パパ上は思い出す(お絵描き∶雪うさこさん)


まー、この今から書くお話。

どっちかってーと、こっちに書く話ではないかなとか思ったり。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054890238621


まあまあ、勢いでこっちに書いちゃったわけではありますが、↑のお話もお暇であれば読んでみてくださいな(o・ω・o)


なお、以下のお話。直接的な表現はしていませんが、卑猥、というか、アダルトゲームの話が書かれています。不快な方もいると思いますので気に入らなかったらブラウザバックを推奨いたします。




さてはて。ぱんなこった(多分今まで史上、こんなに早いぱんなこったは初めてかも。いや、早いぱんなこったってなんなのさっ)を早速してみますれば。


唐突にではありますが。

皆さんは、『終末の過ごし方』というゲームを知っていますか?


いや、むしろ、知っていたら私はみなさんを尊敬します。

なぜって。

私も、やったことないのですから(?




でも、話は知っています。

そして、知っているからこそ。私のラノベ脳を形作る、一つであるのだろうと、自身を持って言えます。


この『終末の過ごし方』。

すっごい古いゲームなんです。


初リリースは1999年。つまりは、1900年代最後の年に、今はないゲーム会社、アボガドパワーズから出た、スクリプトノベルAVGという、あまり聞いたことのないジャンルの形式のゲームです。

簡単に言うと、シナリオを、ただ読んでいくだけのゲーム。確か、このゲームは極端で、選択肢が何回かあるだけのゲーム、だったと思います。


そんな当時は、私、知りませんが(?)世紀末、ノストラダムスの大予言とかで騒がれていた時期だと思うので、こんな特殊な作品が出たんだろうと思います。


まあ、ぶっちゃけると、アダルトゲーム、なんです。

一応は、当時は人気なゲーム会社だったみたいですが、私は先に書いたとおり、このゲームはやったことはないですし、かといって、アダルトゲーム自体そこまで興味はないので……――興味は、ないのですが、興味はもちろんないのですが、いやいや、興味はないんですよ。でもなぜか、このお話は、知っているんです。


どんな話なのか、簡単に書いてみますと。


ある日、後一週間で世界が滅ぶ、と、なぜか世界中の誰もが知っている彼らの世界。

誰もがその一週間を自由に過ごす、わずかに残された時の中、日常を繰り返してしまう人々の一週間を描いたお話。

主人公は、そんな世界が滅ぶと確定している世界で、生徒が一割ほどになってしまった母校にいつもと同じように登校しその一週間も当たり前のように過ごす。


その一週間において、同じように日々を懸命に生きる、五人の女性。

そんな彼女たちと、一週間だけ関わり、そして主人公がどの彼女と終末を過ごすのか。



というのが、大体のあらすじです。


何が凄いって。


これは、世界が滅ぶことが確定しているので、誰を選んでも、バッドエンドなんです。

実は滅びませんでしたとか、主人公が世界を救ったとかもなく、救いは、ないんです。

ちゃんと、最後は世界が滅んで終わります。


でも、バッドエンドではないんですね。なぜなら、それがすでに確立されているから。彼、彼女達は、そうなることを知っているから、その最後まで、悔いなく生きるんです。

その一瞬とも言える彼、彼女達の一週間。


それを、ただ、読んでいく。

そして、なぜか、感動するそうです。



終末があると知っている。間近に迫っている。

だけど、普段と何も変わらず、最後まで生きていく。

それを淡々と書いた作品。

混じり気がない、ノベルとして、読むだけの作品。


ゲームですよ?

なのに、ノベルなんです。

昔、謳歌したらしいこのジャンル。謎を解いたりする『弟切草』とかもこのジャンルですが、あれは謎を解くという、推理力が試される話ですが、


このお話は、


ほぼ、読むだけ。




なのに。

感動するそうです。


それが、このお話の凄さなんです。

だから、当時のこの作品を知っている方は、誰もが、映画のようだった、と言うそうです。


キャッチコピーをつけるなら。


    『よい終末(週末)を』


まさに、そう、でしょうね(≧∀≦)


それこそ、一時期流行った、むしろこれから流行る? ディストピア系の終末ものの走りといっても過言ではないかな、と。


って言うか、私、なんでアダルトゲームの話してるんですかね?

やったことないのに(笑

やったことないのに。


……大事なことだから、何度も言いますよ?


やったこと、ないんですよ?


もっと言うなら(しつこい)ですけど。

わたくしごとですが、この辺りを久しぶりに調べた時に、驚きました。


私の作品に


 『氷の世界』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889926403


ってのと、


 『雪が止む頃に』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887932874


って作品があるのですが、


それぞれの主人公達が、『氷の世界』は『スイ』と『イル』って双子の兄妹で、『雪が止む頃に』って作品の主人公の弐つ名が『閃光の二重影』なんですけども、まさかケロQ(プリンセスソフト)ってアダルトゲーム会社が出した作品で『二重影』って作品(あ、調べないほうがいいですよ。現在の作品なんて目じゃないくらい鬱とかトラウマが似合う作品なので)があって、且つそこに出てくる双子の姉妹で、悲惨なことになって首だけ祭られるという双子仲良くトラウマCGな二人が出てるのですが、そのキャラが、知的な雰囲気を持つ姉の『イル』と無邪気な性格をしている『スイ』だったことに驚きを禁じえないわけですけども……。


この『二重影』って作品も、凄いみたいですね。

初見では、誰もが開始1分でゲームオーバーしたそうです。


何で知ったのか、なぜ知ろうとしたのか、というのは、勿論、面白そうだったから。

でも、私がこれを知ったのは、この作品がすでに絶版していた頃。いえ、辛うじて手に入った時期か?? いや、興味なかったからなぁ。うん。


でも、昔の作品ほど、シナリオが突飛で秀逸で、そして心躍るっていうのはなかったのではないかとも思います。

それとも、当時が斬新で、今はそれらが斬新と思わなくなったから、なのかもしれませんが。


まあ、とにかく。

そんな感じなので、私はゲームをして知ったわけではなく。

ただ、この作品(終末の過ごし方)のMADムービーという、この作品を個人が編集・合成し、再構成したもので知りました。


そう、これ。少し前に問題になってた話ですね。


著作権を持つ誰かしらがダメと言ったらダメみたいなちょっとグレーなやつですが、よく知らないままに見て、興味が湧きました。


アダルトゲームだから、と舐めてかかってた私は、馬鹿だったと。普通に思いました。

もち。MADムービーなのでアダルトなシーンはありません。純粋にそのMADムービーもクオリティが凄かった。これに尽きます。そしてシナリオだけを読んでみると、あら凄い。あらあらまあまあなんて素晴らしいのかしら。


なんて情に訴えるムービーなのだろうかと。

なんて話がしっかりしているのだろうかと。


いつか、こんな作品を作りたい。

そう思える作品だと、今も思えます。勿論、古き良き時代、そして、思い出フィルターも通ってしまっていて、色褪せなくなっているということもあるでしょうがね。


とまあ、私のラノベ脳を形作る一つ。

思い出したので、つい。書いてみました。

みなさんも、そういうのありません?


私も、これを思い出したらぽろぽろといろんな話を他にも思い出して、思わぬところで原点回帰ができてちょっとスッキリしました。


時には一度戻ってみてみるといいかもですね。

きっと色んなアイディアもでてくるはず。




まあ、何を言いたいのかって言いますと。



この『終末の過ごし方』。

よく見たら。

主人公を含む(主人公の友人以外と言うべきか?)、ヒロイン、全員。




メガネ、なんです。




これ、言いたかっただけ、なんです。



私、メガネ好きなんだなぁって。


https://note.com/292339/n/ndb07a6ddee55


ね。雪うさこさん。



なんか、メガネ描きたくなってつい。

どうぞ、お納めを。m(_ _)m



さあ。

今日も明日も。

皆様にぱんなこったの祝福がありますように(-人-)




さあさあ。

雪うさこさん。


忙しそうだし、目痛めたみたいだけども。


いつ、これに気づきますかね?(笑


追記∶

なんてこった。前話でありがたくコメントもらって、そのときに匂わせ過ぎちゃって私が気づかせちゃったよっ(ぁ

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