やはり九条先生の作品は裏切らない!
人間の弱さ、卑屈さ、そして温かさと強さ。世界や状況が変わっても、先生の物語の主人公の必死の生き様は私達を勇気づけてくれます。
タイトルとテーマには少し驚かされましたが、王道を踏襲した上で、先生ならではの人情味溢れる復讐物が目の前に展開される様は壮観です。
ストーリーや背景もしっかりと練られているのが感じられて、読んでいて違和感を覚えるようなことはありませんでした。
あまり書くとネタバレになってしまいそうなので控えますが、最後に一つだけ。
ヒロインがまじで可愛い!!!!!
以上です。皆さん是非読んでみて下さい!
先ず言える事は最高に面白い。
勇者パーティに蔑まれ屈辱の日々を過ごしある日突然追放された主人公アレク。
何かを秘めた(後にわかります)上位魔神ティリスと出逢えた事でアレクの復讐が始まる。
ここだけならよくある《追放ザマァ》ですが九条先生がそんな軽いザマァを作る訳もなく、復讐する時の冷酷さ復讐してる時の高揚感を見事に描写され寒気すら感じる。
始めは復讐に燃える主人公アレクの一線を超えた狂気に驚きとどこか共感してしまうが、ティリスと出逢い主人公アレクの中に芽生える心から復讐心と計画はそのままにやっぱり人間って負なる感情だけじゃないって事感じられる物語。
カクヨム投稿を切に願い待ち望んだ《イチャラブテイマー》を是非とも共感して貰いたい。