第10話 新しく孤児院に来た、暗い瞳の女の子と出会う。

孤児院に新しい仲間が来た。

彼女はとても暗い瞳で挨拶をする。

誰とも心を通わせようとはせず、笑顔はいつも作り笑い。それを自分だけが分かっていて、それでも声をかけることはなかった。


しかしある時、そんな彼女が1人泣く場面に遭遇してしまう。

逃げ出そうとする自分に、彼女は引き止めるように声をかけるのだ。


『たすけて』と。


◆◆◆◆◆


孤児院という施設の性質上、ボーイミーツガールは起こりやすいけど

色々と抱えた人の集まりみたいなところもあるし

深い会話だったり、お互いの不安を共有し合ったり

物語がたくさん生まれる場所でもあるよね。

共同生活ってのが結構大きくて

幼いころ、孤児院で一緒だったっていうのだけで

設定に深みが出るというか、いろいろ調理できそうな感じ。

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