そう、それは、確かに有名なフレーズ(お絵描き∶リメイク かしこまりこさん)
「がっでむごー」
急に我が家のリビングで響く娘――チェジュンの声。
カウンターキッチンとリビング、そして和室が一つになった我が家自慢の二十五畳という広さを持ち、初めて来客する誰もが「ひ、ひぃ、ひろすぎるぅ。ひぃぃぃぃ」とじょばばばと足を震わせて腰くだけす――( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
……自慢の広さを持つ家族全員の憩いの場に、耳を疑うような意味不明な言葉が響いて私の動きは止まる。
「がっでむ……ごー……?」
直訳すると、「ちくしょうっ! いけっ!」になるような気もする。そんなチェジュンは――ん? あれ、ほぼ顔以外コタツ(我が錬金術の苗床)の中に入り込んだ天使がいるぞ? おやおや、どこから我が家に紛れ込んできたのかな? おかしぃなぁ、私の目には天使にしか映らないぞぅ?――天使のような可愛さでにこにこと楽しそうに『にぃんてぇんどぅすぅぃっちらいと』を持って遊んでいる。
おいおい、いきなりそんな――あれ? あんなところに妖精がいる。あらあらまあまあ。迷子になって入り込んじゃったのかしら――可愛い妖精が、悪い言葉使っちゃだめじゃないか。なんて思いながら、本当に天使で妖精なチェジュンが言ったのか頭の中で考える。
「おい、チェジュン。お前何言ってんだよ。意味わかるように話せよ」
今日は家族全員家でのんびりと。
だからこそ、コタツには反抗期かのように最近口が悪くなってきては、事あるごとに否定し、なんでもかんでも反論するようになった子デブちゃんこと息子のセバスもいる。もちろん、我が家の
そんなセバスは、チェジュンが言葉が頭の中で整理できないままに発してしまった会話にイライラするのだろう。
最近はよく「意味わかんない」とチェジュンを責めることが多くなった。
ただ、これは単純に、親のマネをしているだけなんではないかとも思う。
先日、チェジュンに「ごめん、何言ってたか分からないからもう一回教えて」なんて言ったことが何度かあって、その頃くらいからちょくちょくセバスが言うようになったもんだから、親の行動を見て育つとはよく言ったもんだと思う。
てか、お前、私にそっくりだな、おい。
お前も大概に、言ってること分からんときあるけどな。
と、思いながら。
セバスが反応したということは、間違いではないということだろう。
やはり。
チェジュンは、言ったのだ。
がってむごー
と。
「えー、よく言ってるよー? ねー、まま」
「ぱぱ、な。そんなこと言ってるの聞いたことはないが?」
「アニメとかで言ってるよー? 忍者のアニメ」
「忍者のアニメ……?」
そう、こんな感じで、何を言っているのか分からないときがあるのだ。
だけども私は、今まで妖精天使言語を聞いてきた知識を駆使して考える。
「がっでむ……がっでむ、ごー……」
何度か呟いてみるが一向に我が言語辞典には引っかからない。おかしい、なんだ、なにを示した暗号(?)だ。
気づけば私は、ロボットアニメの掛け声なんではないかと思いだしていた。
いや、その前に思い出したのは、「
「いけぇ! いまだ必殺! がっでぇむっ! ごー!」
「そこだ、喰らうがいい! がっで(↓)むごー(↑)!」
「いや違うな。……こうかっ! がっでむごー、いきます!」
「パパ上違うよっ、きっとこれだよ! がっでむごー、出陣します!」
セバスと私は何度も何度もチェジュンが言った言葉にこれではないのかと必死に動きを交えて叫んだり叫んだり、後はそう叫んだりして同じくコタツで寝転ぶトド――ボナンザでありティモシーな妻に「おい、今私のことトドって言ったやつ前に出てこい。思う存分噛んでやる」とか言いながらコタツから出てこないのでとりあえず息子と二人でコタツの中で錬金術。
チェジュンも巻き添えだがこの際仕方がない。
「……忍者。忍者……」
……そう言えば。
先日、セバスは忍者アニメで超人気な、「BORUTO」を見ていなかっただろうか。あれの元の話である「NARUTO」はとにかく人気で、海外でもコスプレする人が多かったり、コスプレする人が多かったり、多かったり……そう言えば先日夏緒さんが澄田こころさんのとこで、
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地方のイベントなら行ってましたよ〜。ヘソ出してコスプレしながら売り子してました。
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とか言っていたけど、夏緒さん、なにやってたのそれ。てかそれ、私の次のお絵描きへの挑戦? ねぇ、夏緒さんのお絵描きだけ違う方向へ飛んでいってる気がするよ。
なんて思いながら。
くそっ。海外では妙におっさん達があの主人公のうずまきナルトのコスプレしては「きゃめひゃめひゃーっ!」ってサイヤ人みたいなことしてたりするのみるけども。そういや、海外でいうなら確かかしこまりこさんが海外にい――∑(‘◉⌓◉’)
とかなんとか、なぜ驚いたのかは分からないとおもうけども、衝撃の事実に気づいて自分ひとりで驚き考え、そして、至る。
「まさか……」
「だってばよ、か……?」
だってばよ
⇒少年ジャンプにて連載していた忍者漫画NARUTOの主人公、うずまきナルトの口癖。なお、ナルトの母親、うずまきクシナの口癖は「だってばね」
ぱんなこっただってばよ!――( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
いえ、実はこのお話、後日談がありまして。
私が最初に「だってばよ」を「がっでむごー」って言ったらしいです。
若気の至り、ですね……。
さてはてさてはて。
そんなことより私、とんでもないことに気づいてしまいました。
え、というか皆さん気づいていらっしゃいました? いえ、気づいてないですよねっ
はたまたは、
ももいろたぬき戦隊。
この戦隊達。たぬき一号からたぬき四号、そしてマネージャーに上司がいるって話でしたよね。これ誰が指定したのか忘……あ、四号のパンダか。
そんなたぬき達。
もう一度おさらいしてみましょう。
■たぬき一号
雨 杜和orアメたぬき さん(元々はアメリッシュさん)
https://kakuyomu.jp/users/amelish
■たぬき三号
かわいい系美少女(ってなにこの指定!?)
ko-todo さん
https://kakuyomu.jp/users/ko-todo
■たぬき四号
パンダ さん(なんで女体化してんのだろうか)
https://kakuyomu.jp/users/matsuko0421
■敏腕マネージャー
杉浦ヒナタ さん(ねこ大好き)
https://kakuyomu.jp/users/gallia-3
■謎の上司
無雲 さん(それはむーんこった)
https://kakuyomu.jp/users/moonlit_fables
そう。
こんな感じで、描き直したりしてたわけですよね。
で。何か、抜けてません?
そう。
二号が抜けてるんですよっ!
■たぬき二号
もっちり系ヒトヅマ(ってこれなに!?)
かしこまりこ さん
https://kakuyomu.jp/users/onestory
できれば……もし誰か気づいていたなら、教えて欲しかった……っ
この中で唯一男で描かれてる杉浦ヒナタさんはおいといて(?)なんで誰も二号のこと言ってくれなかったのかとっ(笑
ずっと、違和感あったんですよ。
そう、私、むーんこったさんをある時からたぬき二号だと思ってたんですよ。
謎の上司たぬき二号みたいな。
何度かこの日記でも忘れないように書いてたんですよ。お絵描きまとめとかもしたりして。なのになんで……いや、ただの勘違いなんですけどね(^_^;)
いえ、まあ、ね……。
ほら、私、『M』じゃないですか。
で、ですね。
かしこまりこさん、この日記見てない(はずな)ので、と、いう毎回恒例のカクヨムの輪になるわけですけども。
今回は、このお絵描きに気づかれても今更恥ずかしいし、気づいてもらってぼろくそに言われても辛いし。なんだったら描くなと言われてお倉入りするのもまた怖い。(どんなイメージやねん)
もういっそのことこのまま私が勝手に描いているだけなので、気づかれないまま行こう、とそう思ってる次第です(笑
そうなると、このお絵描き、初期に描いたお絵描きとの見比べ、かな、と。
自分の成長がよくわかる――いや、分かる? 分かりますよね? 成長して……ます、よね……?
https://note.com/292339/n/nfe4df67adbaf
で。
そんな意味を込めて。
フリッカージャブみたいなポーズ――
「これ。そんなポーズにみえないよ」
と、ティモシーに下絵描いてるときに言われて凹む。
ちゃんとフックから顔面守るためにガード上げながらだらりと片手を揺らしてる(風)なのに……
皆さん、どう見えました?(笑
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