6節 前兆

「あ、うん……朝か」


 時計の明かりをつければ指し示すのは6時半。

 大体いつもこの時間に起きてるから、目覚ましをセットしなくても自然に瞼が開くようになったのは悲しいのか嬉しいのか……。

 とりあえず起きてやることはカーテンを開け日差しを取り入れ、朝のすがすがしい空気を取り入れることだ。

 夏と言う季節の都合上、室内でエアコンつけてダラダラしていると気が重くなってくると俺は思う。だから、朝のんだ空気を取り込まなくちゃいけない。

 右手を着きながらベッドを立ち上がろうと力を入れるが……腕から伝わる感触が違う、どちらかと言えばたわんでいる。


「何してんの」


 案の定ソコには礼がいた。

 全裸でないだけまだましかとなるのは感性なのか?


「きた」

「部屋あんだろ」


 そうなのだ。

 この家はもともと3世代が暮らせるように設計された家。故に空き部屋が存在する。

 その中の一つを礼用にやったのに。彼女は努力を無視してやってきたらしい。


「あなたの体温を……渇望していたから?」

「なんだその陳腐ちんぷな理由は」

「寂しかったから?」

「そうか」


 これ以上話しても平行線な気がする。


「わかったから。取り合えずご飯作ってくるからもう少し寝てていいぞ。あ、舞は起こすなよ」


 タンスから衣服を抱え、部屋から出ようと踏み出した。


「まって」

「うん?」

「いっ……しょ」


 胸の前で祈るように腕を握っているせいで、たわわに実った二つの果実が形を変える。

 白く透き通った太ももを見せながら、やや汗ばんだ髪を流しながら小さな口から音色を鳴らす。


「わかったよ。あんま音立てないようについてきてくれ」


 二人で一緒に降りていく。

 洗い終わった洗濯物を取り出し、お風呂の残り湯を抜き換気扇をつける。

 冷蔵庫から食材を取り出し……。


「料理作るからシャワー浴びてきたらきたらどうだ」

「洗って」

「あの後洗ってただろ」

「しょうがないな」


 このままだと並行線上だろう。

 ちなみにお風呂場に移動したからと言って手を出すわけもなく、普通に汗を流させて胸の宝石から何時もの服を纏わせた。

 ちなみにこの衣装は洗う必要がないらしい。

 さて、調理場に戻って料理を作っていくが礼からの視線が厚い。まるで貫かれているようだ。


「やりたいのか料理。教えてあげられるぞ」

「やる」


 やはりと言うか上達スピードが抜けている。

 まるで覚えているのではなく記録しているに等しい。

 実際、ご飯の炊き方は完璧だったしサラダのつくり方も昨日の再現のようだった。

 ただサバ缶をゆでてやるのではなくそのままお皿に乗っけたのはびっくりした。


「さて、そろそろ7時か。10時には精華さん来るし妹を起こしましょうかね」

「ついてく」


 さぁて妹を起こすんだが、起こすときには必ずベットから離して起こさなければならない。

 なぜかそれは単純。二度寝するからだ。

 まるで釘でも打ち込んだかのようにしがみつき動かなくなる前にしないと。

 妹の部屋に猫のように慎重に入り込み、事前に礼に命令しておいたことをやってもらう。

 妹が寝ているのを確認……手はまだくっついてついていないようだ。

 礼に一目動かし右手の小指と薬指をやや曲げ静かに振り下ろした。

 パッと礼が両腕でフックのように舞を勢いよく刈り取るが、妹の体は空中で一回転。

 墜落時には腹に腕が食い込んでいた。


「ぐぇええぇええ……っ!?にゃ、にゃにごど」


 そのまま開けていた窓枠に足をかけ、うぃきゃんふらい。

 2階……具体的に4mから100キログラムが落ちてくるのだが……コンクリじゃないし問題ないだろ。


「しっかしほんとにやるとは」


 身体能力高いんだったら驚かせてあげればバッチシ起きるっしょ。例えば二階から飛び降りてみるとかさ。

 なんて冗談のつまりだったのだが、まさかほんとにやるとは。

 てか、礼が履いてる靴は黒いハイヒールじゃなかったけ?

 まぁ、謎物質でできてるから問題はない……か。


「起きた?」


 下に降りて玄関を開ける。ソコには礼にお姫様抱っこのように抱えられながら胸に頭を埋める少女がいた。


「ぜぇ、はぁ、ぜぇ、はぁ……何が起こってんですかっ」

「舞起きないから……飛べって」

「なんですと。こんな目覚まし初体験だぜぇ……まさか、寝起きヒモなしバンジーされるとは。こんなの、ゲームでも見たことないんだが。災厄だぁ」

「うそつけ。おまえサラっと胸に顔埋めてハッピーになってたんだろ」

「……いい食感でした」

「食べてないだろ」


 礼に担がれながら家内に戻る。

 イスに舞を座らせ朝食を口に含んでいく。


「……腰が。兄ぃ介護して」

「えぇ」


 妹が腰を抜かし朝食を食べさせなければならないというハプニングが発生したが、順調に進んでいく。


「何の服着ていくんだ?」

「いつもの動きやすい服で」

「じゃここに置いていくから。俺も着替えなきゃならんし、一人で着替えられるよな」

「バッキャ野郎。着替えさせれねぇんだろ恥ずかしくて」

「礼、畑に埋めるぞ」

「わかった」

「まって、まってぇ。あ」




――――日本国

 二ホン、ニッポンともいわれる極東の島国であったこの国も機械生命体の襲来を受けた。

 首都{東京}は緑色一つない廃墟になり国家として致命的な打撃被った。

 それでも車外から見える人々の表情には絶望が張り付いていなかった。

 昔から数多の災害を乗り越えてきたゆえだろうか?2日前に襲来があったのにもかかわらず確かに暗闇を照らす明るさがあった。

 首都を失った我々は都市機能を北関東に移動させ、そこに東京を半円で囲むように町が築き上げられていった。

 それが新関東統合都市。

 何故周りにこのような都市が出たのか、それは東京からの避難者による。

 大空襲を彷彿させるような崩壊したビル群。コンクリートにグラデーションされた肉片。

 恐怖を覚えるのは必然だった。

 日本人は緊急時の時に礼義が正しいと諸外国には評価されるが、別にすべての人が礼儀正しいわけではない。

 事実、1年ほどは疎開民(東京から避難し、略奪行為など犯罪を犯した集団を指す差別用語)による略奪行為や住人を殺害し居住を分捕るものもいた。

 それでも日本は足を止めることなくこれまで歩んできたのだった。


 そんな新関東統合都市に俺たちは精華さんの車に乗せてもらい向かっているのだ。

 礼は初めて視る景色を留めようと魚のように動き回り、妹はエアコンの風にあたりながらオレンジジュースを口に含む。


「そのありがとうございます。服も貸してもらって」

「大丈夫よ。それにもう着られないしね……れいちゃんにあげるわ」


 軽く頭を下げるとルームミラーから写る精華さんがほほ笑んだ気がした。

 礼の恰好は精華さんがくれた服で見違えるほどになった。

 黒を基調としたスーツとは違い、白を基本色にした下着にハーフパンツそしてロングコートを夏服用に改造したものであった。

 鎖骨より下と右肩を隠すデザイン。

 縫い目の綻びやこすれなどから、実際に使用していたのだろう。

 ただ、利便性と可憐さを両立させたものだった。

 他二名についてはファッションなんか知るか!と適当にタンスを引っ張て来たものだ。

 俺なんて半袖の迷彩服に黒ズボンズで昨日と変わってねぇじゃないかと言われるし、妹も黒に紫のラインが入った服を着ている。

 精華さんはPMCの制服である。


「ん……なんかほかの人多い?」

「あーそりゃ難民者だ。特に5~45歳が亡くなったからな……今じゃ外国人労働者は日本を支える大黒柱さ。経済は彼らが汗を垂らして働いているからこそだ」

「まぁ、老人は増え続ける一方だけどね」

「しょうがないわよ。老人を徴兵たたしたってお荷物になるだけよ」


 車は何事もなく進んでいく。

 しばらくすれば大きな駅が観えてくる。

 新関東統合都市を結ぶ駅だ。外見は京都駅を想像すれば安易だろう。

 俺はバスでこちらに来るため駅内を散策したことはないが、それでも数年前ではただの田んぼだった場所にこんなのが出来るとは思わなかった。


「11時だからご飯にしましょうか。私が出すわよ」

「ごはん……」

「あ、じゃ私は手軽に食べられるもので。今MMORPGしてるので両手を離すわけにゃいかん」

「相変わらず、外出てもこれか」


 駐車場に車を止める。

 ここは東京なんかと違い無料だし広々としている。初めて東京に行ったときは3台ほどしか止まれないのに20分500円もしたから驚いたものだ。

 扉を跨げば心地の良い寒気が身を包んでくる。


「へぇ、海斗君はここに来るの初めてなんだ」

「えぇ、ここにはゲーセンもありませんからね。それにお金がかかるので外食は控えているんです。親の遺産も限りがありますから」


 9年前の襲来の際、舞……そして俺の両親はあの日に亡くなったのだ。

 舞の場合は目の前で突き刺さり、俺の場合は人ごみに押し出され階段から落ちていく中爆発する電車を見ていた。

 残ったのは子供と親の遺産、そして国の支援金。

 けれど、残った遺産は盤石なものではなかった。

 故に、料理とか技能を身に着けた。


「まぁ、お金がないと言いつつ真っ先にゲーミングパソコン買った妹の私が言うのはなんだけど限りがあるからね。最近は通販でエロゲーの量少なくしたりだとか大変だよ」

「そうだな、大学なんてもっての外だし」

「お姉ちゃんを頼っていいんだよ?それに会社うちに結構勧誘してるのに」

「一様資格は持ってるんですけどね。銃器操作のやつとか……けど肉体労働はちょっと」

「……うちで訓練したことあるからやって活けると思うけどね」


 あ、別に妹がパソコンを買った事を責めるつもりはない。

 ちなみにプレイしてるのがエロゲー多いのかと言うと妹が男性恐怖症だからである。

 ――教科書にはきれいごとしか書かれない。

 例えば、何故いまだに中東で紛争がつづいている?

 簡単だ当時の大国が相手が嫌がるからと武器の給与や武力介入をして、その後の整理をしないで帰ったからだ。

 だから、テロリストが生まれ同時多発テロが起きた。

 けれど教科書には同時多発テロの事には書いてあるが、なぜ起こったかの根本的理由が書かれていないだろ。

 あったり前だ一般人が裏の事情なんか知ったらまともな感性じゃいられない。

 決まりや法律を作れる奴は狂ってるやつしかいないし、尻尾も出さない。

 だって真実が書かれるなら、九年前のあの日アメリカ軍が救援に駆け付けただけじゃなく離反者が少女を凌辱しかけたって載るはずだろ。


「教えられたやつって、近接混合銃術……つまりガン=カタでしょう。実際に使用するのはちょっと」

「ガン……カタ?」

「たしかにリベリオンみたく弾丸軌道解析なんてできないし。手足間合い入るころには全身穴だらけさ。けどセイカさんは天然だから、実際に作っちゃたんだよね……ゲーム好きな私じゃなきゃ見逃しちゃうね」

「し、室内とかは使えるでしょ!それに接近することによって弾の節約にもなるし、すぐに白兵戦にもすぐ移行できるじゃない」

「今のご時世で銃相手に格闘は無理だろ。と言うか礼が付いていけてないぞ」

「じゅう?」

「ほら、胸からだしてたやつよ」

「なる」


 少しは早めにフードコートに着く。駅内にあるここは会社員や学生など様々な職種の人が飲食をする。

 無論広めにスペースがあるのだがそれも30分ほどで容易に埋まってしまう。

 人類の総人口が約53億人になっているのにここまで多いと現実感が亡くなってくる。

 木製の温かみのある椅子に座わり4人でご飯を食べる。

 できるだけ1000円を超えないようにと気を使いながら……。


「れいちゃん?れいちゃん!」

「うまうま」


 約一名、そういう気ずかいが出来ずに5人前食べているやつがいるが、量に戸惑っているだけで何も注意しいっていないから問題ないのだろう。


「おねいちゃん。それ見てるだけでお腹いっぱいになりそうだよ」

「え?ご飯くれるの」

「やっぱお腹空いてきちゃった」


 ひとしきり食べ終え、水で押し流し正面を向く。


「さて、精華さん呼んだのはここでご飯を食べるためだけではないのでしょう」

「えぇ、これから私たちの会社に来てもらいます」

「あぁ、身分証制度ですか。確かに傭兵になれば簡易身分証を作成できますけど」


 身分証制度

 身分証、それは個人の本人性特定にするにあたり使用するものだろう。

 日本は欧米などといった諸外国とは違い身分証による検査がなければ許可が下りないことが多い。

 それはそうだろう。誰だかわからに人がきて暴れたりした場合には捜査が複雑になってしまうし、明らかに怪しい人を会社が就職させてくれるのだろうか?

 国際的な犯罪や日本国内の犯罪などを抑制や妨害……国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約などによって、日本では国民全員に身分証の発行が義務図けられていたのだった。

 そう、だったのである。

 やはりと、9年前のあの日を境にして日本は法を緩和せざる負えなくなった。

 保安庁の人員不足、難民の大移動。

 ほかの国(ドイツとかアメリカなど)とは違い規模は小規模であったが、それでも戸惑いがあった。

 わざわざ"あなたははどこ出身ですか。なるほど本当かどうか電話で確かめてみますね"なんていちいちやっている暇はない。

 EUでは大量のアラブ民族が押し寄せていて、ゲルマン民族大移動をもじってアラブ民族大移動がおこっている。

 ドイツ政府の”できれば数年前に戻りたい”というのは本心だろう。

 まぁ、長くなったがいちいち政府で管理めんどくさいし、会社が信頼してるなら借り身分証発行しておっけ、と言うことだ。


「それもありますけど……あとは海斗君洋の装備を渡しておこうと思って」

「装備ですか」

「いつまで銃を裸で携帯もっておくつもりなの。それともいつもれいちゃんの胸から抜くつもり?」


 確かに……。

 取り出すときに胸のクリスタルに腕を突っ込まなければならない。明らかに絵ずらが。


「まぁ、ほんとは着いてから渡そうと思ったんだけど……これ」


 精華さんがバックの中からあるものを取り出す。

 視線を向ければ黒いプラスチックでベルトに装着できるようにフックが付いている。


「これホルスターですか」


 渡されたものを手の甲で叩きながら問う。


「必要でしょう」


 ありがとうございます……そう一言いいながらベルトにつけてみる。


「おぉ、なかなか様になってんじゃん」


 瞬時に左腕で抜け、がたつきもなく個人的には大満足。


「さすがにここでぶっぱなすのはダメよ。銃の所持は禁じられてないから問題なけれど、撃つのは専用の射的場が必要だからね」

「確かセイカさんのところに覆道ふくどう式射撃場が地下にあるんだっけ」

「えぇ、50mほどだけどないよりましでしょう」


 精華さんはミルクティーの入ったティーカップに口をつける。

 音もなく飲み切り、ちいさく置いた。


「ちょっと独り言なんだけどね」


 しばらくたったあと改まって精華さんが口を開く。

 わざわざ独り言なんて言うから、本来民間人に吐露してはいけない機密事項なのだろう。


「最近、ロシア内部で怪しげな動きがあるのよ」

「ろしあ……確かにゲームなんかだとやりそうなイメージだけど」

「いや、兵力全盛期なのはソヴィエト連邦の書記長がスターリン時代のみだぞ。考えてみろよ?人口は日本とほぼ同じで領土45倍だぞ……明らかに人口が足りていない。それに機械生命体でただでさえ予算と人員が無いのに圧縮されてんだぞ。他国を見回す暇がないだろ」


 それにロシアと日本は北方の領土問題以外は非常に友好的で、大統領は|ソ連国家保安委員会(KGB)出身で現実主義者だ。

 国境の防衛から機械生命体の撃破それだけでも体いっぱいで、今では犬猿の中であったアメリカとも技術協力や軍事同盟を結んでいるはずなのに。

 ちなみにどれくらい兵士が足りないかと言うと、国境に1メートル感覚で全国民を駐屯たたせても、まだ護りきれないほどである。

 それでなぜ日本に干渉コンタクトを……。


「どうやら共産党がのし上がっているのよ。ロシア国内では抑圧され力を伸ばせないし資本主義アメリカが邪魔なの。だからまだ9条改正から8年しかたってない日本を狙ったのね。またソヴィエト時代にスパイが作らせた政党がまだ残っているのも要因の一つかしら」

「やっぱゲームと一緒じゃん。人間、時年いくとしになっても平等って言葉が好きだからねー」

「そう。そしてもう一つロシア本国から対応のために|ロシア連邦保安庁(FSB)からのアルファ部隊が日本に入国するそうよ」

「んへ、KGBは聞いたことはあるけどFSBは聞いたことないけど」


 ――KGB(かーげーべー)

 ソ連国家保安委員会といい、ソヴィエト連邦じにできた諜報期間である。

 ちなみに何故KGBと言われるかそれはラテン語にした際(Komitet Gosudarstvennoy Bezopasnosti) となり、頭文字を取りKGBと名称になった

 正式名称は、Комите́т госуда́рственной безопа́сности СССРと、表示するらしい。


「何が……違うの」

「俺も詳しく知らんけど、ロシア版KGBじゃないか」

「海斗君の理解であっているわ。犯罪対策や防諜ぼうちょう、今では諜報活動を行っているけれど情報はほとんどないわね。あるのは2017年に職員がクラッキングして|アメリカ合衆国司法省(DOJ)に起訴されたことだけよ」


 ――FSB(えふえすべー)

 ロシア連邦保安庁でありこちらもラテン語読みした際の名称である。

 ちなみに差別化のために紋章のデザインはKGBとよく似ているが、防諜を表す盾が全面に押し出し赤い星を双頭の鷲に変更されている。

 現在ではテロの過激派などによって諜報活動が許可され、権力はKGB時代に戻ろうとしている。

 その本来漏らしたくない機密機関なのにわざわざ一連絡してくるのか。

 早めに反乱分子を消しておきたいのか、それほどまでに強敵なのか。


「一応、目を配った方がいいと思うわよ」




 食後から30分ほどたち十分な休息が取れたと判断したのだろ精華が椅子から立ち上がる。


「さて、そろそろ行きましょうか」

「やっとか」

「他人の金で食うご飯はうまい」

「うまうま」


 車の後部座席に三人が乗り込み、精華さんがシフトレバーを動かす。

 かすかな振動とエンジン動作音。

 車はコンクリートで舗装された国道を軽やかに走り出した。

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