第2話 イチゴの休日
ー休日ー
ピロン
「あ、メールがきた。あ! ももちゃんからだ!なんだろう? 」
《 急なんだけど、明日遊べないかな? 他の友達と2人で行く予定だったんだけど、良かったらいちごちゃんもどうかなって! お昼の12時に○△駅に待ち合わせなの! お返事早めにお願い!待ってまーす 》
と書いていた。
私は友達がいなかっから遊ぶ機会がなく、急に誘われて戸惑っていた。でも、とても嬉しい。
「よ、よーし、明日、行ってみようかな......」
そして、メールの返信をした。
ー次の日ー
「あっ!いちごちゃーん、こっちこっち! 」
ももちゃんが呼んでくれた。
(あんなに可愛い格好して......彼氏や好きな人がいるのかな。それに比べて私は中の下って感じの服装。あ、友達もうひとり来るとか言ってたけど、誰だろう? )
と思った時、ももちゃんの友達が来た。
「もも〜、おまたせ! ごめんね時間すぎちゃって! 」
とその子は言った。
その子はももちゃんの隣にいる私を見た。
「この子がいちごちゃん? 初めまして! 松本かんなです。よろしくー! 」と言われた。
とても驚いた。そして心の中で喜んだ。
「う、うん、よろしくね」と言い、休日の友達とのお出かけが始まった。
お昼ご飯を食べて、そのあとはカフェに行った。
みんなで楽しく去年の中学校生活を語った。
ゲームセンターに行き、プリクラを撮った。みんな可愛いポーズしてるのに私だけ謎のポーズをしていた。
「結構盛れてるね!」とかんなちゃんやももちゃんは言うが、(盛るって何? どういう意味? )と思った。
でもこの1日は最高に幸せな日だった。
また行きたいな。
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