第5話
この男、アオバ・クローバーの顔は全く記憶がない。あのラノベはヒロインを前面に押し出していただろうか。こいつの挿絵が入っていた記憶がない。が、能力は覚えている。曰く、『吸収』だったはずだ。発動条件は触れること。こいつが出てくるラノベは最初に最強の能力を吸収してクッソつまらない無双が続くはずだ。つまり…
「どうかした?」
この手を握ってはいけない。どうかわすか?
(おーい、君にあげた能力使ってよ)
能力ってキモいチート使うなら死んだ方がマシだ。俺はこいつらみたいになりたくない
(君はそう言うだろうと思ったさ。だから、君にぴったりの力を用意したよ!クックック)
クックックて…まあいいや。早く教えろ、貧乏神。
(貧乏神って訂正して!)
いいから、早くしろ。流石に怪しまれてるから!
(むう。わかったよ。君の力は反射と無効さ)
ゴリッゴリの中二かつチートじゃねえか!
(それはどうかな。使ってみてのお・た・の・し・み)
うぜえ。ノリがうぜえ…
あとは頼んだぜ @zakiso
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