第4話 母

母は父に逆らえないから奴隷のよう。社会不適応者な私に非があるとしても、

父よりも私の人生に介入し過ぎ。(その分、君(妹)は自由にできたよね。性格かも

しれんがw)最近のことで言うと病院を辞めてから再就職するまでのことね。

勝手にやめた私も悪いが、私にも理由があることを聞きもしない。

早く再就職できないの?

なかなか仕事が見つからない40過ぎの失業者にはマジ暴言。

後から怒っても「覚えてない」は父と同じ都合のいいセオリー。

仕事で気に入らないことがあると家族へ暴力をふるう父に我慢する母を

許せなかった。妹と私にも我慢を強いる母を許せなかった。妹に聞いても

「覚えてない」

と言うが私より記憶力がいい妹が忘れるはずがない。一度歪んだものはなおらない。アレが死ぬまでタブーで笑えるw

自分から行きたいとも言わなかった剣道とか塾とかどうでもよかった。それ以前に

"ちゃんとした歯医者"を親が探せよ。私が幼稚園児の頃、親は歯医者を探しは

したが、治療効果がなかったのですぐにあきらめ、大学病院の歯科へ私を連れて

行かなかった。"ちゃんとした歯医者"へ逝ったのは、"母が見つけてきた歯医者"に

紹介され、高1で自分一人で逝ったのが最初だった。精密検査後、

"ちゃんとした歯医者"は言ったよ。

「顎の噛み合わせ不良→歯槽膿漏がここまで重症になる前に来てほしかったな。せめて小学生の時に」ってね。「歯には正確な位置を保持する為の咀嚼が必要で、歯神経に咀嚼刺激がなければその部分にあるのは異物、と認識され免疫により歯を排除する歯槽膿漏が進行する」「気が緩むと私の口が開くのも癖ではなく、顎の筋肉が一般人より弱くなってるからだ」「それは顎の噛み合わせが悪く咀嚼不足で顎の筋肉の発達が悪かったのが原因」と言われ、私は絶句したよ。そして"ちゃんとした歯医者"はこう続けた。「妹さんは歯槽膿漏になっておらずかみ合わせは正常なんであれば、

幼稚園児の妹さんと小1の君の顎の比較をして、妹さんに近づけるように

顎の噛み合わせ補正をする矯正器具を君が数年間つけるだけで、治療できた可能性はある」つまり官舎にいる時に、私と妹を連れて母が、所○にある防○医○病院の歯科に行くだけでよかったんだよw 妹と官舎、ヒントは二つも用意されてたんだよ。

母はそんなことにも気づけないほど馬鹿だった。

つい3ヶ月前、母の説得もあり、母が見つけてきた歯医者がぐらぐらだった前歯4本を抜き、ブリッジをつけた。その3ヶ月後、ちゃんとした歯医者はそのブリッジを

外し、ブリッジの支柱だった残りの上の歯もぐらぐらだったので全部抜いた。麻酔が

切れた後の痛みは想像を絶し、涙を流しながらのた打ち回った挙句、気絶してたw 学校を休んで歯医者へ逝ったので妹もいなかった。取り外しできる"部分入れ歯"に戻ったので、たいして仲もよくない同級生に「うちの親父と同じだからわかったよ」

なんて小声で言われた(ここ笑うとこw) 自分の仕事ばかり優先し、勉強しろとか

言うな。勉強より大事なものに気づきもしない母親には何を言っても無駄だと

わかっていた。私の受け口はタダの身体的特徴、という認識しかない母親には何を言っても無駄だとわかっていた。だから診断結果も聞かれたことだけしか親へ

伝えなかった(もちろん適当) 親は電話して"ちゃんとした歯医者"に診断結果を

確認しなかった。そして35歳で私は総入れ歯になったw

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