1日目終了時点での設定(本編関係あり)

【世界背景】




地界・・・20xx年の世界。そこまで2020年とは変わらない。少しだけハンズフリーで使える携帯電話などが増えた。




天界・・・雲の上にある、というイメージの元、創生神が作った死者の魂を回収、保護、再生を行い、転生させる場所。懲役100年未満のものや、一部例外の者が住んでいる。多数の死神、天使もいるが、懲役の時間をそこで何かを経営しながら楽しく暮らしている人もいる。




下界・・・地獄などや、魔界のある場所。懲役100年を超えるものが基本的に行く。死してなお、悪事を働くものも居るため、それらを罰するために、魔族が使われる。よく使われているのは魔族の鬼族である。




【概念説明】




魂・・・・ただの器。人の心を形作るが、中身はその人次第。その人の生き方によって刺激により、魂に傷がつく。ただし、それは悪いことではなく、ある意味成長なのである。触れるには神や天使にならないといけない。ただし、中に入った契約書などは触ることができる。基本的に穴のない真球。中身が出てしまうというのは、よっぽど精神ダメージを受けて穴が開いてしまった状態である。ちなみに、穴を塞ぐのには、中身がかなり重要。




中身・・・魂に入るもの。魂に傷ができて、漏れて出たものが何らかの要因で世界に留まると、それは霊になる。生き方に依存し、中身は変わる。最初に入る中身は確実に親や環境によって抱いた感情である。それを元に中を満たすため、少しでも悪いことをすればすぐに染まる。まさしく無色透明であると言える。天界、下界においては、運ばれてきた状態を契約書によってキープされるので、よっぽどの感情を覚えない限り変質はしない。




霊・・・・2パターンによって世界に留まる。一つが、死神が魂を回収しなかったため、魂ごと世界に留まったパターンS。もう一つが魂から漏れて出たものがそれに変質するパターンO。基本、パターンSに関しては無害であり、守護霊になったりするのはこれである。対してパターンOは、周りの感情から守ってくれる魂が存在しないため、もろに悪感情、良感情を取り込む。またそれと同時に、他人にも与えられる。ポルターガイスト等はどちらかというとSによって起こされる、寂しさを埋めるためのいわば八つ当たりであるため、殺意は基本ない。




契約書・・神との契約により、様々な恩恵を授けることが出来るもの。基本死神が使う契約書は魂の中身の保護、魂の保護である。




死神・・・死んだ者の罪の清算の一つの方法。真面目に働くと、早く懲役を終えれるが、天使になるとその後ずっと天界で暮らすこととなる。コートは配布されるもののである。




【人物】


新島健太 (ケンちゃん)


身長は167と平均並み。少し長めの前髪を除くと普通の男子。顔色はすこぶる悪く、基本睡眠不足(悪夢でうなされて)隈が取れない。0日目にある通り、姉を失っている。それにより、かなり精神ダメージ受け穴が開いていたため、姉の霊(魂無し)に憑りつかれていたところ、テツと出会い少しは改善。それにより、姉に反抗するほどの気力を取り戻したが、姉がそれにより発狂、テツごと魂を破壊しようとされた。その時に雷によって重体となることで天界に招かれた。


精神力や霊魂ランクはかなり高く、まず常人を超えている。というか3年間怨霊と化した姉に憑りつかれているのを耐えられている時点でほぼ超人。また、思考力や洞察力もずば抜けているが、思考の沼にはまりやすい。


身体能力は並みより少し低い。だが、運動等のことをしようとすると、楽しんでしまうため、姉に圧をかなりかけられる。1度それにより、吐血したところテツに助けられた。


元々の性格はかなり優しいけど、悪ノリもできる一般高校生だったが、人と深く関わることにとても臆病になってしまった。


それの壁を砕いても近づいてきたのはテツであり、自分の半身のようにも感じている。がまだ、少し深くかかわることに恐怖を覚えている。また、関わろうとする度に姉が圧をかけてきていたため、それも要因の一つとなっている。


ホモではない。






山城哲也 (テツ)


クラスのムードメーカー的存在。身長176と平均より高く髪はさわやかな短髪。バスケ部のエースになるぐらいに運動能力も高く、勉強も点数は良い。いわば超人のようであるが、気さくで陽気な性格故にみんなから好かれるが、それゆえにみんなから「あいつなら大丈夫。」と思われがち。また、女子からは好かれるが、あくまでも恋愛とは別のベクトルのため彼女は高校でできたことはない。中学ではいたが、いわばおままごとのような関係だったよう。


ケンちゃんと関わるようになった要因は、実はケンちゃんは良く意識していないことだが、真面目に等身大の「山城哲也」として見てくれたことのよう。他の人は「何でもできるテツ」という風に見ている故だろう。


そんなケンちゃんに良いところを見せようとして、また、最近よく笑うようにもなってきたため、バスケを見に来てもらったところ、自分でも分からないくらいに力が出て身体能力をオーバーした力を出して倒れる。


その後二人で保健室に向かっている時に、急な寒気等を感じたと思ったら、雷に打たれて以下同文。


実は(分かってると思うが)頭は良くない。


だが、とっさの直感力や判断力に関しては飛びぬけている。霊魂ランクは並み以上で精神力は高め。


ケンちゃんのことを親友だと思っているが、少しそれを言うのを気恥ずかしく感じている。


タイミングが来たら言い出そうとも思っている。


ホモではない。(二回目)






日君真(シンさん、お兄さん、おじさん)


ひぎみまことと読む。愛称はシン。とても珍しい名前。本編には名前は全く関係ない。


短髪に少しくたびれているような黒の死神用コートの気崩し、老けて20代に見えない顔により、40~50代と判断されやすいが、姿は一応28。また、黒髪で多少もじゃもじゃしたアフロに見えなくもない髪形で身長は173でありながら、180位に思われる。


この世界で唯一、本名を自分から語らなかった人。押され弱いが、最も精神力は高く胆力が強い。レイのことは本当の子供のようにも思っており、また親友だとも思っている。死神になった頃は自殺に対する忌避感は無かったが、レイと出会ってから自殺に対する忌避感を覚えた。その後に1度転生したが、レイと巡り会ってしばらくした後に記憶が戻る。またレイもそれの後に記憶を戻す。死後、天国に住人としていこうとしてた所、課長によって引き抜かれ、その時に直談判して、レイと一緒に仕事をするということを確約させ、2度目の死神となる。


判断力などはとても高く、霊魂ランクもBとまぁまぁ高い。


妻はシンより先に死んだという報告があるが、詳細は不明。






吉備玲弥(レイくん、レイ)


本名は関係ない(二人目)。ホモじゃない(三人目)。ただのファザコンである。


身長は120と小学生の大きさである。また髪はコ〇ちゃんのような感じである。それはシンが「小尾学生はこんな感じの髪だろ?」と散髪してから、その髪型を気に入ったようだ。要するにファザコン。


愛称はレイである。小学生のころにシンに拾われ、その時に真を「しん」と呼び、以降2人きりの時や、心に余裕があるときはシンと呼ぶようになった。(呼び方が重要な場面での。例として挙げるなら3者面談などは真さんと呼ぶ。)今作二番目の霊魂ランクの持ち主。純粋な少年のような感じでも、かなり大人。というか死んでからくる世界だからめっちゃ大人であるが、それでも、育ての父であるシンのことをとても好いており、尊敬している。ただし、性格が子供の姿に引っ張られているのか天邪鬼なところがあるために、「おじさん」と呼んで楽しんでいる。比較的温厚で冷静。だが、自殺をするのはあまり許容できない質。1度目の生の記憶がなく、自縛する理由の分からない


ただし、シンから好意を向けられたり、他の人に家族仲を褒められると途端にダメになる。


本当にファザコン(3回目)






天使(課長)


今作1番の霊魂ランクを持っている。詳しくは2日目早朝の次の話で判明。


通称「天界荒らし」。創生神に対して不敬な発言をしているが・・・?


めっちゃ怖い人。ただし、人は正しく評価してくれる。


仕事に対してはとてもいい人、良い上司であると言える。






キャロル・ディターナー(たこ焼き屋さん)


天界の住人。ふくよかなおばさん。金髪で三角巾を付けて、エプロンも付けている。うしろでポニーテールしている。アメリカ出身の親日家でたこ焼きにハマった。


もしも日本語で話していたら、確実に関西弁だが、英語を件の翻訳でやっているため、若干スラングかかってるだけの普通の言葉になった。


かなり顔が広く、死神で知らない人がいないほど死神界隈で人気なたこ焼きを作る。


味は銀〇こ。


すごくいい人。今作一番いい人かもしれない。発言もオシャレ。


(メタ)本人の出番は終わっている。






三田雄二 (おじいさん)


特筆すべきことはない。これ以上詮索する必要もないだろう。


一つ言うならば・・・きっと今は幸せだ。






レイチェル・ワルドー(2人目の霊)


推定、元死神。


とりあえず、天界暮らしは確定した。


その後どうなったかは2日目早朝で。






宿の女将(小雨)


京都弁の方。黒髪ロングのロリの見た目をしているがその格好は実は20代の時。


レイくんと並ぶと兄弟のような身長差になるが、色気はかなり出てる。


得意料理は、どんな人にでも受け入れられるお味噌汁。外国人はまず、この味噌汁で落ちる。


今作で数少ない女性陣の一人で、めっちゃ綺麗な人。であり謎も多い人。


この見た目故に、男はより取り見取りだが・・・?


ただし、霊魂ランクは3位である。(情報開示)






新島明音(姉)


作中では死亡済み。魂は、霊が多少こぼれていたこともあり、また懲役も短いため、天界で暮らしている。すごく明るい性格をしているが、霊のほうはそうとはいかなかったようで・・・


現在その霊は急速接近中。来たとしても、天使と死神によって止められるが、かなりの力を持っているため損害は必ず出る。

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