堕天使ミクエル

「厨二ちゃうわ!?」


〇聖堕天使ミクエル

「我を侮くつしたな!!」


〇聖堕天使ミクエル

「ゆるしがたいぞ!!」


〇聖堕天使ミクエル

「卒業言うなこれが地だ!!!!」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「侮辱?」


〇聖堕天使ミクエル

「間違えただけだ!!!!」


〇聖堕天使ミクエル

「みなまで言うな!!!!」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「いやその間違え方はウケる」


〇聖堕天使ミクエル

「なんだお前まで!!」


〇聖堕天使ミクエル

「ふゆかいだぞ!!!!」


〇ゆき

「二人とも、チクチク言葉だめ!」


〇ゆき

「あおっちゃダメだよ!」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「おっと失礼」


             〇長瀬マコト

            既読4「ごめん」


             〇長瀬マコト

     既読4「いやなんか、面白くて」


             〇長瀬マコト

     既読4「文章だと途端に威厳が」


〇聖堕天使ミクエル

「ク、痛いところを……!」


〇聖堕天使ミクエル

「真義を会得していないのだ……!」


〇小谷松

「難しいよなフリック入力」


〇小谷松

「慣れてないと」


〇聖堕天使ミクエル

「その口調どうにかしろ!!」


〇聖堕天使ミクエル

「違和感どころの話ではない!!」


〇聖堕天使ミクエル

「怖えーよ!!!!」


            〇長瀬マコト

         既読4「あ、標準語」


〇ゆき

「未来ちゃん真面目なときと

 緊急事態のときは

 ちゃんと喋れるもんね♪」


            〇長瀬マコト

    既読4「緊急事態なんだ。いま」


            〇長瀬マコト

            既読4「笑う」


〇小谷松

「本当に笑ったか?」


〇小谷松

「金澤先輩が言っていた」


〇小谷松

「『笑』や『w』を付けるとき」


〇小谷松

「人はたいてい真顔であると」


             〇長瀬マコト

      既読4「笑ったってちゃんと」


             〇長瀬マコト

      既読4「その口調で詰めるの

             やめようよ」


〇小谷松

「ごめんなせえ」


〇聖堕天使ミクエル

「嗚呼、それでこそ貴様だ」


〇小谷松

「栗宮さん、わしこねーな感じで

 まだ慣れとらんけぇ、上手う

 伝わらんで迷惑掛けるかもしれんけど」


〇小谷松

「早よう慣れるよう一緒に頑張ろうな」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「セーラちゃんの場合、入力より

 距離感の問題と思うっス」


〇ゆき

「文章送るのすごく速いよね!」


〇ゆき

「わたしもまだ慣れてないから

 尊敬してるんだ」


〇小谷松

「そねーなこと」


〇小谷松

「あ」


〇ゆき

「??」


〇小谷松

「お世辞でもそう言ってくれるのは

 嬉しい限りだ」


〇聖堕天使ミクエル

「!?」


             〇長瀬マコト

    既読4「急に変わるのズルwww」


             〇長瀬マコト

    既読4「絶対笑うこんなんwww」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「これも真顔なんスか?」


             〇長瀬マコト

    既読4「笑ってるって!!www」


             〇長瀬マコト

      既読4「そんな冷めてないよ

             自分www」


〇聖堕天使ミクエル

「貴様も普段とだいぶ違うな……」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「真琴氏はアレっス」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「ネット文化が入ってるんで」


〇聖堕天使ミクエル

「ああ」


〇聖堕天使ミクエル

「つまらない奴の典型か」


             〇長瀬マコト

             既読4「え」


〇ゆき

「うーん。

 つまらないとは思わないけど」


〇ゆき

「でもマコくん、たまに

 変な言葉使うときあるよね」


〇ゆき

「なになにンゴ~、とか」


〇ゆき

「最近、学校でも言ってなかった?」


〇小谷松

「聞いた」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「あ~それガッツリっス」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「これいちおーアドバイスなんスけど」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「ネット用語ってリアルで使うと

 ウザがられるときあるんで」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「気を付けた方が良いかもっス!」


             〇長瀬マコト

            既読4「ふーん」


             〇長瀬マコト

   既読4「気には留めておくあろがと」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「まーでも微妙なとこっスよね」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「ンゴとかもう広辞苑乗りそうな

 勢いで使ってる人多いし」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「親父がこないだお客さんに

 ありがとナス!とか言ってたのは

 ドン引きしたっス」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「元ネタ知らないんでしょーけど」


〇ゆき

「ありがとうナス?」


〇ゆき

「変な言葉なの?」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「自分が振っといてなんですけど

 絶対調べちゃダメっス」


〇ゆき

「えぇ~~気になるよ~~!!」


〇聖堕天使ミクエル

「我も忠告する」


〇聖堕天使ミクエル

「それは禁句だ」


〇聖堕天使ミクエル

「あと古いし面白くない」


             〇長瀬マコト

       既読4「ミクルが真面目に

          言ってるってことは」


             〇長瀬マコト

    既読4「ホントに良くないのカモ」


〇小谷松

「ンゴとありがとナスは

 使ってはいけない」


〇小谷松

「覚えた」


〇ゆき

「うーん。気になっちゃう」


             〇長瀬マコト

    既読4「二人はどこで知ったの?」


〇聖堕天使ミクエル

「深い闇の果て」


〇聖堕天使ミクエル

「と、言ったところか」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「マジで調べちゃダメっス!」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「フツーにグロ画像なんで!!」


〇ゆき

「ぐろ!?」


〇ゆき

「じゃあやめる!!」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「ユーキちゃん偉い!!」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「そのままでいてくれ頼む!!」


〇小谷松

「問題無い」


〇小谷松

「いま検索に掛けられないよう

 調整した」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「パソコンを?」


〇小谷松

「そう」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「相変わらず変なとこで

 現代っ子っスね……」


             〇長瀬マコト

   既読4「まぁ、こういうことだから」


             〇長瀬マコト

            既読4「ミクル」


             〇長瀬マコト

       既読4「みんなズレてるし

           慣れてないから」


〇聖堕天使ミクエル

「ふん」


〇聖堕天使ミクエル

「貴様が広げた傷口だろう」


〇聖堕天使ミクエル

「なにを上から目線で」


〇ゆき

「未来ちゃんストップ!」


〇ゆき

「すぐあおるのは良くないよ!」


〇ゆき

「廣瀬さんも言ってたし!」


             〇長瀬マコト

      既読4「どの口が言ってんだ」


〇ゆき

「マコくんも!!」


〇ゆき

「素直になりなさーい!」


             〇長瀬マコト

         既読4「分かったって」


             〇長瀬マコト

        既読4「ごめんねミクル」


             〇長瀬マコト

       既読4「程々に仲良くしよ」


〇ゆき

「だからそれが良くないの!!」


〇聖堕天使ミクエル

「ふん」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「二人に限ってはこれくらいが

 ちょうど良い気もするっスね~」


〇慧ちゃんって呼んでください!

「まーまー、仲良くやりましょーや!」


〇小谷松

「文字入力でふんって

 打ってるの想像すると

 笑ってしまう」


〇聖堕天使ミクエル

「それだけは言うな貴様!!!!」


〇ゆき

「だからあおるのだめーーーー!!」






【二(3)】


〇ノートルダム大聖堂

「腹減った」


〇世良文香

「メシ行こ」


〇るヴぃい

「スキヤ!!!!」


〇ノートルダム大聖堂

「正解」


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