2日目
ーー2日目。昨日のつづきです。
Q2.
もし、あなたが医師から余命3ヶ月と宣告されたとき、これから何をしますか?
昨日の時点では、半年の猶予がありました。
3ヶ月の時間が短くなりました。
日常生活において何が変わりますか?
A2.
昨日答えたものと、何も変わりません。
人生の残り時間が
半年でも、
3ヶ月でも、
1週間でも。
僕がすることは、「誰かの未来」をより輝くものにするだけ。
自分の「日常」を、「自分の未来」ではなく、「誰かの未来」のために過ごすようになるだけです。
では、人生の残り時間が、60年と、3ヶ月では、何が違うのでしょうか。
僕は、「自らが何かを成し遂げる時間があるかどうか」だと思います。
余命というものは、絶対的ではありませんが、それでも人生を区切るひとつのタイムリミットです。
その残り時間で、自分が何を成し遂げられるかと考えたとき、とくに現在の自分は、「何も出来ない」です。
なぜなら、「いま」は、将来医師になって人々を救うための、ベースを作り上げる期間だから。
その志は、道半ばで絶たれてしまうことになります。
では、その他に自分が成し遂げられることは無いでしょうか。
あるにはあります。
今勉強している情報系の資格試験に合格したりするかもしれません。
ですが、それはもはや無用の長物。
資格は、「取る」ことが目的ではなく、「取ってから何をするか」が重要なものです。
それゆえに、僕はこの目標をきっぱりと諦めます。
僕は、他者の未来のために生きるよう、何を遺せるか、何を伝えられるかを、日々自問自答しながら、残された時間を過ごしていきます。
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