【感想屋 is 何　― 感想はお金じゃ買えない ―】企画への参加、ありがとうございます。

　文体がとてもライトだなと思いました。一人称小説とはいえ、【だしね】【だったけどね】【だよね】【だけどね】【でしょ】等など、読者に向かって語りかけるような地の文の連発で、読んでいて正直「うわっ……」となりました。これは僕がこの小説のターゲットから外れているというだけで、本作の良し悪しの話ではありません。小中学生くらいの低年齢層には読みやすいのかもしれません。特定のターゲットに向けて書かれる小説もありだとは思います。
　そんなわけで、一応最後まで頑張って目をとおしましたが、流し読みしました。ごめんなさい。
　復讐劇は好きなテーマなので、もっともっと策略を巡らせた復讐劇がほしかったです。呪いが発動しただけだと、ちょっとスッキリしない。本当に恨んでいるのなら、徹底的に下準備して逃げ場を無くして苦しませて死ぬほど後悔させるような復讐をするんじゃないかな。地獄を味わわせるように。そうしたら、最後の「ざまぁ......」という一言が重く響くと思います。

！や？の後はスペースある方が読みやすいですよ