その数だけ、愛がある(お絵描き:@88chama(ローバ)さん)

「知ってる?」

「ん? 何が?」


それは、そんな、いきなり声をかけられて質問されたことから始まった。

そも、知ってる?って声かけというものはとても不思議な声かけではないだろうか。なぜなら、知ってる?って聞かれた時点でその問いかけが何に対して知っているのかと聞かれているのか、聞かれたほうはわからないのだから。

話と話の中でその話題になにかあったのならまだわからんでもない。


でも、今回のように。


「おい、チェジュン! なんお前2死してんだよ、ぶっ◯すぞ!」

「だって私お兄ちゃんより防御薄いから避けられなかったら死んじゃうから仕方ないでしょ!」

「おい、セバス。口が悪い」

「だってあと一回どっちかが死んだらクエスト終わりなんだよ!? なのにチェジュンが二回も死ぬから!」

「死ぬときゃ死ぬ」

「がぁ! 話になんねぇ! この親!」


とまあ。なんか安売りしてたし、PSのほうで出ることになったモンスターハンターライズを、娘であるチェジュンがなぜか猛烈にはまったことにより、息子であるセバスもやることになって。

なぜかセバスは私がクリアして途中放置していたキャラでやりだしてるから装備はある程度揃っている状態スタートでやってるわけで。

(私がライズ発売当時に使っていたスイッチをセバスに渡してるから、セーブデータがそのままなだけ)

そんな状態で、最初からやりだしたチェジュンが急速に上位クエストなるものをやるためだけに私が一緒にやってクエストランク(指定のモンスターを狩ったりなどしてランクを上げないと下位から上位にあがれず、強くなれない)底上げしたばっかりに、装備も防具も揃ってないまま上位クエストを駆け上がり、防具が揃ったセバスのキャラでも苦戦するようなつよーいモンスターにぼっこぼこにされているという状況に、なんでそんなに弱いんだと苛立つセバスが完成している中。

前述の「知ってる?」なんて言われたりしなければ、私ももしかしたらボナンザでありティモシーな妻(今更言っとくけど、生粋の日本人よ?)の問いかけには、「ああ、知ってる、あれだろ?」といえたのかもしれない。


今わかったかのように、「ああ、知ってる、あれだろ? あれ?」なんて言っても、


「何? 今から何を話すかってあんたわかったの? 超能力者とかなの?」


と、知ったかぶりを疑われて旦那に見せるような訝しげな表情を浮かべられるのは目に見えている。実際今向けられてるし。


「ばっかお前。俺がお前が言うことはいつだってわかってるに決まってるだろうが。あれだろ、あれ。月が綺麗って、告白みたいなもんだろって話だろ」

「月が綺麗すぎてかぐや姫が迎えにきそうだわ」

「なにそれ、どんだけいい返しなのそれ」


と、カウンター食らうのもまたオチでもあるのだろう。


さて。


「で、知ってる?」


と改めての問いかけに、私はそのあとの言葉を待つ。

そう、この問いかけには、基本待つという姿勢が大事なのだ。それこそ、前述のように「ん? なに?」とか聞くのもベストであろう。


そして、ティモシーの口が、その問いを語る。


「ふんの数だけ、愛があるって知ってる?」






……

…………

………………








……なんの、話、だ?






いや、待て。よく考えろ。

俺の周りには何がある? そう、ちょうど私の頭上には洗濯物を干す物干し竿が天井から吊り下げられている。これはティモシーがこの家を建てるときにここにあったらいいということで、取り付けた、取外し可能な物干し竿だ。そのステンレスな物干し竿を我が物顔でとまり木にしているのは誰だ。

そう、我が家の鳥、「ミグ」と「キー」だ。


緑色だからミドリとグリーンでメスのミグ。決して戦闘機ではない。でもあれかっこいいんだよなぁ。

黄色とイエローでキー。うん、こいつは普通に発情期がすげぇオスだ。


そんな鳥たちが私の頭上にいる。

今日もキーは「ミグケケキーケケ、ミグケケキーケケ」とティモシーの二羽を称える歌を覚えて陽気に歌っている。呪いかなにかかっ!?


そんな鳥たち。

そんな鳥たちの、ふんが、私の周りにある。すごい数だ。器用に私を避けてぶっ放してやがる。でも、これはふんだ。鳥の糞。それか。それをいっているのか、ティモシーの「ふんの数」っていうのは。


「……俺、会社にいってることがほとんどで」

「知ってる。っていうか行ってなかったらいつもなにしてんの、噛むよ」

「……この、鳥たちとだな? こいつらとほっとんど、顔あわせてないから、ふんの数だけ愛があるとか言われても、この鳥たちが俺のことを覚えているのかどうかさえもあやしいのだけども」

「その――」


ティモシーが、私の周りを指差す。


「そこまで完璧に、ふんを避けてぶっ放されて、自分がふんを受けていないことを見て、愛されてないとお思いか」


うん?

てか、だからなんなの???



「汚いから、掃除しといて」















ぱーんなこった!



さてはて皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今日も明日も皆さんに、ぱんこったの祝福がありますように(-人-)


まあ、ぶっちゃけ。動きたくないからそこの掃除をしとけよってことだけを言いたかっただけらしいんですよね。

なんなんでしょうね。掃除しましたよもちろん。愛らしいですからね。

なお。ライズのほうは、「俺死なねぇ」とか調子ぶっこいてたセバスが倒れ、クエスト失敗して家族全員から笑われておりました。



さてはてさてはて。

カクヨムコンテストもいい感じにランキングも出てきて、応援されている方々の中で上位にいたりする方とかもいらっしゃる頃ではないでしょうか。


個人的には、コンテストの短編のほうで、ず〜っと先頭あたりにいるネトラレの作品は絶対よまねぇと思っているところではありますが。ってか、短編のとこ、エロそうなのばっかが上位にいるんですよね。ほんと清らかな乙女からしたら勘弁してほしいもんですよほんと( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン


え? 私?

私は、どれもかしこも、下のほうにいますよ。お星さま入ったりすると一気に上がってきますがそれでも200位後半とかですかね。ぶっちゃけランキングは前回もそうでしたがあまり気にしてないところですが、100位以内には入ってみたいなぁとか思ってはいるとこです。


刻旅行は1000位入ってますけどね、くすっ。


っとまあ、あの順位が結局どういう結果をもたらすのかとか、読者選考はどのようにして決まるのかなんてものは謎なわけですからランキングだけが全てではないということもわかっているわけなので気にしないでおきましょう^^


私の目標は、ライセンスが四年連続中間突破なわけですから。

お星さまくだ――( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン



さて。

私、近況ノートにおいて、先頭をカクヨムコンテストに向けてのお絵描きを載せているもんだから、近況ノートを更新するのが憚れており、自分一人で困ったことになっております。


お絵描き載せたくても載せられないジレンマ。

そう、そうか。

こういうときに、noteを使えばいいんだ!


ってなわけで、今回もnoteにおいてみました!


今回は珍しく(?)新キャラです。

ええ、ここ最近の傾向上、ゲリラ的にやってますので、誰が誰だか言わなきゃわからないでしょう。

ヒントは散りばめれているんですよ?


88ってのが妙に多いんですよ。

で、この88ってのがなにかってーと。

作者さんのお名前に入っているわけですね。

あと、なにかいつの間には増えているカクヨムキャンディーズ?でしたっけ?そのカクヨムなんたらの8番目やら7番目やらに選ばれた人らしいですが、そのあたりはそもそも誰が誰だかわかってないからなんともなところではございますが。

いつもどおりの潜航密偵型でお邪魔しましてふむふむと思いながら描かせていただきました。


え。なんでこんなポーズなんだって?

クリスマス気分で描こうとして背景クリスマスとか、サンタ帽とか被せようとしたりしたけど、なんかちょっとコスプレみたいだなとか思ったからやめたからにきまってるじゃないですかっ


とまあ、角煮あたってです。みてみたわけですよ(「角煮」を「描くに」とあえて戻さない。角煮美味しいから)

そも、先日、近況ノートを見ていると、美談が散りばめられておりました。


カクヨムって素晴らしいですね。

人が人に寄り添い、人を思いやり、そして輪ができる。

他人事だからかもしれませんが素晴らしいことだと思いました。もちろん当事者としては苦難もあってあのような事態になったんだと思います。でも。そこにこのカクヨムというネット上での仲間たちが寄り添い励まし、慰める。

こんな素晴らしいサイト、あまり見たことないなぁとか思いながら、いいサイトに巡り会えたとしみじみ思いました。

とはいえ、カクヨムの他のところではひっどいことが起きていることもあって、それに巻き込まれてお別れした方もいらっしゃいます。


いろんなことがあったんだとは思いますが、それでも残る決意をされて、これからも楽しんでいただきたいと願い。

そんな中で、皆様とこうやって楽しくカクヨムライフをさせていただいていることに感謝をしながら。



https://note.com/292339/n/n16e5a5436704




■@88chama様

https://kakuyomu.jp/users/88chama





交流?

ありませんよ?



ではでは。


にんにんからの〜


どろんっ☆

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