第3話効率的な文字数と話数

次に仕事として文章を書くなら大切にすべきは文字単価です。

1文字で幾らの報酬が得られるかです。

これは1日にに書ける文字数によります。

僕が歴史仮想戦記を書いていたころは、どれほど頑張っても1日5000字でした。

恋愛小説だと1日15000と、およそ3倍です。

これは仕事と割り切れば大きな違いです。

 まして2話で書いたジャンル別の単価の違いを考えれば、不利を承知で好きなジャンル選ぶ以外は、とても選べないことになります。


僕も色々と試行錯誤しました。

端的に言って、恋愛ジャンルに限れば、1話1000字前後が効率的です。

 読者の方に刺さる題名と粗筋を書ければ、1000字でもホットランキング入りが可能です。

 仕事としてアルファポリス社で恋愛小説を投稿するのなら、ホットランキング入りできるかできないかは、とても大きなことです。


はっきり書けば、内容など基本は同じです。

ワンパターン

 飛び抜けた才能と観察眼の、文才のある方は別ですが、僕のような凡才は、読者の方々が望んでおられる定番を書くことです。

自分で読者の望みが分からなければ、人気タグを繋ぎ合わせます。

大喜利として、人気タグを出版社の依頼として、それに合わせて話を創ります。

1話1000字ごとに起承転結で話をまとめる訓練とします。


次に自分に対して厳しい目を持つことです。

 自分が好きでであろうと、思い入れがあろうと、仕事として書くのなら、読者に受けない小説を書いても収入にはつながりません。

もちろん商業書籍化にもつながりません。

競争の厳しい週刊小年誌の経営者の眼で自分の小説を評価してください。

 人気が出た小説は、読者の方々に飽きられ離れられないように、書籍化が可能な10万字まで引っ張れるように練習します。。

 人気のない小説は、自分のブランドイメージを悪くしないように、早期に完結させられるように練習します。

僕は未だにその域にはたどりつけていませんが、努力を続け諦めない事が大切です。

ただし、それは僕のような凡才の話です。

最初に書いたように、飛び抜けた才能と観察眼の、文才のある方は別です


今の僕の最低限の目標は、1日10話10000字のノルマです。

これで毎日10シリーズの小説を投稿しています。

そのうちの9シリーズは恋愛小説です。

 ですが1シリーズは諦めきれない夢、ファンタジー小説を10万字目標で書いています。

歴史時代小説大賞の月には、収入を犠牲にしても時代小説を書いて投稿します。

理想と現実をすり合わせるためにも、稼げる小説を書く必要があります。

商業作家、プロを目指すなら必要だと思います。

 僕のような凡才が証明できるのはセミプロでしかありませんが、今後も検証していきます。

 次話は今迄挑戦して失敗した事、分かった事を書きます。

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