グラディエーター(映画)
グラディエーター(映画)
2000年に公開されたローマ帝国を舞台にした歴史スペクタル映画です。主演はラッセル・クロウ。
平民出身の将軍、マキシマスはゲルマニアでの遠征にて苛烈な戦闘を繰り広げ、勝利する。
同行していた賢帝アウレリウスはマキシマスを労い、いずれ国政に携わって欲しいと願うが彼は戸惑い、一晩時間を貰った。アウレリウスには息子のコモドゥスがいたが、その残虐で酷薄な性を父は見抜いていた。
マキシマスらが祝勝の宴に酔いしれていた頃、アウレリウスは事実を聞き激昂したコモドゥスに暗殺される。
マキシマスはアウレリウスが病死したと信じられず、事実を明らかにしようとしたが、捕らえられ処刑されようとした所を返り討ちにし、家路を急ぐ。だが、そこで待っていたのは無残な姿になり果てた妻と息子の姿だった。その後、奴隷商人に買われたマキシマスは剣闘士となり、血塗られた日々を送っていた。
これが序盤のあらすじですね。
まじで大好きな映画です。もう最初のゲルマニアの戦いからテンションが最高ですよ。ローマ側の火矢、投石機、陣形を組んだ歩兵部隊と対称的なゲルマン人の野性的な戦い方。マキシマスがめちゃくちゃ人望厚い将軍で先陣切って敵陣に突っ込む所とか最高です。音楽もハンス・ジマーの重厚な曲でやばい。映画館で10回は観たい。
コモドゥス演じるホアキン・フェニックスもいい感じでやな奴で良き。彼はジョーカーで最高の演技しましたがこの残虐性、幼稚性を孕んだ狂気の皇帝という役を見事に演じてます。
なろう系に無理矢理当てはめると転落成り上がり系って言うんですかね?でも状況は圧倒的に不利だし血は出るしモリモリ人が死にます。モリモリ死ぬ。
映像は2000年に公開なの??というくらいに美しい。雪のちらつくゲルマニアの大地と泥濘、ローマ市街は無機質なくらいに灰色、コロッセオの乾いた砂と血の対比が素晴らしい。
個人的に好きなのは一緒に奴隷商人に買われたアフリカ系の奴隷。哲学的かつ独特の死生観でマキシマスに助言し、結末を見届ける。
そういうキャラクターってすごい難しいけどこの映画にはぴったりと嵌っていて観た後に余韻を残してくれるんですよね。くそぅやられたー!ってなりました。
私ゲームも大好きなんですが、洋画も大好きなんです。
昔は年間100本は観てたかも。
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