あれは、ダンクスマッシュより、痛かった

私は、とあるカクヨム民のコメント欄で、先日、このようなことを言っていた。



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おお。おめでとうございますー(≧∀≦)


産むときは本当に大変ですからね、あの痛みと言ったら本当に。

妊娠中も食べ物変わったりまともに動けなくなってふくよかになりがち(●´ϖ`●)


お孫さんにはデバデバ言わせないとですね!

重ねまして。

おめでとうございますー(≧∀≦)

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頂いた返信はこんな話だ。


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ともはっとさま。

お祝いのお言葉ありがとうございます♪


そうなんです。つわりが収まると食べすぎちゃいますね。

ともはっとさま、妊娠中は何キロ増えましたか?

産む時、痛かったですか? 会陰せっか……バシっ!


失礼致しましたm(__)m


はい、まずは娘と『デバデバフー』練習をして、陣痛に備えます。


コメントありがとうございます😊

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この内容を見たら、大体誰のところでコメントしていたか、わかるであろう。

そう、デバネズミだ。

にんにんさんなデバネズミ。

新たに始まったエッセイでの一幕。

最近私の近況ノートでおめめぱちぱちしてたにんにんさんだ。






そんなコメントを見ながら――




「――……産む時、痛かった」



ぼそりとスマホ片手に呟く私。

あれはもう、とにかく痛かった。死ぬかと思った。

本当に、どんだけ痛いのかと思った。


「ままー、なに一人でぶつぶつ言ってるのー?」


そんな私に、我が家の天使、チェジュンが聞いてくる。


「ままじゃなくて、パパ、な?」


いつも通りの返し文句を言いつつ、ぽすりとソファーに座って、あの時をまた思い出してみる。


「産む時痛かったって、パパ上、何の話さ」


ちょっといい金額のヘッドフォンをつけて、スマホデビューしてゲーム中毒により拍車のかかったセバスがヘッドフォンからとあるゲーム実況者の音楽をがんがんに聞かせながら聞いて来る。


「ああ、うん。お前等産んだ時の話だよ」

「産んだ時?」

「あー、あの時ねー」


がんがんとうるさい音を立てるセバスは、もう私の声は聞こえていない。

そんなセバスを叱りつつ、ヘッドフォンを乱雑に剥がしてはすぱこーんと頭に一撃与えるティモシーでありボナンザな妻が苦虫を噛み潰したかのような顔をした。


一言言うならやはり。


あの時は、痛かった、だ。





■□■□■□■□■□■□■□■□■□


それはもうすぐ子供が生まれるとき。

私は今か今かと生まれそうで陣痛が始まって痛いままに苦しむ背中をさすったりして、少しでも痛みを緩和してあげようと思っていた。


でも、そんなことで緩和する痛みならこんな苦しまないのだ。

どれだけ苦しいのか。

そう、鼻の穴にスイカを突っ込むという例え話もあるのだが、そもそもそれはスイカをどうやって入れればいいのかという議論にもなるのだが、とにかく痛いということを言いたかったのだろうとは思っている。だけど、入れたこともなければいれようとしても無理だし、あんなどでかいのがあんなちっちゃい穴の中に入ろうとしたら、確実に顔面でぐしゃって受け止めちゃって穴に入るわけがないのだが、誰がこんなわかりにくいことを例えとして出したのかとことん問い詰めたくもなったもんだ。その人は本当にスイカを鼻に突っ込んだからそういったんだよな、そうだよな、そうだといってくれ。それ意外とすぷらったらったら~♪


とか頭の中で浮かんでは消えていく考え。



いやまあ……

ぶっちゃけ。

眠い。

ちょっとテンションがおかしい。それは認めよう。



なぜなら今は深夜。

いつもなら寝ている時間。

いや、まだまだ起きていられる時間でもあるのだが、なんせ最近お仕事がハードすぎて。

今日も帰ってきてそうそう陣痛で苦しんでの病院送りなわけ。

予定日に産まれて欲しいから辺りを散歩してみたりして。

で、本当に念願の予定日に産まれようとしている我が子のために、私も寝るわけにも行かないのだよ。



とかなんとか言ってる間。


私の腕、あまりの陣痛の痛さで握り締められて、爪立てられて。

おまけにねじり込むように内へ内へと巻き込まれていってるわけ。

私も先ほどまで普通に立っていたのに、そんなことをされるもんだから少しずつ座るように体勢を変えていき、気づけば今は片膝ついて中腰さ。


痛い。

痛い。

でも、多分陣痛はもっと痛い。

間違いないことは分かっている。

でも、痛い。


眠気なんてとっくに飛び散ってしまうほどに痛い。


ぐいぐいと、どんどんと内へ引き込まれていく私の腕。

手や手首だけがまだ捻られているならいい。

もう今は腕――二の腕辺りも巻き込まれて、ぐるりと肌が渦を巻くように捻られた軌跡を描いている。



――よし、そうだ。

痛い、痛い。


痛いと思いながらも、言えるわけがない。

もっと苦しんでいる人が目の前にいるのだから。


――だから、そうだ。


――後。あと……







後、一ひねりで。折れる!







「ままうえさーん。そろそろ移動しますよー。旦那さんは外で待っててくださいねー」


看護師の声が聞こえて、私の腕は――










■□■□■□■□■□■□■□■□■□




「後もう一ひねりだったな。ちょっと気持ちよかった」

「「あんたはマゾか!」」

「当たり前だ。私を誰だと心得る、真性マゾも逃げ出す――」

「「「パパ上でしょ」」」



……分かってるじゃないか。




そん産みの苦しみを味わいながら我が子を産んでくれたティモシーに感謝しながら。


今日も我が家は、












ぱんなこっただ!






さてはて。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

パパ上こと、ともはっとでございます。


ええ、先日、あまりにもぱんなこった教うんたら言ってたので、ティモシーがわざわざおうちでぱんなこったを作ってくれて、食べたらめっさ美味しかった、あのともはっとでございます。


今日も明日も世界にも。

皆様に、

ぱんなこったの祝福がありますように(-人-)




そうそう。

2022/03/05は記念すべき日でございます。

何がって? そりゃ、私の80歳の誕生日の2日後ってことで――( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン


何が記念って、私の作品


『ライセンス! ――奴隷をやろうから始まる裏世界やり直しの旅 〜 俺は奴隷はいらないと言ったんだが、紹介された奴隷がコスプレが似合いすぎて俺の妄想が止まりません。彼女は妄想? そんなわけない。彼女にコスプレさせるために俺は力を使っているんだ。なに? 裏世界から追い出す? ふん、望どおり世界から追い出されてやり直してくれるわ。今更謝ってももう遅い。やり直した先で私がお前へざまぁしてくれるわ 〜』


が、話数ではそうではありませんが、カウント上300話越えました。


さて、記念すべき300話ぴったりのお話において、最後が何についての話だったかって話になるわけですけども。


……

…………

………………


『布』。


でしたね(笑


『布』ってなぁに?って思った方は、是非読んでやってく~ださい、な♪

300話だけ読んだらよく分からないと思うこと請け合いです。っていうか途中まで読んでる方が300話を他話数すっとばして読んじゃったらとんでもないことに感付いてしまって驚いて読めなくなるかもしれないのでオススメしません(笑

結構この辺り、ネタバレ回だと思ってます^^


そんな『ライセンス! ~裏世界で生きる少年は、今日も許可証をもって生きていく~』(こっちのほうが正しいタイトル)をこれからもどうぞよろしくおねがいいたしまする~☆


と。

ぱんなこった教祖様もおっしゃっておりますよ^^


https://note.com/292339/n/n6ed002fe34d6



……なんでぱんなこった教祖様描いたかって?


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でね、話がぶっ飛びますけど、書いて欲しい人、です。

ヒャッハーは、パパ上さま初心者なので、どこかで「それはやらない。無理」って書かれてたらごめんなさい(。-人-。)

『パパ上さま』です。

御自身で描かれるパパ上さまって、どんな感じなんだろう?って思うわけです。

---------


私、実は……ともはっとであり、パパ上であり、ぱんなこった教祖であるわけでしてからに????


これ言うと、私ってどれ? なんて話に思いつめちゃってゲシュタルトなんたらをなんたらしちゃってなんたらになっちゃうのでこれ以上なんたらしませんけども。


↑であれば、実はすでに描いてまして^^

特にぱんなこった教祖様は何回か描いてます。

よかったら合わせこちらどうぞ^^


パパ上

https://kakuyomu.jp/users/tomohut/news/16816700426415063972


教祖様(初お披露目と前回、今回のはもっと上のリンクをどうぞ)

前回

https://kakuyomu.jp/users/tomohut/news/16816700429268261014


初お披露目

https://kakuyomu.jp/users/tomohut/news/16816700426978052286







ではでは。

にんにんからの~


どろんっ☆

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