第4話歴史・時代小説

創作物、小説の販売先ですが、報酬を頂ける先は増えてくると思います。

母体となる会社の特性によって、読者層に偏りがあります。

アルファポリスに関しては、女性向け恋愛小説が主力です。

ウェブ版の読者層もそれに準じます。

その上でジャンルを選ぶべきでしょう。

 特に商業書籍化を目指すなら、どこの会社がどのような作品を望んでいるのか、主力となるジャンル、今後売り出したい考えているジャンルを予測すべきです。

 商業書籍化など関係なく、自分の好きな小説を書ければいい人と、飛び抜けた才能のある人は別です。


 アルファポリス社から書籍化を目指すなら、主力レーベルである恋愛小説とファンタジー小説は外せません。

 次に新たなレーベルとして期待しているように見える、ライト文芸、特に人情物、歴史・時代小説でしょう。

この分野は毎年2作以上が書籍化されています。

 ウェブ小説が恋愛かファンタジーに偏っている現実から、歴史・時代小説で書籍化を目指されるのなら、アルファポリス社で書くべきでしょう。


 アルファポリス社がライト文芸・人情物、歴史・時代小説に力を入れているのは、コンテスト月に投稿インセンティブを10倍にしている事からも明らかです。

それを見逃すようでは本気で書籍化デビューを目指しているとは言えないでしょう。

ただし、本格歴史・時代小説です。

転生や転移はカテゴリーエラーになります。

 その辺が転生仮想戦記好きの僕には苦しい点ですが、本当に歴史・時代小説が好きな方には朗報でしょう。


 歴史・時代小説に絞って話をすれば、今迄書籍化された小説を考えると、他の人気ジャンルとの融合が大切になるようです。

人情物の時代小説

推理物の時代小説(同心や岡っ引きの捕り物帖ですね)

 コアな読者がいて、密室殺人のトリック物なら必ず読んでもらえる、密室殺人ジャンルとの融合ですね。

 分かっていても書けない、もしくは僕のように今上手くいっているので、新ジャンルを勉強する時間と労力が惜しい場合もあります。

もし今僕が底辺にいるのなら、1度は挑戦してみますね。

江戸時代の火付け盗賊改めが密室殺人の謎を追う、短編連作形式の人情物で。

 本気で書こうと思うと恐ろしく時間がかかるので、今挑戦する気にはなりませんが、余力を残して月収30万円を稼げるようになれば、推理小説と密室殺人を勉強して挑戦するでしょう。


 蛇足ですが、恋愛ジャンルとファンタジージャンルの投稿インセンティブを1として、他の割合が体感いくらかと言えば。

「アルファポリス各ジャンル」

 エッセイ・ノンフィクション:1/5

 歴史時代小説       :1/5

 童話           :1/30

「カクヨム」

 カクヨム         :1/30

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