第5節 ヤバい奴ら

―アルカディア大陸南東部 大農園地帯、ニューオルレアン郊外―


「『十字路の悪魔』ゲーデ! なぜ貴様がここにいる!?」


 カーミラは突然現れたオカマ野郎を睨みつけている。

 そのオカマ野郎は、頭のシルクハットを手に取り、胸の前に当ててピンク色の長い髪の毛を垂らし、カーミラに頭を下げた。


「オーッホッホッホ! お久しぶりですね、カーミラ様?」

「挨拶などどうでも良い! 貴様は、ピサロ共とつるんで何をしている? ヤツは我らの同胞たちを鎖につないでいるのだぞ!」

「おやおや? 何をそのような下賤の者共などのことで怒っておられるのです? せっかくのお美しいお顔が台無しですわよ?」

「ぐぐぐ! ふざけるな! 貴様も魔王軍評議会13席についているのだろうが!」

「それがどうしたというのです? そのようなもの、古の神話の時代やあの御方がご健在の頃ならばともかく、今はもはや形だけのものでしょう? 我ら有力魔族たちは、各々好きなようにやらせてもらいますわ。オッホッホッホ!」

「……そうか。ならば、我も好きにするわ! 影創生ウンブラ・クレアーレ神殺しの槍ロンギヌス!」

「「の、のわぁーー!!??」」


 カーミラは、挑発するように笑っていたゲーデに怒りが爆発し、影魔法で創り出した巨大な槍を投げつけ、その衝撃波で周囲にいた俺達まで吹っ飛ばされた。

 

「おお、いてて。……あ! みんな大丈夫か!?」


 俺は他のみんなの無事を確認した。

 みんな目を回して土煙塗れになっているだけで無事だった。

 

「まったくもう! いきなり何するのよ、クソ◯ッチ!」


 あ。

 ロクサーヌは自分だけバリアみたいなのを張って平然と立っている。

 ずるい。


「ええい、やかましい! ヤツは血まみれのグチャグチャのミンチにせねば気が済まんのだ!」

「だからって、あたしたちまで巻き込むことしないでよ!」

「ちょ! ちょっと落ち着けよ、二人共! 今はケンカしてる場合じゃねえだろ!」


 俺は、マイペースで自己中な最恐女達にツッコんだ。

 まったくよ。

 なんで俺みたいな雑魚が、『魔王』と『大魔道士』の世話を焼かないといけないんだよ。

 俺達の周囲には、今のカーミラの影魔法を避け、距離を取ってヤバそうな連中が取り囲んでいるってのに。


 それにしても、なんなんだ、こいつら?

 聖騎士みたいな聖◯を着てやがるけど、暗黒闘気を纏っている。

 マジで危険な気配が濃厚だぜ。

 

「もう! ひどいことするわね、カーミラ様? あんなのまともに喰らったら、いくらあたくしでもただではすみませんわよ?」


 ゲーデは、どこからかユラリと陽炎のように再び姿を現した。

 あんなとんでもない魔法を喰らいそうになっても余裕で笑っていやがる。

 こいつも見かけによらず、『魔王』クラスのバケモノのようだ。


「あら? あなた、よく見ればあのエルフじゃない! その幻想的な美しさは忘れられないわ!」

「はぁ? あたしはあんたなんか知らないわよ!」

「まあ、ひどい! あたくしは、あなたが魔族一の魔力を持つバアルのジジイと互角にやりあっていた美しい姿に惚れ惚れしていたっていうのに!」


 ゲーデは本当に悔しそうに地団駄を踏んでいる。

 多分、ロクサーヌの母親と勘違いをしているようだ。

 魔族ってのは恐ろしく強いけど、どいつもこいつも人間とは違ってマイペースだな。


「アル、久しぶりじゃない?」


 と、俺がゲーデを呆れながら見ている時だった。

 連中の中の一人、褐色肌の若い女が俺に話しかけてきた。


 ずいぶんと若いな。

 今の俺と同い年ぐらい。

 15、6歳ってところか?

 かわいい系の小悪魔って見た目だな。

 俺を知っているようだが、考えても俺には誰だか分からなかった。


「……ええと、どこかで会ったっけ?」


 俺がそう言った瞬間だった。

 その若い女の中でブチッと何かが切れる音とともに、とんでもない速さで俺は鼻っ面を思いっきりぶん殴られていた。


「ごふぅ!?」

「アル!?」

「アルセーヌ様!?」

「ご主人たま!?」


 俺が3回転半で宙を舞って地面に叩きつけられた時、女の子たちは無言の連携を取っていた。


 ロザリーは氷魔法でその女を遠距離から攻撃し、レアはダガーを持って斬りかかり、ヴィクトリアは倒れた俺の元へと駆け寄っていた。

 しかし、女は全ての攻撃をかわし、ヴィクトリアよりも早くやって来て俺を見下ろし足蹴にしていた。

 

「バカにしないでよ! あんたは従姉妹の顔も忘れたの? このクズ!」


 お、おう。

 どうやら、この女はこの身体の従姉妹らしい。

 っていうか、そんなこと勝手にこの身体を使っている俺に分かるわけねえし。


「ほんっとに、あんたはサイテーなクズよ! オリヴィエお兄ちゃんとアウグスタお姉ちゃんのいない時ばっかり、あたしをイジメてきたんだからさ! あんたのせいで、男嫌いになったんだからね!……ああ、でもまあいいわ。あんたがピサロ総督にケンカ売ったんだから、堂々とあんたに復讐できるわ! キャハハハ!」


 え、ええ!?

 そ、それ、俺のせいじゃねえし!

 つうか、この身体ロクなことしてねえ!

 え、何?

 この身体の元の持ち主って、権力をカサにきたバカなボンボンだったの?

 あれ?

 もしかして、俺がこの世界に来たばっかりの時に傭兵ギルドのザコにやられたのってもしかして、同じ理由?


 あんの駄女神!

 俺がこの世界で生きていくのに不自由ない身体にするって言っていたくせに、話が違えじゃねえか!


 俺は、いつの間にかカーミラのグランドキャニオンな胸の谷間に逃げ込んでいたイシスを睨みつけた。

 イシスは俺の刺すような視線にハッと気付き、さっと全力で目をそらした。


 こ、このバカ駄女神!

 全力で自分の責任放棄しやがった!

 ええい!

 クーリングオフだ!

 契約破棄だ!

 新しい身体に交換しろ!

 ……って、もう遅いか。


「ねえ、聞いてんの、バカアル? 立場が逆転して、ビビっちゃったの? 何よ、情っけない! 相変わらず一人じゃ何も出来ないの?……キャ!? あっぶなぁい、何するのよう?」


 女は、ふっと高速でバックステップをした。

 女がいた空間には、氷の弾丸が通り過ぎ、その先の太い木をへし折った。

 そして、その反対側ではロザリーが女を睨みつけるように杖を構えて立っている。

 女はロザリーを見ると驚愕したように大きく目を見開いた。


「え!? ど、どうしてあなたが!?」

「……何ですか? 私はあなたのことは知りませんけど?」

「え? し、知らないって何を……あれ? 少し雰囲気が違う? あの人にしては雰囲気がきつくないし、怖くない。でも、すごくそっくりな青髪ロリっ子美少女。ああ、いいわ! ほしい! あんた、あたしのものにしたいわ!」

「はぁ? 何を気持ち悪いことを言っているのですか?」


 ロザリーを見て勝手に妄想を膨らませて興奮する女に、ロザリーはドン引きしたようにジト目になっている。

 その視線に女はますます興奮した。

 

「ああ、素敵! あの人そっくりなその虫けらを蔑むような冷たい視線、ゾクゾクしちゃう! ねえ、あんたアルの彼女? あんなクズでヘタレにもったいないわ! あたしのモノになりなさいよ!」

「べ、別にそんな……」

「違います! ロザリーさんは、アルセーヌ様の恋人ではありません!」


 女がロザリーを俺の彼女と勘違いした発言をしたところで、ヴィクトリアが割り込んできた。

 女はヴィクトリアを見て、また目を輝かせた。


「キャハァ、また美少女! こっちの子はお人形さんみたいな青い果実! 将来が楽しみな禁断の果実だわ!」


 女は鼻血を吹き出しそうになるほど悶えている。

 やべえぞ、こいつ。

 いや、色んな意味でさ。

 何か、色々ぶっ壊れてやがる。


「ぐへへへ。ジュリア、お前だけで遊んでねえでよ、オレも混ぜてくれよ?」


 ジュリアと呼ばれたイカれた女に、下卑た笑いの男がやって来た。

 俺達を取り囲んでいた連中の一人のようだが、小物臭を放っている。

 だが、暗黒闘気だけは異常に強い。

 おそらく、元々持っている力以上のものを簡単に手に入れてしまって調子に乗っているかのようだ。

 まあ、『俺TUEEEE』って状態だな。


「イヤよ! この子達はあたしのモノにするんだから! あんたは奴隷女たちで我慢しなさいよ!」

「はぁ? 奴隷女なんて飽きちまったよ。あいつらおんなじような反応しかしねえし、すぐ壊れちまうんだよ」


 連中は俺達をナメているのか、完全に無視してゲスな会話をしている。

 だが、この状況はまずい。

 どうする?

 

「ちょっと、あなたたち?帰るわよ」


 と、俺がこの場をどう切り抜けようかと考えを巡らせている時だった。

 ゲーデが連中の前にやってきて、突然撤収の命令を出した。

 これには、連中は怒り狂った。


「はぁ!? ふざけんなよ! ピサロ総督は、アイツラを始末してこいって命令を出したじゃねえか! それを無視するってのか!」

「バカ言うじゃないわよ。相手が悪いわ。ま、カーミラ様だけだったら、ここにいる全員でかかれば殺れるでしょうけど、あのエルフもいるんじゃ無理よ」

「何ビビってんだよ! オレら全員に聖騎士並みの力をくれたのはあんただろ? あんな細え女ぐれえどってことねえだろうが!」


 ゲスな事を言っていた男は、ロクサーヌをナメているかのように指差した。

 ロクサーヌは、カチンときたのか魔力が高まった。


 あ、ヤバい。

 俺はとっさに身構えた。

 他のみんなも気づいたのか、同じようにススっと後ろに退いた。


「……あっそう。好きにしなさい」

「へ! 好きにするぜ!……ぐへへへ。こういう気の強そうな女を無理矢理犯すっていうのが最高に楽し……」

破滅の隕石アルマゲドン!」

「ぎええええ!?」


 ロクサーヌはゲスな男に巨大な隕石を落とし、男は細胞すらも粉々にすり潰された。

 その後には、巨大なクレーターができ、連中は青い顔でしんと静まり返った。

 そういえば、俺の側には連中よりもヤバい奴らがいるんだった。

 

「ま、こういうことよ。あのエルフはあんたらよりも格上、カーミラ様と同格の『魔王』クラスよ。たかが聖騎士と同レベルの力を手に入れたからって調子に乗るんじゃないわよ。その上の『七聖剣』クラスじゃないと話にならないわよ」


 ゲーデの忠告に連中は青い顔のまま頷いた。

 だが、一人だけジュリアはバカ笑いをし出した。


「キャハハ! 先輩たちビビっちゃってダサーい! 力を手に入れても中身が変わってないじゃない!」

「あら? あなたは違うの、ジュリー?」

「はい! あたしは完全に別人に生まれ変わりましたよ! もう大人しい根暗女は卒業したんです!」

「ふーん? それで何が言いたいの?」

「このままピサロ総督の命令を無視していいんですか? アルたちを始末して首を持ってこいって言ってましたよね?」

「ええ、そう言ってたわよ。でも、あたくしたちだけで『魔王』クラスを二人も相手にできないわよ?」

「そうです! だったら、あたしたちだけじゃなくて、みんなでやれば良いんじゃないですか?」


 あの女、ジュリアは何が言いたいんだ?

 俺はこのままやり合わずにこの場を切り抜けられると油断していた。

 完全に気を抜いた隙をつかれてしまった。


「こういうことですよ!」

「「きゃ!!??」」

「あ、しまった!?」


 ジュリアはロザリーとヴィクトリアの首に手を回して人質に取った。

 高速で移動すると連中の元に戻っていった。


「へえ? そういうことね?」

「はい、そういうことです!……ねえ、アル? 彼女たちを返してほしかったら、あたしたちの本拠地に来なさいよ? じっくりといたぶって殺してあげるから。それとも、ヘタレでクズなあんたは彼女たちを見捨てて逃げるかな? キャハハハハ!」

「おい、待て!」


 連中はロザリーとヴィクトリアを攫って姿を消した。


「ああ、クソ!」


 何も出来ずに大事な二人を攫われてしまった俺は、悪態をつくしか出来なかった。


・・・・・・・・・



―フランボワーズ王国河川地帯 コルマール砦―


 ルクス聖教という宗教とは、そもそもどういったものなのだろうか?


 ざっくりわかりやすく言えば、地球におけるキリスト教のようなものである。

 その成立は、約400年前の聖魔大戦後の事とされている。


 しかし、それ以前からこの世界にも宗教は存在した。

 ユダヤ教に似た宗教観ではあったが、聖魔大戦後、聖教会初代教皇である大賢者によって、いつの間にかルクス聖教にすり替えられていた。


 その宗教に新たに伝説の勇者について書かれた聖典がある。

 伝説の勇者の誕生以前が旧約聖書、以後が新約聖書といったものである。


 ルクス聖教と広く言うが、キリスト教のように、その中にも様々な教派が存在し、現在主流である保守派閥、教皇派や聖騎士団に属する者が多く、大賢者によって書かれた聖書の教えを厳格に守る教派である。

 その他に、改革派閥、自由リベラル派閥がある。


 自由派閥は、近年新たに主張され出している派閥で、大きな勢いがある。

 聖書に記されている内容を、自由に個人の理知的判断に従って再解釈する、といった立場である。

 神話的要素を必ずしも歴史的事実とは主張せず、宗教的に有益な寓話(若しくは神話・説話・物語等々)とみなしている。

 特に、伝説の勇者を神格化せず、一人の偉人として研究をしている。


 しかしながら、保守派閥が最も反発する主張がある。

 それが、魔族、獣人に対する文言を否定していることである。


 伝説の勇者を神の代理人ではなく、一人の人として研究していくと、魔族や獣人を滅ぼすべき神の敵であると主張していたわけではなかった。

 戦争で苦しむ人々のために立ち上がったことが浮かび上がってきたのである。

 その証拠に、伝説の勇者は獣人の子供や魔獣も引き連れていた備忘録が、シュヴァリエ家の宝物庫から見つかった。


 シュヴァリエ家は、伝説の勇者とともに戦った聖騎士の始祖(世間一般では知られていない)であるため、本物の備忘録であることが濃厚であった。

 しかし、シュヴァリエ家現当主『聖帝』ルノーは沈黙を保った。

 そのせいで、保守派閥は偽物であると主張し、対立の種となった。


 このような立場から、保守派閥からは異端主義であると弾圧されている。

 その例が、自由派閥と噂されていた元河川地帯大領主ロワールである。

 元宰相ジラールとの対立もそのことが原因とも言われていた。

 だが、その両者はすでに亡きものとなっており、その真偽は不明である。


 河川地帯は、なぜか自由派閥が多い地域となっている。

 そのため、聖教会圏の主流である保守派閥は、河川地帯で聖騎士団を使い、異端者と称して自由派閥の弾圧を行っていた。

 王家への反発以外にも、魔族、獣人を無許可で使役する勢力が多く、聖教会は目の敵にして弾圧していた。

 それが、河川地帯が荒れている最大の原因かもしれない。


 保守派閥の弾圧が強くなっているにも関わらず、自由派閥は増加傾向にある。

 その多くは地方の平民たちだった。

 その最大の理由に、地方貴族の横暴や教会の腐敗が挙げられるだろう。


 民衆には清貧を謳って、寄付と称して富を接収し続けた。

 本来ならば、その富を教会組織は、民衆向けの医療、福祉、教育などの機能として民衆にも還元していた。

 しかしながら、中央の目の届かない一部の地方で不正が行われていた。

 その資産で私服を肥やしていた司祭がいたのである。

 また、あるところでは、立場を利用して児童虐待を行っている司祭もいた。

 

 そのような不正が明るみに出る度に、自由派閥は増えていった。

 貧富の差が広がるほど、また増えた。


 そして、エドガールの軍師であり、補佐官であるリュウキはエドガールに進言した。

 自由派閥であると公言してはどうかと。

 それならば、堂々と獣人や魔族を保護しても異端にはならないのである。

 それでも、聖教会内では急進的すぎるが。


 エドガールは、リュウキの進言通り、すぐに自由派閥であると公言した。

 自由派閥の多い河川地帯の領民たちには受け入れられた。

 しかし、保守派閥であるフランボワーズ王国聖教会本部との対立は、本格的になった。


―再びアルカディア大陸南東部 大農園地帯、ニューオルレアン郊外―


「うーん、やっとついたね?」


 僕は飛空艇から降りて大きく伸びをした。

 サムたちも降りてきて少し青い顔をしている。


「……ああ、そうだな」

「……うん、やっとだよね」

「……ホントに、落ちるかと思った」

「……生きてるって素晴らしい」


 初めての飛空艇でげっそりとしてしまっている。

 確かに、揺れはひどかったけど、そんなにかな?


「……ああ、気持ち悪い」

「……でし」

「……」

「ま、まあまあ、アリス様。無事に地上に降りたので少し休みましょう」


 アリスたちも酔って気分が悪そうに木陰で座り込んだ。

 一人だけ平気なアウグスタが忙しそうに介抱をしている。


 飛空艇が帰っていくのを見送り、僕たちは街へと向かおうとした。

 今の僕たちは、聖騎士の鎧は脱いで、冒険者風の軽装だ。

 

「おや? 何だ、この大穴は?」

「本当ですね、何でしょう?」


 オリヴィエとヨハンが首を傾げて大穴を見ている。

 サムたちも同じような大穴をもう一つ見つけた。


「……ふーん? 何者か知らないけど、かなりの大魔法を使ったみたいね。魔力の残滓が残ってるわ」


 アリスは青い顔をしながら、その大穴を覗いている。

 アリスほどの魔道士が言うのなら、本当にすごい魔法の使い手なのだろう。

 僕は心当たりがすぐに浮かんだ。

 でも、彼女がこんなところにいるわけ無いか。


 なんだか無性に彼女に会いたくなってしまった。

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