3話 僕と月乃さん
「お前さぁ、本当にどしたん?」
新は半笑いで話しかけてきた。
「どうって?どう?」
「少し前は超イケメンナルシストって感じだったのに、この頃おとなしくなっちゃってさぁ?」
「自分に酔ってた時代が俺にもあったなぁ、」
「お前時空飛んでるなw」
二人で購買で買ったパンをかじる。
蓮はいちごみるく(かわいいなお前)、新はコーヒー牛乳(甘め)(お前もかわいいな)を片手に、学校の中庭に座る(この情景青春っぽいやろ?←)
「え、何?好きな人でもできた?」
「..!!!ゴホッゲホッ」
蓮は咳き込みながらも飲みこみむ。
「好きな人なんていねぇよ!!!」
「お前かわいいなw」
「そうえばさぁ、お前、担任から推薦きてたぞ」
「はぁ?」
この学校は文化祭の実行委員会を担任からの推薦で決めるのだ~!!!
「んで、女子は月乃さんらし」
「え、あ、そなんか、」
神様、あんた絶対俺の心呼んでるやろ。(確証なし)
いや、担任か?担任まさか気づいてるんか?(んなわけ)
席替えも文化祭実行委員も、わざわざ手まわしてくれたんか(そんな気が利く担任がほしかった)
ってなわけで俺は文化祭実行委員を引き受けてしまった訳です
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おまけ
蓮と加奈子のLINE
蓮「文化祭実行委員、月乃さんもだよね?」
(どきどき)
加「はい、海崎さんがお相手でしたか。よろしくお願いします。」
(シレッ)
蓮「うん、後さ、敬語やめない?」
(かなり頑張って送った蓮)
加「いわゆる、タメ口ってやつですか?!」
(加奈子は難しい顔をしている)
蓮「は、はい」
(この子絶対真面目だ)
加「難しい..」
蓮「まあ、少しずつ、ね?」
(はやく打ち解けられるといいなぁ)
加「はい、頑張ります!」
(ドヤァ✨)
蓮「そうだね..」
(敬語はしばらくぬけなそうだなぁ)
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