ねずみの国へ夢を見にいってみたときの話(お絵描き:シスター風制服 mono黒さん)

いつかどこかでの夏休み。


私は実姉がねずみさんのランドさんへ行くと聞いて、何年ぶりかともなる実姉の子とセバスとチェジュンを会せるためにそれに便乗した(といってもお金とか普通に自分達で払ってるからただ口実としてねずみさんのランドに一緒にいっただけだけど)


私はそもそも、ねずみさんの国には数えるほどしか行ったことがない。

その数えられる行った時の思い出としては、セバスがまだ小さい頃に宇宙人のポップコーン入れを購入したら思いのほかその宇宙人がみんな気に入ってしまって、今もひっそりと家のどこぞに置いてあるとかそんなことと、デレシンラ城の前で、妻のティモシーと大喧嘩したのが懐かしい思い出である。


……私、どこででもティモシーと喧嘩してんなっ!


空は快晴というほど快晴ではなく、どんより曇りではある。だけども、この夏という季節においては、快晴であると死にかけることもあるので、ちょっと曇りなのがいいのではないだろうか。

雨が降ると言う予報もなかったことから、今日がベストの天候であろう。


そんなねずみの国。

まず朝早くから行くのは定番であるからして。

ゆつべさんのところのねずみ好きな方達の予報では、今日はとにかく人がまるでゴミのようだレベルで混むであろう予想。

開園前から長蛇の列……というほど長蛇ではないのだが、もしかして予想が外れたのだろうか。


ファストパスなるものもなくなりスマホでの予約制ともなったので、入ってすぐに向かうは、今までチェジュンはちっちゃいチェジュンだったから悪魔の乗り物、ジェットコースターなるものを乗ったことがなかった。いや、正しくは子供用のは乗ったことはあるのだが、本格的な、という意味でである。

実姉の子供も同じく、乗れる身長になったので、今日が初体験。ささっと進むは、水浴び山。

本命の大雷山は一旦お預け。


スタッフに水がかかるからと言われてメガネ本体を外すよう促されて外す。

水浴び山は最後のほうで一気に落下するアトラクション。その水しぶきに、メガネわたしが吹き飛ぶこともあるらしい。


だけども。


メガネおいらをかけている人って、なんでメガネあたしをかけているか分かりますか?

そりゃあれですよ。目が悪いからですよ。

そんな目が悪い人がメガネわいを外したらどうなります?


そう。

何も見えないんです。


この水浴び山は洞窟の中を駆け巡るので、暗い。

見えないに暗いが加わると、そりゃ凶悪なもんです。

隣のセバスが「なんだあれ」と声をかけてきても、見えないもんは見えない。



「きっと天使がフルートをかき鳴らしてるんだよ」


と、先頭で隣に座っている息子に、にこっと笑顔で言ってやることしかできない。


「父さん――」

「パパ上」

「……パパ上、それ、さっきも言ってたよ。ここ、洞窟の中だから天使いないでしょ」

「そうだな、でもきっと、天使がフルートをかき鳴らしてるんだよ」

「おいこの父さん壊れてるぞー。後我が家でそれっておならの隠語だったよね?」


いつ落ちるか分からないし、暗くて何が起きているか分からない。



そして、落ちる。

落ちたら落ちたで、水しぶきいつもより多い気がする。

それこそ、スタッフがでっかいバケツもってぶっかけてきたんじゃないかレベルで。


「ほ~ら、今日は大量の水だよー」

「思う存分に浴びるといいよー」


とかいって、落ちていく私達に向かって何人かのバケツ持ちスタッフがぶっかけてきたのは間違いないだろう。

そう、私は、まったく見えていないから想像で考えるしかないのだ。

さすが、夢の国。


その後はネット予約で取れたデレシンラ城の新アトラクションに入る前に色々消化しておく。


まずはチェジュンが乗っても大丈夫だと分かったので、大雷山へ。



先頭でぐるんぐるんと揺れながら、きゃーきゃーと隣で騒ぐチェジュンにほっこりしてると、ぐいんと急激なスイングに首を持っていかれる。


とんでもない勢いで回り続ける息子達を乗せたコーヒーカップを見て、すげぇ回ってるなとありきたりな感想を述べたり、


「DOC〇MOだ!」

「おい、DOC〇MOだ! DOC〇MOがきたぞ!」


と昼頃のエレクトリカルなパレードの最後に来た看板に、その前で踊ってたパレードの主役たちより興奮し。



「うおお! 前がみえねぇっ」


と隣で宇宙山の先頭でジェットコースターに揺られて騒ぐ息子を見ていて首を持っていかれ。



「うおお、回る回る、うげぇ」


デレシンラ城の時間になったので乗ってみたらぐるんぐるんと回されて。



とんでもない勢いで回り続ける息子達を乗せたコーヒーカップを見て、すげぇ回ってるなとありきたりな感想を述べ、途中、実姉と子供はダウンしたためお帰りになり、後は家族だけでのお楽しみだ。



「おおっ!? 今度はDOC〇MOじゃないぞっ! なんて書いてあるんだ!?」

「読めない読めない!」


とエレクトリカルなパレードの最後に現れた看板に盛り上がり。

ぐるぐると、スターなウォーズのぐらぐら揺れるライドに乗りながら。



心から、家族の皆に、言ってやりたい。




私は、ジェットコースターのような、急加速、急発進、ぐるんぐるんと周る乗り物は、大嫌いである、と。




私は直前に食べた食べ物が胃の中から逆流しないように必死に耐えながら、揺れる。















ぱんなこった!


皆様いかがお過ごしでしょうか。

ぱんなこったの妖精。パパ上でございます。

皆様に、ぱんなこったの祝福がありますように(-人-)



ええ、私、若かりし頃に熱も出てとんでもなく体調悪いときに飛行機に乗ってから、三半規管をやられておりまして。とにかくジェットコースター的な乗り物だったり、コーヒーカップのような揺れるものは、ちょっと揺れるだけで脳内が揺れちゃっておえってなっちゃうんです。


なのに、この、家族の仕打ち。

知っててやってるからなおたち悪い(笑

知らないわけじゃないんです。知っててあえて乗るんです! いや、私を置いて乗って来いといってもなぜか私を連れて乗るんです!

なんなのかとっ!(笑



まあ、なんか急にこんなこと思い出したので書いてみましたけども。

今回のお絵描きについて話をしてみましょう。



近況ノートに下書きを載せてはおりますが、今回は清楚系で攻めてみました。

しかしながら、振り向き構図のため、これどうなってんだ? と、何度も試行を繰り返すことに。



この構図、もう少しうまく描きたいもんですね。


さて、今回は新キャラ(?)

どなたがお伝え頂けるのか楽しみにしております。

なぜなら、私、交流、ありませんっ☆


なので、本当にざっとイメージですね^^

さわやかにBL書くイメージ??


■mono黒さん

https://kakuyomu.jp/users/monomono_96



https://note.com/292339/n/n8be24d7476ef


ではでは。


にんにんからの~


どろんっ☆


※星都ハナスさんのリークにより早くに気付いていただきました(≧∀≦)

 星都ハナスさん、ありがとうございます!

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